激しい曲が続いたので暫く美しい曲を・・・
圧倒的な支持を受けた70年代を代表する映画
1970年代の初め頃が思春期だった世代、特に女性に、“その時代の懐かしい洋画は？”と尋ねると、『小さな恋のメロディ』という答えが圧倒的に多く返って来ると思います・・・
映画『小さな恋のメロディ』のあらすじ
実はこの『小さな恋のメロディ』、映画館に観に行った記憶がないんです。
しかも、TVでも、しっかり観た覚えがない・・・？
でも、何故か内容を知っている・・・！
どうしてなんでしょう？？？(笑)
そんなことで、今日ご紹介する曲は、70年代の洋楽ポップスを語る上で、絶対に外せない曲であり、映画『小さな恋のメロディ』の主題曲でもある、ビージーズの「Melody Fair」です。
このシングルは買いましたよ！
確か、ジャケットの内側に、映画のあらすじも書かれてましたし、TVのCMなんかでも、映画の場面が流れてましたので、観たこともないのに何故か内容がわかってるんでしょうね(笑)
元々、この「Melody Fair」は、1969年にビージーズの4枚目のアルバムとしてリリースされた『Odessa』(2枚組)に収録されていた曲でシングル・リリースはされていませんでした。
日本で大ヒット！
ところが、1971年に封切られた映画『小さな恋のメロディ』が、本国イギリスやアメリカでは、さっぱりの興行成績であったにも係わらず、日本で爆発的なヒットとなったことから、その主題曲の「Melody Fair」を日本でのみシングルカット、これが、映画とともに、局地的な大ヒットに繋がったわけです。
こんな理由で、この映画『小さな恋のメロディ』と主題曲の「Melody Fair」は、日本に於いて時代を代表する映画や洋楽であったに係わらず、世界的な知名度とという点ではかなり低いという結果に・・・
そんな事が影響してか、ビージーズのベスト盤を購入しても、輸入盤ですと収録されていないことが多く、日本盤になって初めて、ボーナストラックという形で収録されている状況です。
メロディ・フェア / ビージーズ
泣きそうな顔のあの子
無数のサイン見つめて
人生はレースと知ってる
なんのラインも見えない顔で
メロディ さあ 髪をとかしてみて
もっと素敵になれるから・・
メロディ・フェア 覚えてて君は誰とも違う女（ひと）
メロディ・フェア 覚えてて君は誰とも違う子
窓ガラスに映るあの子
落ちる雨を見つめて
メロディ 人生は雨じゃない
まるでメリーゴーランドさ
【 オリコン週間シングルチャート 】1971年8月30日付
01.わたしの城下町 / 小柳ルミ子
02.17才 / 南沙織
03.小さな恋のメロディ / ビー・ジーズ
04.さらば恋人 / 堺正章
05.さよならをもう一度 / 尾崎紀世彦
06.サマー・クリエイション / ジョーン・シェパード
07.昨日・今日・明日 / 井上順之
08.よこはま・たそがれ / 五木ひろし
09.男 / 鶴田浩二
10.バタフライ / ダニエル・ジェラール
(^^)ジョーン・シェパードは千昌夫さんの元奥さんです。
私、この歌英語で全部歌えてました(エッヘン)
思い出をいつも有り難うございます。
加橋かつみさんや岸部シローさんが得意だったようです。
後年になって音楽番組の企画で岸部シローさんとブレッド＆バターがビージーズを演奏しましたが、
これが非常にいい出来でした。岸部シローさんってこんなに上手かったんだと感心しました。
https://www.youtube.com/watch?v=7SsIHxN7jZA
当時、買ったシングル盤は全部今でも所々ではありますが口ずさめます。
この映画は主役の二人が可愛かったこともありますが、映画に使われた曲が何れも日本人の琴線に触れるものばかりだったから、あれだけヒットしたんでしょうね。
タイガースはBee Geesの「ジョーク」を歌っていたと思います。
Bee Geesから提供されたという全英語歌詞の「Smile For Me」という曲もシングルで出してました。
岸部シローさんは、ちょっと線は細いものの綺麗な声をしてますね♫