Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ 今日の誓い / ザ・ビートルズ:1964年作

2023年09月14日 07時00分00秒 | 『A Hard Day's Night』
B面と云えど“捨て曲”ナシ❗️
脚光を浴びるA面曲に対し、通常地味な存在でしかないのが悲しきB面曲・・・


しかし、これはビートルズには当てはまりません❗
寧ろ、A面曲以上に他のバンドにオマージュされる事が多いように思います。頻繁に歌い方等を真似される「Ask Me Why」なんかがそのいい例ですね。


今日ご紹介する曲も、その昔、作曲家の筒美京平さんがGSの人気バンドだったザ・ジャガーズのヒット曲、「マドモアゼル・ブルース」を作る際に参考にされたそうです。
勿論、この曲は知っていましたが、当時は未だ、ビートルズはおろか洋楽なんて全く聴くことはなかったので、ブログをやるようになって初めて、ふたつの曲の共通点を知ることになり、成る程と納得しました。
 【 Album Data 】
リリース:1964年7月10日(英国)
チャート:英国1位
一味違いました!
それまでのビートルズアコースティック・ナンバーとは、一味違った雰囲気を持っているのが、シングル「A Hard Day's Night」のB面に収録された「今日の誓い Things We Said Today」です。
このマイナーコードの少し暗い感じの曲調は、B面とはいえ、アイドル・グループのシングル盤に収録する曲としてはかなり思い切った選曲をしました。
 【 Album Data 】
リリース:1964年7月20日(米国)、1970年9月25日(日本)
チャート:米国2位
*US編集盤(Capitol

違和感のないスムーズなメロディの流れ
この曲は、ポールの作品、勿論、リード・ヴォーカルもポール。 単調で盛り上がりに欠けると言う人もいますが、サビから元のメロディに戻るくだりは「非常に上手くまとめたなあ~」といつも感心しております。違和感のないスムーズなメロディの流れであるが故に、単調に感じてしまう人がいるのでは・・・?
何れにしてもこの曲、B面とはいえ、紛れもなく“秀曲”以上の作品であることは間違いありません。

今日の誓い / ザ・ビートルズ
たとえ僕がいなくなっても ずっと愛しつづけると君は言う
その一途な思いはきっと僕に通じることだろう

いつか 孤独にさいなまれ
君がそばにいてくれたらと願う日が来たとき
僕が思い出すのは 二人が交した今日の誓い

この世の終わりまで ずっと僕のものだと君は言う
こんな娘は近ごろじゃめったにいやしない

いつか 言葉もいらないほど深く愛しあい
一緒に夢をみる日が来たとき
僕らが思い出すのは 二人が交した今日の誓い

僕は果報者だ
愛はどこまでも愛だと言ってくれる君がいる
僕らが分別をなくそうと
この愛は逃げやしない
愛ある限り 君は僕のもの
かけがえのない恋人だよ
どんなときにも僕を愛しておくれ
手をとりあって歩いていこう

いつか 言葉もいらないほど深く愛しあい
一緒に夢をみる日が来たとき
僕らが思い出すのは 二人が交した今日の誓い




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