
一昨晩皇居で行われた宮中晩餐会のメニューが公開されたのでさっそくチェックしてみました。
【食事のメニュー】
(1)ツバメの巣のコンソメスープ
(2)スズキの酒蒸し ※酒蒸しはシャンパンを使用
添え物 オマールエビ サフラン・ライス
(3)羊のモモ肉のロースト
添え物 ポテトフライ クレソン 温野菜
(4)サラダ
(5)デザートのアイスクリーム (富士山型)
《ワイン》
白 ピュリニィ・モンラッシュ(1996)
赤 シャトー・ラトゥール (1990)
シャンパン ドン・ペリニヨン(1995)
(1)の ツバメの巣のコンソメスープ はやはり主賓の国の産物を使ったという点で
従来の宮内庁の姿勢に変わりがないことを再確認できました。たしか10年前の江沢民さんの時はフカヒレのスープでしたので、両メニューとも中国の高級食材を用いたおもてなしだったと思われます。
(5)の富士山アイスは宮中晩餐会での長年の定番で、特に奇をてらったわけではないようです。
全体的に食事の内容が<軽い(品数が少ない)>のはゲストのスケジュールや体調を考慮してのものと思われ、この例はパパ・ブッシュ来日の時にも見られました。
し、しかし・・・
今回の胡錦濤さんのおもてなしでは過去の記録を見た上でもとびきりのすごい点がありました。
(3)羊のモモ肉のロースト の時に出された<赤ワイン>です。
なんと<シャトー・ラトゥール 1990年>
20世紀において3本の指に入るワインの当たり年、1990年ものですよ!
(続く1996年も偉大な年と言われています・・・今回の白ワイン)
しかもラトゥール1990年はヴィンテージ・ワインの中でも屈指の名品。
手に入ったとして最低でも1本10万はします。
これを宮内庁が今回選んだと言う事はそれだけコキンおじさんを手厚くもてなそうという気持ちの表れですね、きっと。
ワインは通常1本で7杯取れます。列席者は150人ですから一人一杯でも22本のラトゥールが必要です。中には2杯3杯とグラスを空ける客も(僕なら5杯!)いそうですからざっと考えても30本の貴重なワインが必要ということですね。
赤の総額300万円。
昔ワイン好きだった僕としては、このワインは一度飲んでみたいですねぇ。
言いがかりかもしれないけど、この晩にこのワインを飲んだ招待客のいったいどれほどの人数の方がこのワインを正しく評価できたでしょうか?
まさにブタに真珠、ネコに小判とならなければ宮内庁のこのワインの確保の努力が評価されますが。
とにかく大変な価値のある赤ワインをこの晩餐会で国は消費したのです。
ところで、
コキンおじさんは日本を訪れる際の手土産の選定に苦慮していたそうです。
言ってみれば日本が喜ぶようなそうオイシイものが無いという中国側のドタバタがあったそうです。
そこへまさに来日直前のパンダの死。
前回もちょっと書きましたが、中国側にはまさに渡りに船の出来事。
今日発売の一部週刊誌には手土産に苦慮した中国によるパンダ暗殺説がまことしやかに取り上げられています。
なんでも上野のパンダ舎は50cmの塀があるだけで侵入は比較的簡単なんだとか。
そして死亡時を飼育員や職員のだれもが目撃していない、死後の死因調査がなされていないことなどをクローズアップしていました。
笑い事かもしれないけど、実際にそんなことぐらいはやってしまいそうな国ではあります。(失礼!)
とにかくいいワインを飲ませたんだから・・・その味を分かってもらえたのかは知りませんが・・・それ相応に日本側の配慮を感じ取ってもらわなければ困りますね。
国民服を着て天皇の前で先の戦争への苦言を呈した前回の江沢民さんの挑戦的な態度はこのコキンおじさんにはなく、どちらかというと柔らかい物腰の中国元首ですから、今後はより両国がお互いを尊重する外交を展開する事を期待しましょうか。
今回の日中首脳会談の冒頭でいきなり「パンダ・カード」を切ってきたコキンさん。
日本側は、会っていきなりプレゼントを渡されたようなもので、言いたい事も言いにくくなるわけですね。これによって懸案事項がうやむやにされてしまい、中国ペースにはめられてしまった感がなきにしもあらず・・・だと思いませんか?
パンダが来るとなれば、さぁ福田さん、その到着のタイミングをうまいこと選挙にからませないと・・・ね?(苦笑)
でも、パンダに使うレンタル費用を困っている<日本国民>のために使いましょうよ。
お願いしますよ~~~。
ワインだってもう少しお安いのでもいいんじゃないか・な・と。
【食事のメニュー】
(1)ツバメの巣のコンソメスープ
(2)スズキの酒蒸し ※酒蒸しはシャンパンを使用
添え物 オマールエビ サフラン・ライス
(3)羊のモモ肉のロースト
添え物 ポテトフライ クレソン 温野菜
(4)サラダ
(5)デザートのアイスクリーム (富士山型)
《ワイン》
白 ピュリニィ・モンラッシュ(1996)
赤 シャトー・ラトゥール (1990)
シャンパン ドン・ペリニヨン(1995)
(1)の ツバメの巣のコンソメスープ はやはり主賓の国の産物を使ったという点で
従来の宮内庁の姿勢に変わりがないことを再確認できました。たしか10年前の江沢民さんの時はフカヒレのスープでしたので、両メニューとも中国の高級食材を用いたおもてなしだったと思われます。
(5)の富士山アイスは宮中晩餐会での長年の定番で、特に奇をてらったわけではないようです。
全体的に食事の内容が<軽い(品数が少ない)>のはゲストのスケジュールや体調を考慮してのものと思われ、この例はパパ・ブッシュ来日の時にも見られました。
し、しかし・・・
今回の胡錦濤さんのおもてなしでは過去の記録を見た上でもとびきりのすごい点がありました。
(3)羊のモモ肉のロースト の時に出された<赤ワイン>です。
なんと<シャトー・ラトゥール 1990年>
20世紀において3本の指に入るワインの当たり年、1990年ものですよ!
