Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ スウィート・ドリームス / ロイ・ブキャナン:1972年作

2024年03月09日 09時02分39秒 | 1970年代の洋楽
美しいギターを聴きながらどうぞ🎵

多くのミュージシャンが賞賛を送る
エリック・クラプトンは彼の全てのレコードを持ってるそうです!
気難しそうなジェフ・ベックさえも彼の事を尊敬し、自身のレコードに彼の名を記しました!
ローリング・ストーンズからは、グループ加入を乞われました!

これほど多くのプロのミュージシャンから賞賛を受けた人というのもそうはいないでしょう!

僕は、、、
彼こそが“世界一のギタリスト”と思ってます!

今日ご紹介するギタリストは、あのジェフ・ベックがアルバム『Blow By Blow』において、最大限の敬意と尊敬の念を表した人、ロイ・ブキャナンの登場です。
この人のギターの音色は、心に響き、まるでギターに魂が宿っているようです…

無名だけど有名?
牧師の子としてアメリカはアーカンソー州に生まれたロイ・ブキャナンが、初めてギターを手にしたのが10歳にも満たない頃の事。
地方のクラブ等でギターを弾くようになった彼は、やがて、Dale Hawkins のツアーやレコーディングのバック・バンドに参加するようになり、そこで10代後半の3年間を過ごします。
その間、プロとしてのレコーディング・キャリアで、最初の輝かしい経験がありました!
ロイがバックを努めるデイル・ホーキンスの曲が1958年に全米27位のヒット~その曲というのが、CCRのカバー・ヒットでもお馴染みの「Susie Q」でした。

ツアー生活にも飽き、1960年代に入ると、地方のクラブでのんびりとギターを弾くロイの姿が、、、
しかし、その噂を耳にした、多くのミュージシャンが演奏を聴きに姿を現すようになり、その中に、エリック・クラプトンもいたというから驚きですね。

 【 Album Data 】
リリース:1972年8月
チャート:Billboard 107位

ストーンズからのオファーに「No!」
1969年に彼のギターの腕前と人間性を物語る上で、これ以上ないエピソードがあります!
中央では無名の彼に、あのローリング・ストーンズから、ブライアン・ジョーンズ(この年に脱退後、不審死)の後釜としてのオファーがありました。
しかし、、、
「ワシには向かん!」とやんわり拒否!

彼は、大スターが約束されたような美味しい誘いを蹴り、地方のクラブでの演奏を選んだわけです!

大金を掴み損ねたわけですね!(^O^)

“世界最高の無名ギタリスト”
多くの一流ミュージシャンから注目されるほど腕は超一流でありながら、静かで平穏な生活を望んだロイ・ブキャナンでしたが、世間がそれを許しません!
1970年、アメリカのテレビ局が“世界最高の無名ギタリスト”として、ロイのドキュメンタリーを放送したことから、レコード会社間で彼の争奪戦が始まり一躍時の人となってしまいました。

今日ご紹介する曲は、“世界最高の無名ギタリスト”と云われロイ・ブキャナンがその全貌を表したデビュー・アルバム『Roy Buchananのトップを飾る「Sweet Dreams」です。

Sweet Dreams - Roy Buchanan  Live❗️








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