病院待合室での老人の会話

特定検診の案内が送られて3か月。

あんまり長い事行くのを怠っていると、またセンターから電話がかかってくる。

忘れていたわけではないけど、保健センターに行くのは遠いし、面倒くさいので、近くの徒歩5分の医院に行くことにした。

病院で待っていると、足が悪いのか？足を引きずり杖をついたお年寄りが、奥様らしい人の介添えで待合室に入ってきた。

しばらくすると、その方達の知り合いらしい人が入ってくるなり、

「新車買ったんですか？」って、その方たちに言った。

「買ったよ。まあ3年くらい乗れたらええと思うてな」

「年なんぼになったんですか？」「84や。みんな周りが反対して、免許返納せいと言うけど、最後の楽しみと思い切ったわ。」

「でも、勿体ないんと違う？」「あかんと思うたら娘にやるわ。」

「昨日もドライブしてきたわ。まだまだこれから頑張るで～」

「そや、がんばらにゃあ。」の会話。

歩くのも大変そうな84歳のご老人でも、こんなに意気盛んな人もいる。

検診が終わって外へ出てみると、なるほどピカピカの新車が止まっていた。

84歳で新車かあ！すごくおもいきりがいいなあ。

事故も違反もなく10数年きたけど、新車を買うどころか、私も年だから時々免許返納を考えることもある。

主人は、「更新だけしておいたらいい。」というけど、更新したら乗りたくなるのが人情というものだ。

家の近所は不便ではないが、徒歩だけとなると心もとない。

暑い夏に外は歩けそうにない。😞 

小柄な私に合う自転車を買おうか、小型でも、イヤ今更危ない。

「ズッコケたらタダで済まないぞ。」と心の声

どうしたらいいのか、自問自答の日々もあるけど、先のことを心配してもしょうがない。

今は一応元気で運転できるんだから、更新前に考えることにしよう。

ペイントで以前作ったロボット。