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量子コンピュータ授業 #8 量子コンピュータの歴史

2023年10月25日 12時53分43秒 | 電子計算機の未来

量子コンピュータ授業 #8 量子コンピュータの歴史

量子コンピューターの歴史は、実におもしろい起源を持って居る。それは今に始まった事ではなく、ズーッと長い因縁の歴史を持って居る。元々、量子力学は、極微の世界を記述する為の力学である。量子の発見はそれ以前の物理学を根本から変えた。それは、マックス・プランクに因る、溶鉱炉の例を挙げて、「黒体輻射の謎」を解明する事から始まったものだ。それまでの自然観に根本的な変革が起きたのだ。自然は連続量で構成されてゐるのではなく、飛び飛びの最小量である量子から出来ている。という仮説である。それがどんなに極微の量であるかは、1の-34乗というレベルのフランク定数の数値を見れば、一目で明らかです。そして量子力学は実に常識的理解を否定する現象で構成されていて、なかなか知的には理解しがたいアクの強さを持って居る。重ね合わせという現象と波束の収束が、何の為に何時起こるのか。そんな波束の収束などなど起こらないという理論もある。いわゆるエベレット2世の提出する多次元世界である。量子コンピューターは、その多次元世界を前提としているのではないでしょうか。

そして、古田さんの解説でドィッチュが主張している様に、量子コンピューターは今ある現象の再解釈を為す事に因って、次の時代の新しい考え方を生み出すかも知れない。ドィッチュが言うように、人間の意識に関する新次元かもしれない。最終的には物理法則は、生命の本質である「こころ」と言う現象に肉薄する運命を、自ずとその内に含んでいる物なのだろうと私は想う。我々が、物事を知るという事は、どういうことか?、それは情報とその意味に関連している。知るという効果の、物理学的な意味を追求すると、それは実に深い世界認識の意味を持つ事に成る。知ることはエントロピーを減少させる。それはなぜか?。この問いの結論はまだ見出されてはいない。

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(Freemasonとは何か)

2023年10月08日 18時06分53秒 | 世界の近・現代史

 西暦2019年辺りから、現代世界の様相は誰が見ても異常で、不気味な物に変りつつあるのを察知する明敏な方も多いだろう。そしてその時に、全世界の報道機関は一致団結して、「個人の自由な言論を封鎖した」、大統領のTwitterでさえ封鎖する権勢である。これは大統領よりも強力で一般人には眼に見えない絶対的な地下権力が、全世界のメディアを支配してゐるという動かしがたい証拠となった。元々USAの大統領とは所謂る糸で操られた人形に過ぎず、本当の主体は常に大衆からは見えない裏にゐる。依り洞察力、察知力の優れた人々は、一般人の想像できない所に厳然とした隠れて見えない秘匿された影の世界政権が在ることを認識した事だろう。然も多くの奇怪な事件、(USA大統領選挙の大々的不正選挙や(国連)という名で呼ばれている連合国(UN)を使った、コロナ注射推進に因る、人間削減作戦・猶太金融資本が企んだウクライナ戦争・USA国内の共産主義勢力とアメリカの草の根愛国主義との内戦・猶太が仕掛けたガザ戦争・ユダヤ・イラン戦争(これはイランの自重で未だ起きていない))は、深く互に関係して居り、国際秘密力金融資本の命令で、その下手人の企図する計画のすべては、新世界秩序(NWO)の実現の為に繋がっている観がある。此れらの事態は一体何なのだろう。歴史の観察者は皆そう感じている筈だが、敢てその元凶を問い、さらにその元凶を指摘する者は自己保存の為に殆どいない。

今起きているワクチン注射と称する「毒殺大量殺害計画」は、2019年に始まった物ではない。この異常な事態は、ジャックアタリの言動に拠れば1981年には計画が吐露されている。正確な起源は分らないが、人間削減計画は何十年の以前に過去に慎重に企画され、恐らく30年間以上は慎重に、その発動機会を待っていた計画であろうと推察する。一体、誰が何のためにその様な悪魔的計画を練り、時期を見計らって行動計画をONするのだろう。こう言った計画は何に基づいて発動され、その目的は何なのか?、その元凶が解れば、いま目の前に起きているすべての疑問も謎も明らかにされるだろう。

