郷土食研究会 うまかっぺ!茨城 

茨城の郷土食に関するあれこれ。また、そこから、「食」だけではない、た~~~くさんの、よもやま話などなど・・・

節分そば

2023-02-03 21:51:47 | グルメ

「立春」は暦の上では「春が始まる」という日で、一年の始まりとされます。

その前日が「節分」。

つまり、「一年の始まり=立春」の大晦日なので、この日に年越しそばならぬ、「節分そば」を食べる風習が残っている地域があり、例えば茨城県のつくば市にもあります。

 

郷土食研究会うまかっぺ茨城では、以前、郷土食に関するアンケートを取ったことがありました。

その時、つくば市の旧大穂村地区の方から「節分そばを食べる」とご回答頂いたことがありました。

また、これとは別に、つくば市の旧筑波町地区の方からも、「節分そば食べる」と聞きました。そこのお宅は毎年、親戚の方が打ったおそばを待ってきてくれるので、それを食べるとのこと。

 

そう、茨城県内、少なくともつくば市内でも、「節分そば」を食べる習慣があるのです

 

ということで、本日節分の夜、節分そばを頂きました。

 

まあ、2023年現代風に、近所のスーパーで購入した「恵方巻き」と一緒に、おそばも頂きました。

本日は、我が家では、利尻とろろ昆布と三つ葉をトッピングした、温かいおそばで。

身体が暖まりました~

この食べ方が、つくば市大穂地区を始め、茨城県内の「節分そば」の食べ方と同じか・近いかは分かりませんが・・・おそばの食べ方は家庭にもよると思うので、これもありかなぁ~と思ってます

大晦日の年越しそばと違って、ある意味、少し落ち着いた雰囲気でゆったり頂く「節分そば」。まだまだ寒いながらも、明日は「立春」、春の足音と共に本来の「年越しそば」の意味を感じながら頂けて、お勧めです

(市川)