【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【NYからの冬便り】

2005年12月03日 | やれやれ,ニッポン
 あっという間に、師走がやってきた。

 帰国後1ヶ月間における変化といえば、英会話学校のレベルが1ランクあがったくらいのものだが、俺は相変わらず、国際電話で交わすJudyとの会話を半分くらいしか聴き取ることができない。

 ニューヨークでは、先月末にニュージャージーとマンハッタン北部で初雪が舞ったらしい。
 先週日曜日の電話で、Judyが「外は凍えるくらいに寒い」と言っていたから、その寒さが初雪の前兆だったのだろう。

 ハーレムに済む知人からのメールによれば、先月24日の“感謝祭”を皮切りに、ニューヨークの街は一気にクリスマス&バケーションモードに突入したという。

 先月末には、オペラハウスのあるリンカーンセンターの中庭で恒例の“クリスマスツリー点灯式”が行われた。
 セレモニーが行われる特設ステージにはミッキーマウスも登場し、子供たちと一緒に点灯のカウントダウンを演出した。

 ライトアップされた噴水と黄金色に輝くシャンデリアに浮かび上がるシャガールの巨大壁画が出迎えてくれるMET(メトロポリタンオペラハウス)は、それだけでも十二分にロマンチックなのだが、これにブルーとグリーンの光が交互に点滅するクリスマスツリーが加われば、その非日常的な祝祭空間はさらに華麗なるときめきをもたらしてくれるに違いない。

 興味のある方は、Cher(シェール)が主演したアメリカ映画『月の輝く夜に(Moonstruck)』をご覧いただきたい。
 そこには、クリスマスツリーが飾られたばかり、初雪の舞うちょうど今頃の季節の満月の夜における狂おしい恋物語が描かれている。

 ついでに言えば、俺とJudyが出会ったのは、映画にも登場するオペラハウス玄関前に並ぶ演目看板の一番左側前でだった。

 昨夜、ニューヨークの最低気温は、4℃だったという。
 位置的には青森とほぼ同じだから、ニューヨークもこれから3月いっぱいまで長く厳しい冬に入る。
 
 今月22日からのニューヨーク入りに備えて、そろそろ本格的な冬支度を始めねばなるまい。

 

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