【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【勝手に世界遺産ツアー復活】

2017年01月06日 | オムコイ便り
 
 さて、年末年始を共に過ごす二人のゲストが揃ったところで、恒例の「勝手に世界遺産体験ツアー」に出た。

 第一弾は、むろん「郡部文化遺産」から「世界文化遺産」に復活した竹橋渡りのアトラクションである。

     *

 真ん中がねじれて階段が撤去された元世界遺産の吊り橋を見て、「こりゃあ、凄いわ」と二人が声をあげる。

 そのとき、たくさんのゲストと一緒に渡ったスリルとサスペンスの思い出の数々が番頭さんの胸をよぎり、思わず瞼が熱くなった(ホンマかいな?)。

 しかし、中には恐怖(?)でしゃがみ込む人もいたから、万民(?)向けにはこの方がいいのだろうなあ。

 そのうちにこの橋も傷んできて、新たなスリル&サスペンス伝説が生まれるかもしれない。

 ともあれ、若い二人はご覧のような余裕のポーズで、笑顔の橋渡りを完了したのだった。





    *
 川向こうの棚田に入ると、今度は「勝手に世界動物遺産」の放し飼いの水牛たちが盛大に出迎えてくれた。





 一頭の赤ん坊などは、興味深そうこちらを眺めつつ、とことこ近寄ってくる。

「これ、触ってもいいですか?」

 裕哉さんが思わずそう訊ねるくらいにまで接近してきたのだが、後ろの方では母牛がしきりに警戒の素振りを見せている。

 突進でもされては、ことだ。

 それは我慢してもらって、遠巻きにしながら棚田を突っ切っていった。





 稲の収穫を終え、こうして水牛たちが棚田に戻ってきたのは、案内役の番頭さんにとっても喜ばしいことである。

    *

 晩飯のおかずは、薬草、香草がたっぷり入ったプラーニンのトムソム(レモン味)スープ。

 これまた大好評を博し、裕哉さんからは「これまでの旅の中で一番うまい」というお墨付きをもらったものの、番頭さん、またもや煩悩に屈して写真を撮り忘れてしまった。

 食いしん坊の皆さん、ごめんなさいねえ。

☆今日も、応援クリックをよろしく!
タイ・ブログランキング
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【長くとどまり深く触れる旅】 | トップ | 【棚田大展望ミニ・トレック】 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オムコイ便り」カテゴリの最新記事