天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

富士の新雪

2020-11-19 16:08:02 | 日記

 いや、参ったなあ、もう、と吉本芸人のギャグみたいなセリフが出てしまう。素人には株式市場の鉄火場は無理だと悟った。ステイホームやリモートワークが長引き、空運と並んで土砂降り景気の陸運のはずが、小田急電鉄(9007)の株価が30年ぶりの高値3175円(前日比125円高)を一時付けたというニュースに後頭部を撃たれた。10月30日の連結中間決算発表で212億円余りの純損失(前年同期は165億円余りの黒字)に陥り、通期でも321億円の赤字見通しだったので、普通ならいつ底値を付けるかが焦点となるはずなのに、その程度の赤字で収まるのかという判断だったのか、同日の2577円の安値を起点に株価は上昇を始めた。えッえーである。何がどうなっているのか分からないけれど、景気が良くて結構なことである。
 もう一つ、参ったなあもう、は卓球ITTFファイナルズで、日本の誇る張本智和も石川佳純も、ともに韓国選手に初戦敗退したことである。先のワールドカップに続いて、久々の卓球国際大会をじっくり楽しもうと思っていたのに、残念なことである。さらに、コロナ感染者数が東京及び全国で最高を記録したことも参ったことであるけれど、これは政府の政策運営の当然の帰結なので、驚くに当たらない。
 驚いたのは、菊の花は花札のイメージから9月のものだと思い込んでいたけれど、近場を探索していると菊花展を今頃開催していたことである。花火のような放射状の色鮮やかな作品も目に付いたけれど、とりわけ真っ白の大輪の「富士の新雪」と題が付いたのが気に入った。こんな洒落た真似は欧米人には手が届かないだろうし、日本文化の粋にうっとりした。
 さらに驚きに値するのは大相撲、幕尻の志摩ノ海の活躍も目覚ましく、これから12日目のTV観戦を楽しもうと思う。