インスタントコーヒーも美味い！

今から３年ほど前まではコーヒーを飲むという習慣がほとんどなかった僕でした。

コーヒーは紅茶にブランデーを数滴たらして飲むのを好んだ僕にとって、あのＮＹでの生活で薄いサラっとしたコーヒーをベーガルとともに楽しむ朝食をよくとっていた時期以外は縁のうすかった飲み物でした。
それが数年前から早朝に仕事場に着くと、置いてあるウォーター・サーバーのお湯でインスタント・コーヒーをまず一杯、という生活習慣が始まりました。

それとともに家のキッチンにはコーヒー・メーカーが置かれ、妻とよく飲むようにもなりました。
少しずつですがうまいコーヒー、香りの高いコーヒー、嫌いな味のコーヒー、などが分かるようになってきました。
妻はミルクを少し入れたコーヒーを好むのですが、僕は何も入れないいわゆるブラックが好みです。

朝の仕事場ではもちろんなのですが、コーヒー・メーカーを使うのが面倒な時や自分一人だけさっと飲みたい時などは、やはりインスタントの出番です。

そんなこの頃、あることからインスタント・コーヒーの美味い淹（い）れ方があるのを知りました。
みなさんの中にはもう知っていて実践している方も多いでしょうが、今日はそのやりかた（とても簡単です）をご紹介します。

コーヒー通とまではとても言えない僕でも、このやり方でのインスタントの味の激変（大袈裟か？）には妻とともに驚かされたのでした。



インスタント・コーヒーを定量、カップに入れたら（今までのように）いきなりお湯を入れてかき混ぜることをやめ、少量（スプーン一杯強程度）の水でダマがなくなるまで溶かした後、いつものようにお湯を入れて溶かして飲む・・・これだけです。

僕は未見でしたが以前にNHKの番組でこのようなことを紹介していたらしいですね。


それにしてもなぜ、水で溶かしてから淹れると美味しくなるのでしょう？　
番組「ためしてガッテン」によると、「コーヒーの粉にはデンプンが含まれているため、いきなり熱湯を注ぐと、粉の表面のデンプンが固まってダマとなり、粉っぽい味になる」ということなんだそうです。

今ではインスタントを飲むときには必ずこの方法で淹れるようにしていますが、確かに香りが高く感じられ、飲んだ感触も心なしかサラっとしています。そしてこの方法を使う前に比べて格段に美味くなったと感じられたのが妻と二人の共通した感想でした。

インスタントを飲む方でまだこの方法・・・大した手間ではないことが一番のウリですね・・・ではなくいきなりカップにお湯を注いでいる方はぜひ一手間惜しまないでください。

間違いなく美味しく感じられることでしょう。


寒さもピークですね。
東京地方は先日ついに積雪になりました。ほんの少しですぐ溶けたので助かったのですが、みなさんもご自愛のほどを。