私の好きなくだり
「そう、この世に生まれて一番の喜びは、自分の考えていることを実現することだと僕は考えています。」
一見、大きな目標を持て、的な話に思えるけど、えびすさんが言っているのは、
たわいのない毎日の中で、誰にも邪魔されずに一日を過ごすこと(例えば好きな本を読んだりお昼ご飯を選んだり好きな場所へ行ったり←えびすさんの場合は競艇)
そんなささいな自由こそが人生の最大の喜びだと言っている。
つい、群れに属していないと不安になったり、人目を気にしてしまう自分がいるけど、
ほんとはみんな、人に気をつかうことなく、自分のペースで好き勝手に行動したいと思っているのかも・・・。
だけど、例えば職場の友人が一人カラオケに行った、という話を聞いて、
「マジか!!」
と笑ってしまう自分がいる・・・。(その人のキャラにもよるけど)
なんで、ひとりぼっちでいたら、「かわいそうな人」になるんだろう・・・。
私も一人カラオケや一人焼肉、一人バイキングや一人旅行をしてみたいわ。
えびすさんはとにかく、
人の迷惑にならないようにそっと生きていたいらしく、(それでも何故かおもしろがられてTVにひっぱりだこだけど)
自分がされていやなことは絶対に人にしないと決めているらしい。
だから、それだけ気をつかって生きている自分が人から嫌われたり恨みをかうはずがない、
というある意味自信のようなものがあるところが、
私のようなちっさい人間とは違うところなんだなーとよくわかった。
みんな、えびすさんをちょっと上から目線で見てるけど、
群れに属しないように生きていく人はやっぱり信頼出来るし、強い人なんだろうなあ、と思った。
息子の読書感想文にこの本を薦めてみたけど、即却下やったわ。
あかんか?
みんなやっぱり、えびすさんをバカにしてるんちゃう??(笑)