昨日、ブルーレイデコーダーにためこんであったNHK 12chのEテレの「ふりかえり日本史」を3回分くらいまとめて見た。
テーマは、「なぜ、太平洋戦争へと日本がつきすすんでいったか」ということ。
ふつうに考えれば、アメリカのような大国に日本が勝てるわけがないのに、なぜそうなったのか、前から疑問に思っていたのだが、見て、なんとなくわかった気がした。
答えは、太平洋戦争が始まる36年前の日露戦争で日本が勝ったことにあるらしい。あの時、国力が日本とロシアで1:10くらいだったのに、一応日本海の開戦でロシアのバルチック艦隊をやぶったことが、日本は神がかり的に勝てると当時の少年の心に焼き付いたらしい。
その後の中国との戦いでも盧溝橋事件でやめようとしていたのにやめられなかった。(天皇は止めよう伝えたのに側近が伝えなかったらしい。)そして、南京陥落でやめようと考えていたのに、それも、できなかった。ずるずると、戦争は続き、アメリカのような強大な国と戦うことに。まともに戦って勝てる相手でないことはわかっていたらしい。しかし、奇襲作戦で日露戦争のように勝てると思ったらしい。
開戦後4年弱。原爆が2つも投下されるまで続いた戦争。
振り返って、日本の借金地獄。とんでもない国債や県債や市町村債の発行。どこまで、続ける気?
身の丈にあった生活。少しのことでも幸せに思えるように、ライフスタイルを転換しなくては。節電の暮らしがその第一歩になればいいが。
さて、明日の朝3:45からWカップ女子サッカーの日米決戦。こちらは、奇襲作戦でもなんでもいいから、勝ってくれ!応援してるぜ!!