ビエンチャンに行くつもりが、体調のせいもあって急遽メーサイまで走ることになった。
チェンマイから、約4時間。
市街に入ると、「美塞(メイサイ)警察」という中国語の看板が目に入った。
単なる当て字には違いないが(なにしろ、アメリカは美国(メイグオ)である)、美しい要塞とは国境の町にふさわしい命名ではあるまいか。
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3ヶ月前とは違って、国境周辺には人があふれている。
周辺の駐車場も、満杯だ。
さすが、ハイシーズンの日曜日と思いきや、出国および入国手続きに臨んだのは私ひとりである。
タイ人観光客は長蛇の列なのに、外国人観光客の姿は相変わらず少ない。
いつもの宿もガラガラだ。
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タチレクの市場に入ると、いつものように「煙草とバイアグラ売り」のお兄さんたちに取り囲まれた。
これまた、いつものように冷たく振り切ると、前方から来たひとりの客が彼らに囲まれて深刻な顔で何やら相談を始めた。
なにか、悩み事でもあるのだろうか。
つい、その輪の中に入りたくなったが、私もそれほど暇ではない。
大量の格安DVD(セットもの1枚10バーツ、単体一枚20バーツ)を購入して、そそくさとタイに再入国した。
出国手続きをしているのは、私ともうひとりのファランのふたりだけである。
夕方になると、宿周辺にあふれていた人もクルマも潮を引くように姿を消してしまった。
チェンマイでは、観光客の姿がかなり増えたように感じたのだけれど、メーサイも以前のように泊まり客も含めて、もっともっと賑わうようになればいいなあ。
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チェンマイでは、観光客がかなり戻ってきた感じがしました。ところで格安DVD、いまのところ画像も字幕もしっかりしており、ホットとしています。
DVD,安いですね。