![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/f0/16b3959e970f2d54d08e53de760c1742.jpg)
前々回の記事で予告した今年初めての蘭が、ようやく満開になった。
濃いピンク色の蕾から飛び出した花模様は、ご覧の通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/0b/632b166404e56a16e85db9cc8e0d4329.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/25/b4048272f1f64b3249b47a86f3a2719f.jpg)
咲いてみれば、やはり毎年おなじみの姿形で「やあやあ、キミたちだったのか!」と懐かしい感情にとらわれるものの、咄嗟に名前が浮かばない。
嫁のラーに訊いても、「はて、何だっけ?」と首をひねるばかり。
近所の衆に尋ねても、同様のリアクションだ。
まあ、このあたりでは花はどんな種類でも「花(ドークマイ)」だし、鳥は「鳥(ノック)」だし、魚は「魚(プラー)」であるからして、それも無理からぬ話ではあるのだけれど。
そこで、たいていの蘭には自己流で呼び名をつけることにしている。
見た目のイメージから、それらは「踊り子蘭(本当に踊り子のように見える)」であったり。
はたまた、「団十朗蘭(歌舞伎荒事の隈取りに似ている)」だったりするのであるが、せっかく今年初めて咲いてくれたというのに、この花の呼び名だけはどうにも甦ってこないのである。
はて。
さて。
ほい。
*
では、心新たに命名をとは思うのであるが、いくら眺めてみても完全死滅直前のわが脳細胞には、何のイメージも結ばない。
何かに似ているような気もするのだが、決定打がない。
うーむ。
うーむ。
唸っているうちに、微細な紫色の模様が入った白い花芯(?)はホタテに、ピンク色の花びら(?)は湯がいたホタルイカの足に見えてくるのだから、我ながら情けない。
これはおそらく、このところ打ち続く青春、もとい老春の悩みにもとづく寝不足のせいに違いあるまい。
ここはひとまず、自らの想像力の衰退に甘んじて、名無しのままでその姿形を愛でることとしよう。
賢明なる読者諸氏、諸嬢なら、果たしてどんな呼び名を付けられるだろうか。
むろん、正式な名前をご存知の方あらば、ぜひご教示を願いたいものである。
いつものことながら、まったく人任せな番頭さんではある。
ナッケー!(カレン語で困ったもんだ)
☆木戸銭代わりに、今日も応援クリックをよろしく!
![タイ・ブログランキング](http://www.ajisai.sakura.ne.jp/~mado/ranking/bg/tbr88-31zou.jpg)
dendrobium tortile lindl だと思いますが。
これは、日本を離れてその故郷を思う気持ちからなのか、食い意地なのか。。。。。
きれいな、繊細な色の蘭の写真、なんだかとってもほ~っとしました。
ちなみにラフ語でオボージャはありがとうです。
調べてくださって、ありがとうございます。さっそく検索してみましたが、似たような花ですね。
*
さゆみさん
私だけではなかったんですね。白い花芯の肉質はホタテ貝のようにおいしそうです(笑)。
*
tomitaさん
ダブルッ!(カレン語でありがとう)
เอื้องสายน้ำผึ้ง(ウーンサーイナムプン)と呼ぶみたいです。でも、そう呼んだことは一度も耳にしていませんが。ナムプンは蜂蜜ですが、この花のどこが蜂蜜ん関係するのか? 考えれば眠れなくなるので、タイ語名は知らんぷりするに限る??!! 我が庵でもこれから咲いてくるようですので、周囲のタイ人に名前を尋ねて・・・診ても無駄かな?
ご教示、ありがとうございます。また、タイ語表示が文字化けしていることをお詫びいたします。それにしても、蜂蜜蘭とは。試しに、花を舐めてみたくなってきました。