さきほど、NHK Eテレで見た、デビッド・クリスチャンという人のプレゼン。
宇宙の歴史137億年をたった18分で解説し、人類がどのようにして生まれ、現在どのような状況にあるのかを見事に説明していた。
私が覚えている所だけを、私なりの理解で、簡単に書き留めておくと、
137億年前に有名な「ビッグバン」により、漆黒の時間も空間もない所からマジックのように、恒星や元素が生み出され、46億年前に太陽系が生まれた。
それから、多数の元素が複雑に反応し生物が生まれ、生物は進化して、恐竜の時代となった。
6500万年前、ユカタン半島に突然小惑星が衝突し、恐竜は絶滅したが、それは、人類の祖先であるほ乳類にとって、非常に幸運なことであった。
やがて、20万年前に今の人類の祖先が現れ、数々の道具を生み出すのだが、言葉というのは、人類の歴史にとって、非常に大きな意味を持つ。
それは、「集団的学習」(コレクティブ ラーニング)として、時間と共に学習した内容のレベルを高められることにある。
やがて、人類は、「化石燃料」を使い、豊かさを実現した。
しかし、現在、その「化石燃料」は今までの繁栄をもたらした環境を破壊しようとしている。
また、学習して得たこの便利な道具が核兵器のように人類を滅ぼそうとしている。
これから先、いったいどのような未来が待ち受けているのかは誰もわからない。
でも、こうして、宇宙の歴史を俯瞰することは、宇宙全体を知り、あらゆるものが一つにつながっているということを学ぶ上で、意義が大きい。
我々が、高校まで学んだ歴史年表は暗記するのが主たる目的であったが、ここでの「ビッグヒストリー」の年表は、歴史を知ることの意義を知る大きな体験であった。
大きな拍手!!!
色々とお腹にストンストンと落ちて目がキラキラと輝きました
同じものを見て感動する人を見つけられて嬉しいです