たぶん、我々一般人には今の世界の本質は正面からは見えない。国際的な地下ネットワークを持つ、或る極めて異常な民族のProtocol議定書に基づいて、莫大な資金と秘密結社で組織されたものであろうと思う。一般からは秘匿され隠れた存在であることが何よりも彼等の強みであり、世界の銀行制度(紙幣通貨発行権)と世界全体の小売・製造業のカルテルを形成し、世界の富の98%以上を所有し、自分達の目的に抗う者は暗殺でも何でもするギャングの特質を備えている。世界的には彼らは自称「慈善家」と称して、世界の平和と安定の為に活動していると自称している。彼らは超富豪の集団的地下組織である。彼らの組織の呼び名は幾つもある、だがその真の目的と構成員は、皆同じであり、より一般的に知られた、国際秘密力とかイルミナティとか、Judea金融資本とか、王立国際物題研究所とか、CFRとか、呼ばれている隠れた背後にゐる猶太に依る地下世界政府機構である。一応、これを一般的なFreemasonという呼び名で呼ぶことにしよう。現代の戦争も、石油危機も、多くの二酸化炭素を悪者にする、環境保護と称する政治運動も、カラー暴力革命も地域戦争も、この手の組織が企画し、下手人を通じて実行して来たのが現代の歴史である。もしもこの組織の企図が無ければ、世の中は本当の平和がもたらされると信ずる。日本国は明治以前は、この組織の影響を被ることは無かった。だが日米和親条約以後、幕末の不平等条約以来、日本国は東インド会社の、この組織の影響をもろに被ることに為った。

1638年の鎖国令以来、徳川の260年は大規模な戦争の無い、固定された階級制度の平和な時代でありそれは貴重な物であった。その17世紀の初めに徳川幕府は成立し、徳川の世が永遠に確立する為に、米制度を第一として様々な法制と幕藩制度を作り上げた。参勤交代を始め、江戸幕府は様々な諸制度を推し進めていった。参勤交代は日本国内を文化的に統一する為に最大の効果を発揮したし、藩制度を巧く利用して、徳川の支配に異を唱える事を未然に防ぐ制度を進めて行った。その一つにあるのが鎖国政策と各藩の武装解除である。それは徳川の側から見れば、幕藩体制の当然の施策であるが、世界は日本だけで成り立って居る訳ではなく、日本の周りには、凶悪な意図を持つ国が犇いて居たのである。その国々はやがて日本に牙を剥くのである。武器の改良と戦国時代の戦闘力が有れば、日本は簡単には占領される事は無かったであろうが、一旦、徳川の支配が出来上がると、徳川幕府は各藩の、延いては日本国全体の武装解除をして行った。大きな船は作らせない、武器の技術革新は喜ばない、また「入り鉄砲出女」、という監視体制も整備された。この様な状態は、やがては自らの首を絞める事にもなった。その間に西欧の凶悪な植民地勢力は、無防備な諸国を暴力的に支配してゆく事に成った。徳川幕府を倒した薩長の明治維新という西欧化近代化は、或る意味ではFreemasonの手の内に在った企画でもあった。

世界金融勢力の思惑は、シナの全占領とロシアの支配を目的とした、彼らは、日本を東洋に於ける「手兵」として使う魂胆であったのであろう。日清・日露の戦争も、彼らの手の内で計画されたものであろう。それに気が付く人も居たはずだが、だがまだ日本が独自に西欧から独立することは出来ず、「不平等条約の軛の儘」に、関税自主権も無い状態であった。日本としては、植民地に成らずに國の真の独立が最大の課題であった。20世紀初頭の当時、東洋に於ける独立国という物は極めて限られたものである。「清朝」は上海を始めとして、沿岸地帯を植民地勢力に侵食されて、到底、独立国とは言えない、日本も不平等条約が圧し掛かり、完全な独立国とは言えなかった。当時、国と言えるものはタイ・日本しか無かった。あとはすべて列強の植民地です。こんな状態が日本が開国した1868年から1945年まで続く。日本の大東亜戦争は、日本を追い込んだUSAの猶太勢力との戦いであったが、そればかりではなく、猶太に支配された東南アジアを解放することが目的に一つでも在った。それは当時の日本国民は解かってゐた。そして昭和二十年八月の日本国の敗戦を迎える。形の上では東南アジアは独立した。実態は真の独立には遠いけれども、それでも奴隷として扱われていた人々が、貧しいながらも解放されたが、白人たちは永い植民地支配について一切の謝罪もしていない。この傲慢は何だろう、今もその歴史を知る、多くの東洋人は怒りを抱いている。

