Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 夢に消えるジュリア / ピンク・フロイド:1968年作

2024年01月25日 08時00分00秒 | 1960年代の洋楽
今のようにパソコンなどないラジオ少年だった頃、
ラジオ局に送るのは、メールでもファックスでもない❗️
葉書による手作りのリクエスト・カードだった‼️

ラジオ少年にとって、D.J にリクエスト・カードを読まれるというのは、翌日の友人の間で束の間のヒーローになれる出来事でした\( ˆoˆ )/
僕の一番の仲良しで、丁度、同じ時期に洋楽が好きになった友人のG君、これが、何故かリクエスト・カードをよく読まれました!

ある日の深夜放送で、僕の名前が公共の電波に初めて乗りました・・・彼のリクエスト葉書でした!
翌日、学校に行くと、別の友人から、
「お前のこと、昨晩、ラジオで放送されていたぞ!」
「えっ、俺のリクエスト葉書、読まれたんか?」
「いや、違う!誰のかは聞き逃したけど、僕の友達ということで、お前の事を詳しく話していた!」

その葉書の差出人はG君だった!
でも、少年は、その葉書が読まれる30分程前に寝てしまっていて、
自分の名前が公共の電波に初めて乗る瞬間を聞き逃してしまった!

そして・・・

いよいよ自分の名前が公共の電波から流れて来るのを聞く日がやって来ました。


【 Single Data 】
リリース:1971年(日本)
チャート:データなし

そして、今日ご紹介する曲は、自分が出したリクエスト・カードが初めて取り上げられた曲、ピンク・フロイド「夢に消えるジュリア Julia Dream」です。
このピンク・フロイドというバンド、今でこそ、プログレッシブ・ロックの代表的バンドと思われていますが、元々は、サイケデリックなバンド。 たまにビートルズ・ファンの方で“『Revolver』はサイケなところが好き!”といった内容の話をされる方がいらっしゃいますが、、、そういう方には、是非、ピンク・フロイドのデビュー・アルバム『Piper at the Gates of Dawn 夜明けの口笛吹き』を聴いて貰いたいですね!
これを聴くと自分の間違いに気づきます・・・
正確には“『Revolver』はサイケなところもあって好き!”ですね!(^O^)

今日ご紹介する「夢に消えるジュリア」は、元々、1968年にリリースされたシングル「It Would Be So Nice」のB面曲として発表されました。 日本人の琴線に触れる美しいメロディ・ラインであったことからだと思いますが、1971年8月のピンク・フロイドの初来日に併せて来日記念盤としてリリースされました。

 【 Album Data 】
リリース:1971年5月14日(英国)、7月15日(米国)
チャート:英国32位、Billboard 152位、オリコン14位


前年1970年にアルバム『原子心母 Atom Heart Mother』がオリコン15位とヒットし、一躍“プログレッシヴ・ロックの寵児”としての人気を得ていた彼ら、来日直前の5月に発売されたベスト盤『Relics ピンク・フロイドの道』もオリコン14位とヒット~これ以上ない絶妙なタイミングでの来日でした!

一部、重なる曲もありますが、アルバム『Piper at the Gates of Dawn』『Relics』を聴くと、初期のサイケデリック時代のピンク・フロイドを知ることが出来ます。

夢に消えるジュリア / ピンク・フロイド
わたしの枕に明るい日の光が射している
それは毛綿鴨のわた毛より軽く
彼女をしなやかな涙にさそう
風は彼の枝のまわりを巻いている

ジュリアの夢、夢の船の女王
わたしのすべての夢の女王

毎晩わたしは灯かりを消して
ビロードをまとった花嫁を待つ
鱗のあるアルマジロさん
わたしが隠れているところを捜してごらん

ジュリアの夢、夢の船の女王
わたしのすべての夢の女王

おぼろげなご主人様、わたしを目覚めさせて
わたしの脳の鍵を開けて
後に続くその足でわたしをつかまえて
わたしは本当に死にかけてるの?

ジュリアの夢、夢の船の女王
わたしのすべての夢の女王

♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬  ♪  ♫  ♪  ♬
06.スウィート・ヒッチ・ハイカー / クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル
07.雨のフィーリング / フォーチュンズ
08.涙のハプニング / エジソン・ライトハウス
09.
イッツ・トゥ・レイト / キャロル・キング
10.悲しき恋心 / ショッキング・ブルー
11.パペット・マン / トム・ジョーンズ
12.夢に消えるジュリア / ピンク・フロイド
13.チピ・チピ天国 / ミドル・オブ・ザ・ロード
14.さすらいのギター / ベンチャーズ
15.サインはピース / オーシャン
16.シカゴ / グラハム・ナッシュ
17.ライアー / スリー・ドッグ・ナイト
18.
雨の日と月曜日は / カーペンターズ
19.
アメリカ / サイモンとガーファンクル
20.
泉の詩 / フランシス・レイ





2 コメント

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Unknown (sakaki45)
2024-01-25 23:37:39
「夢に消えるジュリア」は、確かに日本人好みの曲調ですね。
儚い感じが自分でも好きなんですよね。

フロイドが初来日した1971年は、凄いライブが連続してましたね。
グランドファンクの雨の後楽園球場、フロイドの箱根アフロディーテ、
そしてレッドツェッペリンの初来日公演。
タイムマシンがあれば、是非この時代に行ってみたいです。
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Unknown (ikenaijoni)
2024-01-26 06:47:01
@sakaki45 さんへ

おはようございます😃
日本人の好みに併せてB面曲をシングルとしてリリースしたレコード会社のグッドジョブですね(^O^)

この頃は翌72年にはピンク・フロイドの再来日、ELP、ディープ・パープル等が来日。 その次の年はYESといったバンドが次から次と来日していました。

いい時代ですね\( ˆoˆ )/
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