バンマスの独り言 (igakun-bass)

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安倍首相の演説

2015年05月03日 | 社会・政治
直近のニュースで一番しっかり見たのはアメリカ公式訪問における上下両院での安倍首相の演説でした。

隣国(キムチ国)などによるアメリカ国内での執拗な妨害活動があったとされる状況下での両院議員総会での我が国の政治リーダーがどんな内容のスピーチをするか、自ら「世界の警察」の看板を下ろしたアメリカとどう協調し、どうその手下になっていくのか・・・みたいな数々の不安をもって、その内容をしっかりと知りたかったのでした。

まず思ったのは、あのように英語でスピーチする必要がどこにあったのか?という基本的な疑問です。
きちんとした同時通訳者を使い、堂々と日本語で話せばいいことでしょう?
ただし、一国の首相が訪問国の言葉を使い、一生懸命だったのは涙ものでした。がんばったんですね、と言っておきます。

安倍首相が英語で書かれた原稿をひたすら棒読みしただけでなく、原稿に日本語で「顔を上げ、拍手促す」「次を強く」などと、あんちょこが書かれていたと「ウォールストリート・ジャーナル」などが、大きく報じていました。
僕がTVで聞いた範囲だけでもシラブルの区切り方がおかしく、たぶん議員さんたちは最大限の寛容精神を発揮されたことでしょう。

また、日本メディアが「10回以上のスタンディングオベーションが起きた」と持ち上げているのも、失笑の対象になっているそうです。
中には途中退席する議員もいたなかで米議会では、スタンディングオベーションは習慣で、タイミングもあらかじめ決まっているという事実や多くの議員はあらかじめ配布されたスピーチ内容の紙を目で追っていたというジャーナリストの話もありました。
ありがたがっているのは、何も知らない日本のメディアと、おめでたい安倍首相だけだというのです。(本当でしょうか?)


「集団的自衛権」などの方向は力の弱ったアメリカにとっては心強い助っ人法となることは明白でしょうし、日本がどんどんアメリカの「属国」になる日が近づいてきた印象もありました。自国民である沖縄の民意に聞く耳を持たず、いったいどこを見て政治をしているのでしょうか。

今日は憲法記念日。憲法が現代社会にそぐわない部分があるのなら全国民で検討していけばいいのですが、ある時期の一政権の考え方だけで「政府・政権の暴走を縛る」大事な役目の憲法を勝手に変更・改変してゆくことが許されることなのでしょうか。

経済もアベノミクス効果とやらでお金持ちや輸出関連は多少潤っているといわれていますが、我々一般の生活が一体どのくらいよくなったと言えるでしょうか。輸入大国の日本は今や輸入品の値上がりで悲鳴をあげているではありませんか。
国民の真の経済的幸福ははるかに遠くにあるようです。


今回の記念すべきアメリカ訪問、賛否両論があったようですが同盟国としてのアメリカと仲良くするのはいいことだと思いますが、彼らの都合に巻き込まれないように注意深く、思慮深く、日本のステータスをしっかりと堅持していってほしいと思っています。

憲法記念日の今日、最後に一言。

安倍総理は即刻辞職してほしいです。この政治家は非常に危険だからです。

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