1945年以後、世界の支配権を握った国際金融資本は、その世界支配の道具として、「連合国」(united・nations)をつくった。これは一次大戦時の「国際連盟」と同じ役割の物だ。同じく国際連合は、Judeaの世界支配の道具である。戦後はドル体制を布き、世界の金融を自分達の手の内の制度として私物化した。猶太のプロトコルでは黒人を使いUSAを共産化するという長年の目標がある。それに抗ったのがドナルドトランプ氏である。トランプが一期目のPresidentを務める事が出来たのは、その時丁度USAを支配してゐたRockefellerが102歳で死んだ為であろう。Americaを支配してゐるJudeaとその配下のDSが、下の根の愛国者を押さえることが出来なかった為だ。トランプの一期目は多くの襤褸が露呈した。トランプは猶太支配を駆逐したかったが、政権の中には猶太の配下が膨大に居た。トランプが選んだ副大統領までがDSである事を知らなかったほどだ。それでもトランプは軍産複合体の戦争要請には従わなかった。トランプの施政機関に大戦争は起きていない。ネオコン(猶太極左のトロッキスト)は、それが不満であった。イラクの石油を支配する為にツインタワービルまで、巧妙に爆破するという事までするネオコンである。相手を攻撃するのに何かの口実を作るのは、国際金融資本の真珠湾以来の常套手段である。

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スパコンの中のクォーク-素粒子から原子核をつくる

2023年10月02日 18時12分51秒 | 電子計算機の未来

スパコンの中のクォーク-素粒子から原子核をつくる

今ではコンピューターの中で仮想の核内部の力の在り方を研究する事が出来るという驚くべき時代の様だ。量子力学は極微の存在である原子の振る舞いの力学を考える学問分野だが、更に微細な、例えば陽子のなかに存在するが単一には取り出せないという、構成子(クオーク)の挙動の法則性を探求するのが量子色力学と呼ばれる分野である。構成子が何故単一で取り出せないか?この問題は今でも十分な理解を出来ないでいる分野である。取り出せないというのは、構成子という物は単一の物質的な物ではないからであろう。それは波動の様でもあり物の様でもある量子力学的電子とは異なる世界の現象と考えた方が好さそうだ。自然はなぜ、このような仕組みをつくったのであろうか。ハドロンである陽子や中性子の内部構造を解明する為に構成子を導入しその構造を探ったが、クオークの力学は法則的に理解できたとしても、その存在の意味と構造をまだまだ理解出来てはいない世界といえます。

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地球の気候変動について

2023年10月01日 17時45分15秒 | 認識と自然

 地球の気候変動については、大きく分けると三つの要因が考えられる。一つは地球自体の持つ要因である。それはどういう事かと言うと、地球自体の火山活動に因る太陽光の遮断から寒冷化が起きること、火山と地震は原因的には或る意味では同じ物である。地球自体が未だ冷たくなって居らず、中心核付近では原子核分裂に因る発熱が常に地殻を溶かし、外の外皮のプレートは下から湧き上がるプリュームの上昇によって少しずつではあるが移動している。プレートの上に乗っているシリコンの組成を持つ橄欖岩の大陸も少しずつ移動するのである。この事実はGermanyの地球物理学者ウェーゲナーの依って提案されたが、彼が生きている内にはその証明が出来ず、彼は失意の内に北極の探検中に亡くなった。この様に地球自体に起因する原因での気候変化がある。

