将軍様の手記

道の先へ

与作さんで行く国道439号の旅

2011-08-26 13:29:06 | バイク
酷道といえば与作、与作といえば四国。ということで、四国行ってきました。日本NO1の呼び声も高い酷道をバイクで走るために。
あ、念のためですが国道439号=通称与作さんです。


8/16

南海フェリーにて、7:30徳島上陸。四国は5回目ですが、うち3回が南海フェリー利用というあたり、私はフェリー好きのようです。
Wikipediaによれば与作さんは徳島本町交差点が起点ということなので、当地にて記念写真。



ここから西へ340km、四国横断の旅の始まり。

西に向かって走り始めて1時間もすれば、道はどんどん狭くなり、高度はぐんぐん上がって道は酷い状態に。基本、山また山の狭隘路が延々と続きます。



ところで徳島から走行すると、初めて目にする与作単独のおにぎりはこれ。というのも、見ノ越まではR438と重複区間なのです。ということは、R438を制覇するために走ってきた人にとっては、一瞬自分がコースミスしたように思ってしまう標識の作り方になっていますね。…まあ、気にする人はいないんでしょうが。

峠をひとつ超え、ようやく与作さんと438号との分岐点へ。



かずら橋も近いということで、おみやげ屋さんも並んでいたり。



でも基本は山また山。幾多の九十九折を乗り越えて…



徳島出発から4時間、酷道の聖地 京柱峠 に到着!峠の茶屋にて昼食。



峠の茶屋には、訪れた人たちの寄せ書きがたくさん。私も余白を埋めさせていただきました。

この時点(12:00)で100kmしか進んでおらず、残り240kmあまりを残しているという状態に愕然としました。エスケープルートも検討しましたが、もしばらく行けば改良が終わってスピードが出せるという地元民のアドバイスを聞き、もうしばらく進んでみることに。



先ほどまでいた京柱峠を見上げながら峠を下ると、大杉という場所から改良済み区間へ。以後100kmは快適な道のりとなり、与作さんのデレ期到来です。
こんなの与作さんじゃない!とつぶやきながらありがたく時間を稼がせてもらいました。

仁淀から以降は、またまた与作さんは本領を遺憾なく発揮。狭隘路が終点の四万十市まで続いておりました。すでに夕暮れで焦っており写真はありませんが、最後の難関『杓子峠』がハイライトでした。『舗装だけ敷いた林道』という言葉がぴったり。というかあの時間の杓子峠に突っ込んでいった対抗車のレンタカーは、無事に目的地にたどり着いたんだろうか…

日が落ちる直前、四万十市の終点(国道56号、国道321号交点)に到着。



与作さんとの長い1日が終わりました。10時間の予定でしたが、全線走破は12時間かかっていました。日本一の酷道は伊達じゃなかった。

じわじわと改良が進む与作さんですが、それでもまだ全体の7割は酷道と呼べる状況。当分楽しめそうです。

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