Double Role 一人二役
役において一人が二つの役を果たすこと。
同じ映画の中で、全く別の個性を演じ分ける、例えば悪人と善人を演じ切ることは演技力を必要とするもの。
ましてや、音楽の世界で二人の天才に成り切る・・・
これはもう無謀としかいいようがない！
しかし、ジェフ・リンは、ジョージ・ハリスンのアルバムの中で、ジョン・レノンとポール・マッカートニーを演じて見せました！
FAB4 素晴らしき4人組
ジョージ・ハリスンの大ヒット・アルバム『Cloud Nine』から、2枚目のシングルとしてリリースされたのが、“僕たちがFABだった時”という歌詞が繰り返される「When We Was FAB」でした。
ビートルマニアを自称する方ならともかく、『一体、"FAB"って何だ？』と思われる方も多いのでは・・・？
実はこの"FAB"というのは、"fabulous 素敵な、素晴らしい"という単語が縮められたもので、ビートルズがアイドルだった頃、彼らはファンの女の子達から、"FAB4=素敵な4人組"という愛称で呼ばれておりました。
ジョージ・ハリスンの大ヒット・アルバム『Cloud Nine』から、2枚目のシングルとしてリリースされたのが、“僕たちがFABだった時”という歌詞が繰り返される「When We Was FAB」でした。
ビートルマニアを自称する方ならともかく、『一体、"FAB"って何だ？』と思われる方も多いのでは・・・？
実はこの"FAB"というのは、"fabulous 素敵な、素晴らしい"という単語が縮められたもので、ビートルズがアイドルだった頃、彼らはファンの女の子達から、"FAB4=素敵な4人組"という愛称で呼ばれておりました。
【 Single Data 】
リリース：1988年1月20日(米国)、2月25日(日本)
チャート：Billboard 25位、英国23位
80年代版の「I Am The Walrus」？
そんなことでこの曲、抽象的とは云え、過去を回想するないようになっております。
こうなると“ビートルズ以上にビートルズに詳しい”と云われているジェフ・リンが大人しく黙って指を咥えているわけがありません！(^O^)
ここぞとばかりビートルズ・テイスト満載の曲に仕立て上げました！
彼は70年代にELOでヒットを連発し、数々の金字塔を打ち立てたわけですが、その時のELOのコンセプトが、“70年代版の「I Am The Walrus」を作ること”でした。
主役のジョージを始め、ドラムにリンゴ・スターの元ビートル2人、そして、ジョンとポールの2役のジェフ・リン～80年代版のビートルズの完成です。
このように出来るだけビートルズに近づけようとジェフ・リンが試みた曲がこの「When We Was FAB」、そして、ファンの方なら誰でも「I Am The Walrus」を意識して作られた曲であることは分りますよね(^O^)
隠し味？が満載！
ビデオクリップも凝ったものになっており、ジョージは勿論のこと、リンゴ・スターが前面的に協力、更にジェフ・リンも弦楽器の演奏者で出演、2分43秒の通行人はエルトン・ジョンのようですね(^O^)
ジョージが歌い、リンゴがドラムを叩き、そしてウォーラスの面をしたサウスポーのベーシスト・・・
当初、「ポール・マッカートニーが出演しているのでは？」といった噂も流れたようですが、ご丁寧にもポールはインタビューで「僕は出てない」とそれを否定したそうです(^O^)
“ジョン・レノンは？”“ジョンは死んでるから居ないの？”
こんな声が聞えて来そうですが・・・
ジョンもしっかり登場しております！
2分3秒辺りの通行人がLPを抱えて通過しますが、そのLPのデザインをよく見ると『Imagine』の裏ジャケットです。
後ろの3人と裏ジャケットで、一瞬ですがビートルズの復活ですね！
プロモート・ビデオは転身組の成功者コンビ
この様に凝った内容のPVを作ったのが、“GIZMOの開発をする”という理由で、10㏄を脱退したロル・クリームとケヴィン・ゴドリーのコンビ。 GIZMOの方は、実用性の問題やら、それに代わる楽器の台頭やらで失敗に終わりましたが、ミュージック・ビデオの世界で好評を得ることに成功したようです。
またシングルジャケットのデザインは、ハンブルグ時代からの友人で、『Revolver』のジャケットデザインを担当したクラウス・フォアマンです。
リリース：1988年1月20日(米国)、2月25日(日本)
チャート：Billboard 25位、英国23位
80年代版の「I Am The Walrus」？
そんなことでこの曲、抽象的とは云え、過去を回想するないようになっております。
こうなると“ビートルズ以上にビートルズに詳しい”と云われているジェフ・リンが大人しく黙って指を咥えているわけがありません！(^O^)