そして二つ目には、太陽系の中心である太陽の変調に因る地球の気候変動である。太陽の変化を初めて問題にしたのは望遠鏡が発明されてからであり、その望遠鏡で月や星を観測したのは、イタリアの天文学者Galileo・Galileiである。彼は、太陽に望遠鏡を向けて、そこに黒点と称するものが在ることを確認し報告している。これが太陽活動に関して実際に報告として残っている記録の初めである。太陽黒点は最初何御為に出来るのかサッパリ解らなかった。しかしそれが太陽の活動に関係しているらしい事は次第に判るようになって行った。それは太陽内の活動状態を現わしている事に気が付いたのである。黒点は磁場であり、それが見えるという事は活発に内部の核融合反応が進んでいる事を現わしているのである。太陽活動の変化は常に地球の気候にダイレクトに影響する。現在、太陽活動は不気味な変化を予想させる段階にある。それは地球の磁場の変転であり、此れが起きると、それが完全に反転するまでに、太陽風のプラズマが地球を襲い生命に大きな危機をもたらすかもしれないと考えられている。

更に、三つ目としては、太陽系の銀河系宇宙の中での影響である。太陽系は天の川銀河の周りを3・5億年で一周する。その間、太陽系は銀河系内宇宙の星間物質の中を回転する。その際に太陽系への変化が起きる可能性がある。それは未知の要因であるが無視するには余りのも重要な要因である。

次にはの過去に於ける太陽系理解の経緯を考えてみよう。そして今現在の時点でどの様な推移が考えられるかを考察する。太陽系の生成が18世紀にも話題に成った事がある。それは二つの構想が出された。一つは巨大な個体が回転力によって分離し、その分離した小個体が中心部の太陽の時点に従い太陽の周りを回ることで惑星系が形成された。という推理であり、もう一つはガス雲の中から中心部の重量で太陽が現れ、その周りのガス雲が重力に従い収縮し、それが惑星になり太陽の回転に応じて周りを回る太陽系を作ったという説で、初めの構想はFranceのシモンドラプラスにより提唱され、次の構想はGermanyの哲学者イマーヌェルカントにより提唱された。この二つの説は現代の惑星科学に拠ればどちらかと云うとカントの説に近い。ただ、現代の惑星科学でも、実際の惑星系の創成については未知の部分が多い。現代では宇宙空間に望遠鏡が打ち上げられているのだから、現在も活発に星が形成されている領域を観察する事で問題の答えが見つかる。

太陽系が形成されたあと、太陽を回る惑星の変化については、いま尚全てが解っている訳では無い。太陽系第三惑星の地球は太陽系の中でも特殊な星である。そこには水が大量に存在し、それが生命体を育んだ一番大きな要因であろう。地球はその生成時から様々な経緯を経ている。地球の浅い海に生じたと目される初めの生命は、環境を生きる為に様々に適応して来た。遂に現在の人間が出現したのであった。人間と云っても住む環境に適応し、人種が形成された。この人間が活動を始め多くの火を使い二酸化炭素を排出して温暖化が起きたという虚説が現代の諍いの元となっている。地球の温暖化は人間活動とは異なった物で、それは多くは太陽活動に立脚している。現在の「温暖化論争は」完全に政治的な物である。この二酸化炭素で一儲けをしょう。という輩が、この温暖化問題の火種を挙げた。地球はその長い歴史の中で中生代の恐るべき高温時代と何回かの氷河時代を経験している。本物の氷河時代が到来すると、農業生産物は減収し、本物の飢餓が起るだろう。当然ながら人口の減少が起きる。完全な氷河時代が来ると人間は数億人に減少する。地球の様相も変化し、現在のヨーロッパは氷河の下に成り、アフリカのサハラ砂漠は緑の草原と樹林に覆われる。

ところが此処に、或る勢力が気温の上昇を二酸化炭素のせいにするという策謀を考え出してひと儲けしょうとした。またそれは世界を支配する方法の一環としても考え出された物であろう。その勢力は第二次大戦の戦勝国である「連合国」という自前の組織を使い、大々的に地球環境の二酸化炭素により温度上昇を宣伝し、テレビを始めとした全メディアを使って多くの人々を洗脳した。今では、それに敵対したGermanyや日本も敗戦の枢軸国としてその組織に入れられ、日本国民の税金から運営資金をカツアゲされているのが真実である。いまでは日本も独逸も傀儡政権が国民を犠牲にして、そのある少数民族の勢力に、資金的にも政策的にも言い成りで奉仕しているのが現状である。こんな事がいつまで続くのだろう、この少数民族は世界の富の90%超える貨幣を持ち、金塊に異常な執着を擁いている。自分達の為に他者からの収奪についてそれが正当な物だと彼らの聖書であるタルムードには記載されている。こんな出鱈目な民族が世界の実権を握っ営るのは恐怖と絶望以外の何物でもない。日本国民は彼らを全く知らない為に、明治の初めから上手く操縦されている。明治維新と称する政変は彼らが青写真を描き、薩長の下級武士を使って江戸幕府を倒し近代化と称して猶太の操縦可能な制度にしたものだ。

