隣り村の親戚が持って来てくれたお土産である。
カレン語で「ニュウ」と言う。
山で掘り出した小芋ちゃんだ。
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かつては、米不足の際の代用食であったらしい。
調理は、時間をかけて湯がくだけ。
好みによって、岩塩を搗き、軽くまぶす。
味は?
そうだなあ、敢えて言えば、ジャガ芋の小芋といった感じか。
何の癖もなくサッパリとして、さほど美味いものとは思えないが、ついつい手と口が止まらなくなってしまうのだ。
そういえば、1月半ばに紹介した中川家のタモンくんが、まだ2歳か3歳だった頃、こちらが心配するくらいに、これをむしゃむしゃと食べていたっけ。
その「食遺伝子?」が擦り込まれたか、今回も大いにたくましいところを見せてくれたのだが、6歳になったタモンくんの舌が、この味にどう反応するのか。
ぜひ、見てみたかったなあ。
それにしても、困ったもんだ。
もう、腹は一杯だというのに、またまた手が伸びてしまう。
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