迷悟在己

痴呆寸前が巷間を漂いながら日々の雑感を書きます

野菜のバイキング

2018-08-17 00:43:36 | グルメ
「フラール」は員弁郡藤原町鼎にある。

地場で採れた旬の食材を使ったバイキング形式のレストラン。
野菜ばかりで、たまには肉をなんて人には焼きそばやパスタに肉が入ってるので大丈夫。

「フラワー」とか「フルーレ」ではなくて、どうして「フラール」なんだろといつも思っていた。
どうも店の名前が思い出しにくい。まあ場所さえわかっていれば、広大な農業公園に一軒しかないのだから
なにも名前がどうのとややこしいことを考える必要もないのだが、日本で営業するんだからわかりやすい名前の方が
店にとっても良いと思うがどうだろう。
シェフは料理学校の校長をされてた方で、東海ラジオなどで番組を持っておられた、その道では有名な人らしい。

当初はミニゴルフ場に隣接した大きな店舗で営業されてたが、大きいのでお客の人数も多く、
受付で長い行列が出来るほどだった。
人数が多いので、出来上がった料理はテーブルに置かれるより早く、待ち構えていたハイエナのようなおばちゃんたちの手が
四方から伸びて、気の小さい控えめなご婦人たちはなかなか料理にありつけなかった。w
もちろんわれわれのようなぼけぼけ老人はいつもスカを食わされてたんです。
自然、狩猟部長はどこのテーブルでもおばちゃんの任務で、私のたのもしい戦友も、
「ちっくしょ― 目当てののが取れなかったけど、なんとか取れた」とかいって、皿に結構な量の野菜や天ぷらを持って来てくれるので、
そのおすそわけにあずかってた。
さらにハイエナおばちゃんの食欲は並み大抵ではないので、わたしらじじいは「もう腹いっぱいで食えねえや」と言って降参しても、
「まだまだ食べれるよ」とか言って、何度も料理を取りに行くので恐ろしかった。
作っても作ってもすぐなくなるので、そういうことに恐れをなしたから、今の小さい店舗に変わったのだと、
それは大きな原因のひとつだろうと私は思ってる。

しかし、現在の店舗はいかにも手狭で、しかもなんとなく落ち着かず、少々暗いムードは好きになれない。
風水なんかではどうなんだろね。あの場所は
あるいは建物の外観もなんかどうも好きになれない。
同じことを思ってる客も結構いるのではないか と、戦友と話し合ってる。
料理を置くテーブルの位置もしっくりこないし、客席の配置もどうかなあという感じだ。
だからというわけでもないが、積極的に食べに行こうという感じではなく、近くまで来たから行こうか という頻度になった。

まあ腹いっぱい食べたって、所詮野菜中心だから、肉食に比べればずいぶん体には良い筈。

文句ばかり並べて申し訳ないのだが、せっかく良いロケ―ションなのだから、もう少し窓外の景色に気を使ってもらいたいです。
どうも員弁市に編入してから良くないねえ。
もともと藤原町の意匠なんだしね。

料理は? 美味いですよそりゃ。

部外者としての意見です。
(画像は旧店舗)