Johnny’s Dazed And Confused Days

〜ジョニーのぼんやりと混乱した日々〜

♪ あの歌が聞こえてくる / The Becauz(ビコーズ):1992年作

2023年04月05日 14時51分45秒 | 邦楽
懐かしい邦楽:019 〜 無名のバンドの名曲



その名は“The Becauz”!
多分、このバンドを懐かしいと思う人は誰もいないと思います。
というか、皆さん、「誰それ?」って感じでしょうね(^O^)
僕自身、たまたま、音楽雑誌を読んでいて評価が高かったバンドがあり、そのバンド名が“ビコーズ”で、デビュー・アルバムに収録されている何曲かがビートルズを連想させる曲名であったことから興味がわき、一曲も聴いた事がないまま、このアルバムを買いました。
買って大正解でした\(^ω^)/
とにかくヴォーカルが高音も伸びが有ってすごく上手い!
メロディがビートルズ的かというと、決してそうゆうわけではないのですが、時折、ビートルズのエッセンスが織り込まれた曲が出て来ます。 例えば「MA BELLE」というアコースティック・ナンバーなどは、タイトルだけみると、「ミッシェル」を意識して作ったのかと思っていましたが、拍子木が使われるなど、むしろ「And I Love Her」の様な雰囲気のシンプルな名曲、アレンジだけ頂いて、全く違うメロディが付いてるって感じかな?
他にも中期ビートルズの様なCHANGE MY LOVE」ビートルズの何曲かをミックスさせた様な「5分前の2人」等々、非常に楽しめるアルバムでした。


(01) 00:00 〜 CLUB MERSEY BEAT
(02) 06:16 〜 LADY ANNA
(03) 09:30 〜 I’LL BE BACK SOON
(04) 12:49 〜 MA BELLE
(05) 16:33 〜 5分前の2人
(06) 19:47 〜 CHANGE MY LOVE
(07) 24:22 〜 あの歌が聞こえてくる
(08) 30:30 〜 浮気なDREAM
(09) 35:20 〜 SILLY GIRL
(10) 39:30 〜 OPEN YOUR BAG
(11) 45:07 〜 J’S BALLAD

♫シャイニン・オンが前身
さて、このバンドの前身は「シャイニン・オン 君が哀しい」のヒットでお馴染みの4人組のグループ“Look”なんです。
ハイトーンのハスキー・ヴォイスが魅力的な鈴木トオルさんが脱退し、その後釜に座ったのが大和邦久さんで、グループ名を“L3C”に変更して再出発をします。
しかし、アルバムを1枚リリースした後、メンバーの1人が脱退・・・
残った3人のメンバーが“The Becauz”として活動を開始しました。
・千沢仁(ピアノ、ヴォーカル)
・チープ広石(サックス)
・大和邦久(ヴォーカル、ギター)

今日ご紹介する曲は、リード・ヴォーカルの上手さが際立っている「あの歌が聞こえてくる」です。 バックの演奏にジョージ・ハリスンの名曲「While My Guitar Gently Weeps」らしき雰囲気を感じました。

あの歌が聞こえてくる - The Becauz




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