ここぞとばかりビートルズ・テイスト満載の曲に仕立て上げました！
彼は70年代にELOでヒットを連発し、数々の金字塔を打ち立てたわけですが、その時のELOのコンセプトが、“70年代版の「I Am The Walrus」を作ること”でした。
主役のジョージを始め、ドラムにリンゴ・スターの元ビートル2人、そして、ジョンとポールの2役のジェフ・リン～80年代版のビートルズの完成です。
このように出来るだけビートルズに近づけようとジェフ・リンが試みた曲がこの「When We Was FAB」、そして、ファンの方なら誰でも「I Am The Walrus」を意識して作られた曲であることは分りますよね(^O^)
隠し味？が満載！
ビデオクリップも凝ったものになっており、ジョージは勿論のこと、リンゴ・スターが前面的に協力、更にジェフ・リンも弦楽器の演奏者で出演、2分43秒の通行人はエルトン・ジョンのようですね(^O^)
ジョージが歌い、リンゴがドラムを叩き、そしてウォーラスの面をしたサウスポーのベーシスト・・・
当初、「ポール・マッカートニーが出演しているのでは？」といった噂も流れたようですが、ご丁寧にもポールはインタビューで「僕は出てない」とそれを否定したそうです(^O^)
“ジョン・レノンは？”“ジョンは死んでるから居ないの？”
こんな声が聞えて来そうですが・・・
ジョンもしっかり登場しております！
2分3秒辺りの通行人がLPを抱えて通過しますが、そのLPのデザインをよく見ると『Imagine』の裏ジャケットです。
後ろの3人と裏ジャケットで、一瞬ですがビートルズの復活ですね！
プロモート・ビデオは転身組の成功者コンビ
この様に凝った内容のPVを作ったのが、“GIZMOの開発をする”という理由で、10㏄を脱退したロル・クリームとケヴィン・ゴドリーのコンビ。 GIZMOの方は、実用性の問題やら、それに代わる楽器の台頭やらで失敗に終わりましたが、ミュージック・ビデオの世界で好評を得ることに成功したようです。
またシングルジャケットのデザインは、ハンブルグ時代からの友人で、『Revolver』のジャケットデザインを担当したクラウス・フォアマンです。
FAB / ジョージ・ハリスン
もう何年も前
芝生が青かった頃
ぼんやりと目を覚まし
夜のさすらい人のように現れた
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
僕たちにあるのは所得税だけだった
朝の光の中で
愛撫の手が君を身ぐるみ剥いだ
夜明けの災難
そして 僕たちは愛をかわした
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
僕にとっては君が唯一の恋人
この世界にいると
警察が君を追い回す
もっと利口にならなくちゃ
電話のベルが鳴って君をさらってく
君をさらってく さらってく
顕微鏡が
涙を拡大し
欠点を包み隠さず暴いた
それでも 人生は続いていた
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
だけどもう終わったことさ ベイビー・ブルー
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
人生は終わったと君を言ってたね
FAB
君は完全に僕を支配してた
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
もう何年も前
芝生が青かった頃
ぼんやりと目を覚まし
夜のさすらい人のように現れた
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
僕たちにあるのは所得税だけだった
朝の光の中で
愛撫の手が君を身ぐるみ剥いだ
夜明けの災難
そして 僕たちは愛をかわした
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
僕にとっては君が唯一の恋人
この世界にいると
警察が君を追い回す
もっと利口にならなくちゃ
電話のベルが鳴って君をさらってく
君をさらってく さらってく
顕微鏡が
涙を拡大し
欠点を包み隠さず暴いた
それでも 人生は続いていた
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
だけどもう終わったことさ ベイビー・ブルー
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
FAB
人生は終わったと君を言ってたね
FAB
君は完全に僕を支配してた
FAB
ずっと昔 僕たちがいかしてた頃
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