アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(こんブ)の日常

その後に見た映画

2010-10-31 11:32:39 | 日常
『ゲーム・プラン』
元大人気プロレスラー「ザ・ロック」ことドゥエイン・ジョンソン主演のハートフルコメディ映画です。
アメフト界の超スター選手のもとに、実子を名乗る女の子が訪ねてきて・・・と、よくある展開の作品ではあるのですが、安心して楽しめる作品には変わりないですね。
先の展開は読めちゃうものの、登場する全てのキャラクター達がとても魅力的だったので、非常に楽しめました。
主人公が飼っている犬が「ブルドッグ」なのですが、住んでる場所及びチーム名が思いっきり「ボストン」なんだから、ここはひとつ「ボストンテリア」を飼ってる事にしてほしかったなぁ~ってのが唯一の不満。(出演していたブルドッグは十分すぎるほどに可愛かったんですけれどね。)
ボストンテリアはアメリカで作られた犬種なんだから、もっとハリウッド作品にも登場していてもいいはずなのですが、なかなか見かけないですねぇ~。

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』
ゾンビの産みの親と言っても過言ではない、ジョージ・A・ロメロ監督によるハンディーカメラ撮影にこだわったゾンビ映画。
ハンディーカメラ撮影による作品といえば、『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が真っ先に浮かびますが、実は私はまだこの作品は見ていなかったりします。(汗)
つい最近だと『クローバー・フィールド』もそうですが、こちらは見ました。
この手法は作品をドキュメンタリータッチに描ける良い手法だとは思いますが、一方で「手ぶれ」「急な視点移動」等で見ている側が気持ち悪くなるってデメリットは大きいと思います。
で、本作ですが、もちろんゾンビが出るのでグロテスクなシーンは入るものの、昨今のホラー映画的に見れば表現的にはかなり控え目と言えるかな?
それ以上に、ホラー映画を撮影しようとしていた学生たちが現実に起きたゾンビ騒動を映像化する事となるって設定が、その後の展開全てに生かされているという点がとても面白かったです。
社会風刺もちゃっかり入れるあたり、さすがはロメロ監督!
『サバイバル・オブ・ザ・デッド』も見るしかないな~。(^^)

『アイアンマン2』
続編モノといえば、昔は駄作になるのが当たり前でしたが、最近はそうでない作品の方が多いですよね。
本作もそのひとつ。
娯楽色全開で、とにかく笑いとアクションの連続。
スカーレット・ヨハンソンがこれまた美しくて良いです~♪
親友のジェームズを演じる役者さんが1作目と変わってしまったのだけが少々残念と言えば残念な事でしたが、1作目の役者さんは出演料で交渉決裂したのだとか。
既に制作が決定している3作目が今から楽しみでなりませんが、オリジナルキャストの変更はこれ以上は勘弁してほしいところです。

『ブライアン・シンガーのトリック・オア・トリート』
本作はブライアン・シンガーさんが監督した訳ではなく、プロデューサーをしているだけなのですが・・・ネームバリュー的にこうなっちゃうのは仕方のない事なのかな?
あらすじを見る限り、ハロウィンにまつわる4つの物語が入った作品と思って見たら、確かにウソではないものの一話一話が独立したオムニバス形式ではなく、同時進行的に話が進んでいく群像劇タイプになっていて、かつ各話の登場人物たちが交差するという作りがまた面白かったです。
とっても可愛いクリーチャーが登場するのですが、本作はスプラッター度も高いので一応ホラー映画に耐性のある大人向け作品かな?

『セクシー・キラー リベンジ・オブ・ザ・デッド』
凄いタイトルがついてますが、スペインで作られたホラーコメディー作品です。
かなりハードなスプラッター表現もアリなので、『ゾンビ』や『ショーン・オブ・ザ・デッド』を笑いながら見られる人向けです。
主人公の女子大生が実は殺人鬼で笑顔で次々に殺人をしていくという、不道徳きわまりない内容ですが突然ミュージカル風になったり料理番組風になったりと、まぁ~作り手たちが次々と凝った映像を繰り出してくるという、ノリの良さがこれまた楽しい作品となってました。
タイトルに「オブ・ザ・デッド」と付いているのを見れば分かる通り、もちろんゾンビさんたちも登場して、なんとこの殺人鬼である主人公と対決します。
内容は無いよう・・・と、くだらないダジャレの一つも言いたくなるぐらいに何もない作品ですが、テンポと小ネタが非常に素晴らしい作品なので、スプラッター入りのホラーコメディーが楽しめる人ならきっと気に入ると思います。

『モーターサイクル・ダイアリーズ』
23歳の頃のチェ・ゲバラことエルネスト・ゲバラが、親友のアルベルトと共にバイク一台に乗って南米旅行をするという物語。
もちろん実話の映画化な訳ですが、南米の美しい映像をバックに裕福な家庭に育ったエルネスト・ゲバラが何故にその後革命家になったのか?その過程が描かれている点がとても興味深い作品です。
1本のロードムービーとしてもとても楽しめる作品なので、本作はチェ・ゲバラに興味の有る無しに関わらず、是非ともたくさんの人に見ていただきたい傑作です。
もちろん、その後のチェ・ゲバラを知っていれば、より感情移入すること間違いなしですけどね。

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