実は我が家のピアノは、かなり古い。50年くらい前の物。
それでも、毎年調律をしてもらい順調であった。
しかし、12月9日に調律してもらったところ、高音部と低音部の弦が切れていること中央部の音が低くなっていることが判明し、一昨日までに修繕してもらった。
であるので、ピアノの練習は最近少しできなかったということと、ここ3か月くらい米津玄師さんのLEMONの練習ばかりしていたので、「エリーゼのために」は全く練習していなかった。
にもかかわらず、調律師の人には「この歳でエリーゼのためにが弾けるようになったんです。年齢で不可能ということはないんです」などと大口をたたいていた。
そして、一昨日ピアノが弾ける状態になって昨日弾いてみると、出だしの簡単な所は弾けるが、肝心の中盤の部分と後半の不協和音の速く弾かなければならない部分がほとんど思い出せない。
うーん。ショック!
譜面に、まだ書いていないドレミや指番号などを記入して本日再挑戦すると、これがどういうわけか、遅いながらもほとんど弾けるではないか!?不思議!
速くは無理だが、こういう感じだったな、こういう音だったなというのが蘇ってくる。
実に嬉しい。(何といっても、先生に教えてもらわなくても、弾き方を思い出せたのが嬉しい)
自転車の乗り方や泳ぎ方同様、一度身に着けた技というのは、そう簡単にはなくならないもののようだ。
これを励みに今まで習った曲を復習してみようと思った。