【 Album Data 】
リリース:1978年9月22日
チャート:英国26位、Billboard 134位
プログレッシブ・ロック
この音楽をやたら難しく考え、聴く前から拒否反応を起こしている人が多いのではないでしょうか?
でも、この曲を聴けばイメージが変わるかも・・・
今日ご紹介する"CAMEL"のジャンルは叙情派プログレッシブ・ロックということらしいです・・・
自分自身、元々、ロックをジャンル分けすることには疑問を持っている方なので、どのジャンルに入ろうが知ったことではないけれど、"CAMEL"が“叙情派プログレッシブ”という呼び方をされるのは、的を得た表現のように思い賛成です。
これはジャンルがどうこうではなく、彼らのサウンドが非常に美しく叙情的であり、彼らの奏でる音楽は、あたかも、美しい詩が朗読されるのを安らいだ気持ちで聞いているような気持ちにさせられるサウンドだからです。
今日ご紹介する曲はキャメルの1978年度のアルバム『ブレスレス~百億の夜と千億の夢』の第1曲目に収録されていて、アルバム・タイトルにもなっている「ブレスレス(神秘の女王)」です。
クォリティの高いギターの音色は限りなく美しく、目の前に色々なイメージが沸いてくる最上のサウンドです。
この曲、各楽器が出過ぎるわけでもなく、かといって引っ込み過ぎてるわけでもなく、非常に品よくバランスがとられれているところが素晴しいですね!
聴いてて、非常に気持ちがいい曲です!
ブレスレス(神秘の女王) / キャメル
彼女は僕の初恋の人 とてもしとやかだ
あの素晴しい丘より美しく
彼女が居ると夜空も明るく輝く
思わず溜息を吐いてしまうほど美しい
彼女が居れば 夜明け前は 静けさも安らぎ
黄昏どきには彼女は生まれ変わるのを待つ
誰も彼女の名前を知らない
何処から来たかも判らない
なぜここに居て 総ての人々のために
生き 愛しているのかも判らない
総ての人々のために 総ての人々のために
総ての人々のために 総ての人々のために
あの素晴しい丘のように昔から彼女は居るけど
朝日のように初々しい
彼女の前に広がる畑
彼女に会うと いつも
思わず溜息を吐いてしまう
彼女は僕の初恋の人 とてもしとやかだ
あの素晴しい丘より美しく
彼女が居ると夜空も明るく輝く
思わず溜息を吐いてしまうほど美しい
彼女が居れば 夜明け前は 静けさも安らぎ
黄昏どきには彼女は生まれ変わるのを待つ
誰も彼女の名前を知らない
何処から来たかも判らない
なぜここに居て 総ての人々のために
生き 愛しているのかも判らない
総ての人々のために 総ての人々のために
総ての人々のために 総ての人々のために
あの素晴しい丘のように昔から彼女は居るけど
朝日のように初々しい
彼女の前に広がる畑
彼女に会うと いつも
思わず溜息を吐いてしまう
ジョン・レノンの最高傑作は『ジョンの魂』だと思ってます。
まあ良さが判ったのは随分と後になってからなんですけどね(^○^)
かつてジミー・ペイジが「真のプログレッシブバンドはピンク・フロイドとムーディーブルースだけ」と言った事があるようだけど、ムーディーブルースはメロトロンとギターの違いはあるものの、キャメルと同じように叙情派といってもいい感じです。
やはりアルバムの中の詞の整合性によるものが大きんでしょうかね?
彼らは、1日の移ろいを1枚にまとめたアルバムを出すといった、そういった部分を知ってただけにペイジの発言は何となくわかりました。
因みにそのアルバムから生まれた名曲が「サテンの夜」ですね♫
おはようございます🌞
僕もある程度のジャンル分けは便利ですからあった方がいいと思いますが、さらに細分化する必要はないのではと思ってます。
もしかするとローリング・ストーンズがダンスミュージックのチャートに載ったのはディスコ音楽を取り入れた「Miss You」がヒットした時なのでは?
70年代の後半はロック・バンドのKISSさえもディスコミュージックの影響を受けた「ラヴィン・ユー・ベイビー」をヒットさせていましたからね。
数多くのミュージシャンがディスコのリズムに乗せた曲をヒットさせていましたから、そういった曲をいつかまとめて紹介する予定です。
それにしてもキースがジャズギタリストは絶対にあり得ないですよね(^O^)
一歩譲って、ジェフ・ベックなら、『Blow by Blow』や『Wired』などジャズに寄せたアルバムをリリースしていますから、有り得るのかな?
チャーリー・ワッツって、確かどちらかというとジャズ畑のドラマーじゃなかったですかね?
ストーンズの中じゃあ、圧倒的に知的な感じがする(^O^)
ジンジャー・ベイカーの話は知りませんでした。
ビートルズをオーディションで落したデッカのプロデューサーが、その後、会社での立場が怪しくなって来た時、それを救ったのが「ストーンズと契約したらどうか」とアドバイスしたのがジョージ・ハリスン。
ストーンズとデッカのプロデューサーにいわゆる貸しを作った。
本人は助けようと意識したわけじゃないでしょうけどね!
このようなフランクさがジョージに友人が多いところなんでしょうね。