(続く1996年も偉大な年と言われています・・・今回の白ワイン)
しかもラトゥール1990年はヴィンテージ・ワインの中でも屈指の名品。
手に入ったとして最低でも1本10万はします。
これを宮内庁が今回選んだと言う事はそれだけコキンおじさんを手厚くもてなそうという気持ちの表れですね、きっと。
ワインは通常1本で7杯取れます。列席者は150人ですから一人一杯でも22本のラトゥールが必要です。中には2杯3杯とグラスを空ける客も(僕なら5杯!)いそうですからざっと考えても30本の貴重なワインが必要ということですね。
赤の総額300万円。
昔ワイン好きだった僕としては、このワインは一度飲んでみたいですねぇ。
言いがかりかもしれないけど、この晩にこのワインを飲んだ招待客のいったいどれほどの人数の方がこのワインを正しく評価できたでしょうか?
まさにブタに真珠、ネコに小判とならなければ宮内庁のこのワインの確保の努力が評価されますが。
とにかく大変な価値のある赤ワインをこの晩餐会で国は消費したのです。
ところで、
コキンおじさんは日本を訪れる際の手土産の選定に苦慮していたそうです。
言ってみれば日本が喜ぶようなそうオイシイものが無いという中国側のドタバタがあったそうです。
そこへまさに来日直前のパンダの死。
前回もちょっと書きましたが、中国側にはまさに渡りに船の出来事。
今日発売の一部週刊誌には手土産に苦慮した中国によるパンダ暗殺説がまことしやかに取り上げられています。
なんでも上野のパンダ舎は50cmの塀があるだけで侵入は比較的簡単なんだとか。
そして死亡時を飼育員や職員のだれもが目撃していない、死後の死因調査がなされていないことなどをクローズアップしていました。
笑い事かもしれないけど、実際にそんなことぐらいはやってしまいそうな国ではあります。(失礼!)
とにかくいいワインを飲ませたんだから・・・その味を分かってもらえたのかは知りませんが・・・それ相応に日本側の配慮を感じ取ってもらわなければ困りますね。
国民服を着て天皇の前で先の戦争への苦言を呈した前回の江沢民さんの挑戦的な態度はこのコキンおじさんにはなく、どちらかというと柔らかい物腰の中国元首ですから、今後はより両国がお互いを尊重する外交を展開する事を期待しましょうか。
今回の日中首脳会談の冒頭でいきなり「パンダ・カード」を切ってきたコキンさん。
日本側は、会っていきなりプレゼントを渡されたようなもので、言いたい事も言いにくくなるわけですね。これによって懸案事項がうやむやにされてしまい、中国ペースにはめられてしまった感がなきにしもあらず・・・だと思いませんか?
パンダが来るとなれば、さぁ福田さん、その到着のタイミングをうまいこと選挙にからませないと・・・ね?(苦笑)
でも、パンダに使うレンタル費用を困っている<日本国民>のために使いましょうよ。
お願いしますよ~~~。
ワインだってもう少しお安いのでもいいんじゃないか・な・と。
パンダなんぞ田中角栄時代の「人寄せパンダ」だった訳で、高度成長期やバブル期の遺産そのもの。
今、国民(都民)が望むのは「物」では無く「事」。
ハコ物や飾り物ではなく、医療・福祉・年金・減税などの整備なんですよ。 世知辛い世の中、少しでも生活が楽になる「事」を議論しなければ私達は安心して歳を取れない。 子供達の未来が不安だらけになってしまう。
「乾いた雑巾をまだ絞れと言うのか!!」年寄りの叫びです。
コキンさんも愛ちゃんと卓球やってる暇があったら北京の空を明るくする策を考えろ! 五輪参加で病気になったらどうしてくれるんだ?
寒中お見舞い申し上げます。
いつだったか道東は30度を超えたそうで・・・。
まったくすごい天候ですよね。
東京は雨になり、先日の夏日から一転して10度以上も気温が下がっています。
そんな中、本日(土)は明日の新宿ライブのための最終練習があります。中年バンドは体調管理が音楽よりも大切なんです(笑)!故障者が出ないことを祈るばかり」ですよ。
コキンさんも帰国して残ったのはやはり不毛の政治ショーの残骸。
パンダはいらない。
この言葉を口にした政治家はいったい何人いたんでしょうか。
上野動物園を管轄する都の石原知事は「費用対効果」を口にしていましたが(パンダで入園者が増えるんならそれもいい、という意味)、彼がそれを口にしちゃいけません。
1000億投資の新銀行にさらに400億の上積みを決定したのですから。費用対効果はどうなのよ?
パンダなら400年借りられます。こっちも気は乗らない話ですが。