昨日から、そろそろと歩行訓練を開始した。
しかし、家前の舗装道路を20メートルも歩くと鈍い痛みとだるさが襲ってくる。
腰痛ベルトを巻いた情けない姿で膝に両手をついたりしているから、私の腰痛はすっかり村中に知れ渡ったようだ。
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さて、バンブーハウスの屋根を吹き飛ばすほどの時ならぬ暴雨風と、その修理をめぐるアクシデントで腰を痛めたことはすでに書いた。
その最中にやってきたゲストのIさん一家は、6歳と4歳の男の子を含む4人連れ。
これまでの最年少は、同じく家族連れの15歳の女子中学生だったのだが、ここにきて最年少記録が一気に更新されることとなった。
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Iさん一家はオムコイの南方面にある小都市にお住まいで、この時期とても暑いそうだ。手近なところに、自然もない。
そこで、二人の男の子に村での川遊びを体験させたいということだったのだが、この時期には考えられない気象異変で昼間の気温が20℃近くまで下がってしまった。
2日連続の激しい雨で、川の水もすっかり濁っている。申し訳ないことに、川遊びを楽しんでもらうことはできなかった。
しかし、彼らはこの冷涼さを「とても快適」と感じてくれたようだ。
夜も久々にぐっすりと眠れたそうである。
男の子二人は、バンブーハウスの割り竹床のクッションが気に入った様子で、ぴょんぴょん跳ね回っている。
新葉が出揃い、花も咲き始めたマカームの樹の下の平台も、格好の遊び場になったようだ。
ガキ大将みたいな嫁のラーにすっかりなつき、飼い犬の元気と雄太とも仲良くなった。
羨ましくなるほどに礼儀正しい奥さんが、タイ語と日本語を使って子供たちを厳しくしつけている様子も実に微笑ましい。
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2泊が過ぎて、出発の時刻が迫ってきた。
すると、6歳の兄ちゃんが「帰りたくない」とぐずり出した。
「どうしても帰るんなら、僕ひとり残るからクルマの中の洋服を置いていっておくれ」
「お前、どうしたんだよ。爺ちゃん、婆ちゃんの家に遊びに行ったときも、そんなこと言わなかったくせに」
父さんと母さんは、ただ苦笑するばかり。
しかし、それは宿を営む我々にとって、この上もない嬉しいやりとりであったことは言うまでもない。
おーい坊主たち、これに懲りずに、また遊びに来いよな!
*写真は、花期を迎えたマカーム(タマリンド)。蘭の花を思わせるデザインと色合いである。
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ありがとうございます。間もなく、日本に戻られるのでしょうか?
tvの記事も載っていました。7日ですね。楽しみです
玄関口は低いのでまだいいいのですが、裏のベランダは高床なので階段の昇降がかなり大変です。右肘、お大事に。
ありがとうございます。まだ、動きによっては鋭い痛みが走りますが、少しずつ回復しているように思います。タマリンドの花、今年改めてじっくりと眺めてみて、その可憐さにびっくりした次第です(笑)。
コメント、無事に届きました。ありがとうございます。ご安心ください。荒井さんの最年長記録は、まだ破られておりません。おそらく、永久不滅なのではないでしょうか。
大変でしたね。
それでも子供たちは喜んで遊んでいきましたか?
好かったですね、そういう体験がいい思い出になりますね。
所で最年長滞在者は未だ私ですか?
余り威張ることでもないですが、抜かれるのは・・残念!
クンターは腰を痛めてしまって難渋してますね、なにしろ
五体満足が一番の幸せ、上手に腰痛と付き合っていくしか
ありませんね。くれぐれもお大事に・