犬との還らざる日々

ワンコが虹の橋を渡ってから、早くも1年。

他人から見たら、何という変な犬を飼っているんだろうと思われたかもしれないけど、アホな子ほどかわいいというではないの。

今晩はワンコの大好きだった唐揚げを作って、写真にお供えした。

大好きだった唐揚げ、虹の橋の向こうで涙を呑んでみているかもね。

夕食後、買い物兼ウォーキング、歩いていると、ちょっと前をヨタヨタ歩くラブラドールのワンちゃんが。

アﾂ！アンリちゃんや！向こうも私に気づいて、あと帰りしてくる。

かわいそうに、お腹に大きな脂肪の塊が出来ていた。

年を取ると犬も人間もあちこち悪いところができて本当に困るよね。

大きいと体が弱ってくると、飼い主さんもお世話が大変になってくる。

飼い主さん頑張ってお世話してあげてくださいね。

私は、犬はみんな好きだけど、、ゴールデンリトリーバーとかラブラドールみたいな大きな犬が特に大好き。

犬の方もたいがいは私を好いてくれるようで、昔、公園を歩いていたら、セントバーナード犬が私を見るなり尻尾を振り振り大急ぎで寄ってきて、寄りかかってきた。

重いのなんのって、私はハイヒールを履いていたので、ものの見事にすってんころりんとひっくり返ってしまい、飼い主の方が平謝りされたことがあった。

でも優しい犬だと判っていたので、私は少しも驚くこともなかったわ。

一度大きな犬を飼ってみたいと思っていたけど、今まで飼ったのはワケアリ犬ばかりだった。

動機は１匹でも不幸な境遇から救ってやりたいと思ったんだけど、

知らぬが仏で、食べさせてはいけないものを食べさせたり、フィラリアの駆除をしなかったり、わけのわからない飼い方したから、

犬の方が迷惑だったかもしれない。

どんなワケアリ犬でも、可愛がると、際限なく愛をいっぱいくれる。

暑くても寒くても、犬との散歩は楽しかったし、落ち込んだ時も犬にぶつくさ文句を言ってストレス解消できたし。

だけど、・・・そんな日はもう帰ってこない。