さて、地球という惑星の環境は、太陽の放射エネルギーを受けて、自ら創り出した物だ。第三惑星は、太陽からのエネルギーが適度に恵まれて、それが生命を生んだ最大の要員だろう。水星も金星も、余りに強烈なエネルギーをもらい受けて、ほとんど灼熱の世界であり、此処に生命は生まれよう筈もない。では火星はどうか?地球よりも遠い為に、そのエネルギーの率は少ない。それに水も存在しない。こう考えると第三惑星は信じられぬほど運のよい位置にある。特に重要なのは月の存在である。月はどうしてできたのだろう?、此れこそが太陽系第三惑星を考える上で、最も神秘的な5つの問題の一つであろう。月は地球の75%を占める海に対して干満を起こさせ、海の律動に一つのリズムを与えている。これは生命を考える際に、とても重要な係数であり、地球の生命と生殖の起源はこのリズムに起因するのでは無かろうか。原始的な生命が地球の海に発生し、それがひとつの律動を持ち、バイオリズムを誘導したとするならば、命のリズムはこの月に因る地球の海の干満であろう。この辺の事情は太陽系第三惑星の歴史であり、その生成のもっとも重要な点である。

今回のテーマは地球温暖化という現象である。一言で謂えば、地球は温暖化も寒冷化もする。そしてそれは人間活動によって起こる事ではない。人間の活動は地球の環境を左右するほどのレベルには達してゐない。地球の歴史は永い、その中で温暖化した時期が在るかと思えば、徹底的に寒冷化した氷河期が続いた歴史もある。人間の生産活動よりも自然の活動の方が、寒冷化も温暖化も影響が大きいのである。爬虫類が繫栄した中生代の平均気温は現在の平均気温を10数上回って居る。冷血動物の爬虫類の代表であるさまざまな恐竜が栄え、其処から新たな種が枝わかれして多種の爬虫類からの鳥類まで生まれた。地球温度の変遷は各種の繁栄と滅亡を生んで、いまに至るのである。人間の生産活動によって生ずると言われる二酸化炭素の温暖化が引き起こす物は、極僅かであり地球の気候を左右する段階までは至っていない。だが、人間活動の影響は完全に無害化と云えば、そうでは無いと思う。人間はその生産活動により、様々な公害を引き起こしてきたことは確かである。足尾鉱山の精錬煙害、など、多くの重金属による生態系への破壊は貴重な経験則なのである。だが二酸化炭素に因って人間の生産活動を抑え込むある勢力の思惑で、この温暖化危機説は浮上した観がある。何かの魂胆から論争が始まったのだと考えた方が合理的な気がする。何故ならこの論争は排出基準を定め、それを越えた国家から金を出させるという、利益に絡んだ政治的な思惑ではじまった感じがあるからだ。

こんな事は真の地球惑星科学から言えば、一種のペテンを感じて仕舞う。確かに地球は温暖化しているとして、それが人間の生産活動が原因かと云えば、それは肯定できない面がある。永い地球の歴史年代から言えば、我々の生存している地球は太陽の恩恵と気まぐれを率直に受け入れる以外に方法は無い。太陽研究によれば太陽は此れから先50億年存在する。だがいずれ太陽の水素は燃え尽きて最終的には鉄で終わり、赤色巨星としてその使命を終える事に成る。もちろんそれまで人間などは存在していないであろうし、地球自体が現在のままだとは到底思えない。我々は太陽の賜物でありこの宇宙という偉大な世界の子供である。お天道様に感謝して自分の人生を生き抜くことは何にもまして尊いものなのであろう。

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