徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

「55歳からのハローライフ」(NHK)から「愛」を考える

2014-07-01 20:52:16 | 日記・エッセイ・コラム

 この前の土曜日の21時からNHKで放送していた「55歳からのハローライフ」

 同じ世代の人間として、考えさせられることが多いグッドな番組である。(見てない人はオンデマンドをどうぞ)

 村上龍の作品をドラマ化(一話完結で3回目。実は、私はこの本を姪にもらって読んでいる。)したもので、1話目の「キャンピングカー」や2話目の「ペットロス」も良かったが、なぜか、この3作目で「愛」について考えさせられた。

 話しは、「結婚相談所」で再婚相手を探す一人の女性の話(原田三枝子)なのだが、離婚する前の夫というのが、どうもパットしない。でも、その夫との間に娘がいる。

 退職して、テレビばかり見ている夫にイヤ気がさして、別れたのだが、結婚相談所が紹介してくれる再婚相手というのが、これまた、全然パットしない。

 一人気にいった人ができたかと思ったら、「工場で働く人手が足りないから」と来たものだ。

 それで、ブー。

 最後近くの場面で、主人公が来たカクテルバーに一緒にいた見知らぬ男性が泣いており、理由を聞くと、「恋人が逢いに来てくれなかったのはなぜだ??」と落ち込んでいたのを、なぐさめるのだが、

 「逢うことは簡単。でも、きっと、うまくいかないことがわかっているから、逢わないんだわ」!時の流れは大きいわ!」というようなことを言う。(私は見てないが、映画「ひまわり」にそんな場面があるらしい。テレビに出ていた。)

 そう、そこにこそ、愛の本質があるのだろう。

 「相手のことを思い、相手を幸せにしたいという気持ち」

 そのために、逢うこともあれば、逢わないこともある

 I LOVE YOU.

 I → YOU →HAPPY

 そうして、ずっと、相手の幸せを思っているだけで行動に出なかったらどうなるって???

 それは、時が解決してくれる。

 だから、行動できるように、強くならなければ!

 このドラマの最後で、主人公の女性は前の夫と再会するのだが、娘のことでよろしくと握手を交わして別れていった。

 人生において、愛し続けるとは、自分に力があり、相手がそれを受け入れ、そしてお互いがお互いを支え合っている、そういう関係なのではなかろうか?

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