アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(こんブ)の日常

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その後に見た映画

2010-10-19 09:56:54 | 日常
『サルバドールの朝』
「画家のサルバドール・ダリの伝記映画?」とか誤解しつつ見たら、1970年代に実在したスペイン反政府活動家サルバドール・プッチ・アンティック氏が、26歳の若さで死刑になるまでを描いた、至って真面目な作品でした。
反政府活動にもいろいろありますが、彼が実際に行っていた行為そのものは過激派的なものだったので、罪に問われてしかるべきことではあるものの、作品中でもしっかりと描かれている「死刑に至る裏事情」は・・・まぁ~、いまだどの国家というか権力者も似たような事を繰り返しているようにも思えますが、あまりこういった事ってニュース等の報道では語られないんですよね。
本当にこういった作品を見ると、国って誰のためにあるシステムなんだろう?ってつくづく感じさせられます。

『サーフズ・アップ』
サーフィンに熱中するペンギン達が主人公の、モキュメンタリー(ドキュメンタリーを装ったフィクション作品をこう言います)風作品です。
中身のないバカバカしいだけの映画かと思ってたら、意外とちゃんとしたストーリーもあったりしてとても楽しめました。
もちろん、ギャグ満載なので感動よりも笑いがメインって感じでしたけどね。(^^)

『ディメンシャ13』
昔々、後に『地獄の黙示録』『ゴッドファーザー』等で巨匠の一人となるフランシス・フォード・コッポラ監督が、B級映画界の帝王ロジャー・コーマン先生の元でお勉強中だった頃に監督・脚本を担当したサスペンス作品です。
犯人バレバレな展開、ときどき気になるテンポの悪さ、誰しも勉強せずして巨匠にはなれないもんですよね~ってことがとても良く理解できちゃう作品ではありますが、カメラアングル等には度々「いいなぁ~」って感心させられる事も多く・・・いや、やっぱり当時から巨匠となりうるセンスは持ち合わせていたのかもしれませんね。
画面の白黒のコントラストがまた美しい!

『ソウ5』
『ソウ』シリーズもようやく近日公開となる3D作品(7作目)でファイナルなんだとか。
毎度、よく話をつなげられるなぁ~って部分に感心させられるのですが(ちゃんと全作、話がつながるようにできてるんですよね)、5作目となる本作は・・・う~~~ん、かなり無理しつつもちゃんとつながってますね。
ただ、毎度お約束のクライマックス近くのどんでん返しのタイミングは、他作品に比べるとインパクトが足りなかったかな?(まぁ~、前4作とのつじつまを合わせだけでも大変なんだから、そこを突っ込んじゃいけないか。^^;)
なお、『ソウ』シリーズは拷問シーンがてんこもりですから、そのテの映像が苦手な人は絶対に見ちゃダメですよっ!