Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ フラッシュ・ゴードンのテーマ / クイーン: 1980年作

2023年05月30日 07時22分41秒 | 1980年代の洋楽

はっきり言って、この映画・・・超B級です!
でも、音楽のハマり具合は超A級でした!

今日は1980年にQUEENが音楽を担当して話題になった映画『フラッシュ・ゴードン』のテーマ曲をご紹介させて頂きます。
ズバリ!
彼らの大袈裟過ぎる程のドラマチック・サウンドは、超B級SF映画にピッタシでした!
 【 Album Data 】
リリース:
1980年12月5日
チャート:英国10位、オリコン12位

この“フラッシュ・ゴードン”、元々は、アメリカでコミック・ストリップ(新聞連載漫画)として登場、1934年に初めて掲載されたそうです。
それにしても、スペース・オペラといわれるこの映画でしたが、QUEENが音楽担当というだけで、出来栄えに関しては、これより数年前に大ヒットした『スター・ウォーズ』と比べものにならない、“なんじゃこりゃ”という内容で、映画の中の空なども絵の具で書いたような安普請(^O^)
しかし、僕は、つい、QUEENにつられて観に行きましたよ、この“なんじゃこりゃ”を!(≧∀≦)
たぶん、コミックを意識した雰囲気でバックも作られたんじゃないのかな?
画面からは実写感が余りなく、いかにも安っぽい作り物という感じもし、既に超大作の『STAWARS』も封切られた後でもあり、あえてB級の線を狙ったという見方も出来なくはないのかな?

ルーカスも映画化を目指しました!
因みに、ジョージ・ルーカスは、この『フラッシュ・ゴードン』の映画化を目指したものの、映画化の権利がおさえられていたので、仕方なくオリジナルの脚本による『スター・ウォーズ』を製作したという逸話も残っているようです。

ルーカス版の『フラッシュ・ゴードン』を見てみたかったですね(^.^)
ルーカスほどの人が、映画化を望んだほどのフラッシュ・ゴードン
やはり、このコミック、アメリカ人には特別なものなんでしょうね!

映画『フラッシュ・ゴードン』➡︎ あらすじ


【 Single Data 】
リリース:1980年11月24日
チャート:全英10位

インパクトがありました!
特に毎度お馴染みの厚みのあるコーラスもさることながら、何と言っても目立ったのが超単調に♪ドッドッドッドッドッドッドッドッドッ・・・と響き渡るベース音・・・
この単調さが妙な緊張感を生み出してます!
クイーンしか出せない世界を最も、効率的に出した曲なのではないでしょうか…


フラッシュ・ゴードンのテーマ / クイーン
フラッシュ、あぁ――宇宙の救世主よ
フラッシュ、あぁ――我らすべてを救うだろう
フラッシュ、あぁ――彼こそは奇跡の人
フラッシュ、あぁ――不可能(を可能にする)王者

彼は我ら一人一人、すべてのために
我らすべてを守るため、戦う
その並外れた力強い手で
あらゆるの男を、あらゆる女を
あらゆる子供を、一人残らず救う
大いなるひらめき(フラッシュ)で

フラッシュ、あぁ――
フラッシュ、あぁ――我らを一人残らず、救い給う

人間としての勇気を持った
ただの人間に過ぎない
あくまでも人間、それ以上のものにはなれないと
彼は知っている
それでも、決して期待は裏切らない
純粋なる心を持つものだけが
黄金の聖杯を見つける可能性を持つのだ
おお――
フラッシュ――





コメントを投稿