「エリーゼのために」は非常に有名なベートーベンの曲(作品番号173)ですが、私は久しぶりにこの曲を弾きました。
久しぶりと言っても、もう1年ぶりくらいでしょうか?
他の曲の練習をしている時は、なかなか弾く時間がとれず、1度弾いたから、いやいや2度も3度も弾いたから、たぶん大丈夫だろうと思っていました。
ところが、ピアノを弾き始めるものの、最初は出だしの部分(ミ#レミ#レミシレドラ)から(シドレミー)で始まる部分を弾くのが精一杯で、その後の装飾音符や32分音符がある部分はなかなか思い出せないし、後半の不協和音から始まる16音符の三連符が上下する部分は弾けないでいました。
しかし、先生に少し指導を受けただけで、指が覚えていたというか、頭でつながっていたというか、それほどの時間を要せずに弾くことができるようになりました。
また、今まで、この2か所が非常に難しいと思っていたが、「それほどでもないな」と思えるから不思議です。
これは、自分が同じ場所にいながら、らせん階段で上に上っているような感じです。
難しい音符でも、一定の規則性があり、その規則性を理解できると弾けるように思います。
まだ、ペダルはほとんどだめなので、これから練習して本当にマスターしたいと思っています。