アグネスタキオン(と全兄フライト)の血統構成を分析し、産駒の成功形を推測しよう。
・ リーディングサイアー×桜花賞馬というベスト×ベスト系
> アドマイヤベガとおなじ。自身の早熟なスピードとペース対応力を暗示
・ ノーザンダンサーを含まない
> よく種牡馬としては有利と言われるが、サンデー二世種牡馬では不利
・ 6代内にNearco:5x5のみという極端な外交配で、隔世遺伝の可能性を排除
> 奇しくも3歳春に無敗のまま引退したフジキセキとおなじ。
自身はサンデーの良さをほぼ受け継ぐが、産駒では再現しにくい
・ 母のロイヤルスキー×リマンドは地方の名種牡馬ワカオライデンとおなじ
> 日本の古い牝系とも合う。作り方によってはダート馬も出せる
・ 自身はブルリーやハイペリオン&サンインロー軽快型を含めてスピード主体
> テトラテマ-ザテトラークを生かさないと産駒は先行してジリっぽく
牝馬側ブルリーやハイペリオンの質や位置によってはダート馬にも
サンデー二世種牡馬のなかでは2点目3点目からフジキセキに近く、タキオン自身よりも相手繁殖牝馬側の特徴をつよく出すと考えていい。
つまり産駒は配合によってさまざまなタイプに分かれる。バブルガムフェローみたく良い意味でも悪い意味でも自身の劣化コピーばかり出す種牡馬と比べると、配合がきっちり合えば上が望めるぶん、面白い種牡馬と言えるだろう。
4点目はスペシャルウィークと似て、微妙に方向性が違う。また5点目からも、本当の大物はダート馬のほうに出るかもしれない。その意味で、POGで過信し深追いすることは危険だと思う。
以上から結果を想像すると、初年度産駒はその数と繁殖牝馬の質から、1勝馬が大量に出て、それだけで確実に新種牡馬リーディングを争うだろう。2歳戦から年明けごろまでなら重賞も勝てる。弱い相手には連勝しがちな血統だからだ。
しかしクラシックシーズンまでには大物は牝馬に限られ、古馬になると多くはダート1400から1800に真の適性を見せるようになる。G1を勝つとしたら、母側を強調した、ものすごく個性的な配合馬で、その適性は平均的な産駒とは大きく異なるだろう。
重要なのは、牡馬クラシックへの適性には欠け、人気馬を上位で指名する妙味はほとんどないということ。間違っても、サンデーの代わりだと考えてはいけない。
いろいろ書いたけど、これでも俺は新種牡馬アグネスタキオンを応援しています(ちゆ風味)。
・ リーディングサイアー×桜花賞馬というベスト×ベスト系
> アドマイヤベガとおなじ。自身の早熟なスピードとペース対応力を暗示
・ ノーザンダンサーを含まない
> よく種牡馬としては有利と言われるが、サンデー二世種牡馬では不利
・ 6代内にNearco:5x5のみという極端な外交配で、隔世遺伝の可能性を排除
> 奇しくも3歳春に無敗のまま引退したフジキセキとおなじ。
自身はサンデーの良さをほぼ受け継ぐが、産駒では再現しにくい
・ 母のロイヤルスキー×リマンドは地方の名種牡馬ワカオライデンとおなじ
> 日本の古い牝系とも合う。作り方によってはダート馬も出せる
・ 自身はブルリーやハイペリオン&サンインロー軽快型を含めてスピード主体
> テトラテマ-ザテトラークを生かさないと産駒は先行してジリっぽく
牝馬側ブルリーやハイペリオンの質や位置によってはダート馬にも
サンデー二世種牡馬のなかでは2点目3点目からフジキセキに近く、タキオン自身よりも相手繁殖牝馬側の特徴をつよく出すと考えていい。
つまり産駒は配合によってさまざまなタイプに分かれる。バブルガムフェローみたく良い意味でも悪い意味でも自身の劣化コピーばかり出す種牡馬と比べると、配合がきっちり合えば上が望めるぶん、面白い種牡馬と言えるだろう。
4点目はスペシャルウィークと似て、微妙に方向性が違う。また5点目からも、本当の大物はダート馬のほうに出るかもしれない。その意味で、POGで過信し深追いすることは危険だと思う。
以上から結果を想像すると、初年度産駒はその数と繁殖牝馬の質から、1勝馬が大量に出て、それだけで確実に新種牡馬リーディングを争うだろう。2歳戦から年明けごろまでなら重賞も勝てる。弱い相手には連勝しがちな血統だからだ。
しかしクラシックシーズンまでには大物は牝馬に限られ、古馬になると多くはダート1400から1800に真の適性を見せるようになる。G1を勝つとしたら、母側を強調した、ものすごく個性的な配合馬で、その適性は平均的な産駒とは大きく異なるだろう。
重要なのは、牡馬クラシックへの適性には欠け、人気馬を上位で指名する妙味はほとんどないということ。間違っても、サンデーの代わりだと考えてはいけない。
いろいろ書いたけど、これでも俺は新種牡馬アグネスタキオンを応援しています(ちゆ風味)。