カミノアナログ
POGに命を削る日々を綴る「紙の穴」ブログ編。ドラフト終了までは日当たりアクセス100以下に抑えたいんで、ご協力よろ。
 



なんか更新されたみたいだが。

「Haloクロス」の効果を調べてみた。(第5回・返信&再質問編)-傍観罪で終身刑

> これだけ書けば、おそらくそういう「親切な血統(あるいは統計)の先生」が現れてくれるだろう、と期待していました。

ほらきた後釣り宣言。昨日コメントで書いたとおりじゃねーか。
つっこまれてから釣り針たくさん仕込んでました自慢(キリッ)だぜ?
あたまゆるすぎ。ジジーのファックの方がまだ気合い入ってるっていう。

釣られた俺がマヌケなんだ。
パクッて釣ってそれで満足なんだ。
どんだけ恥しらずだよ。首切りおとしてクソ流しこんだろか。

とりま釣りは人に教えをこう態度じゃないだろ。
「意識していました」「ご指南いただけないかと」?
セイウチのケツ穴にドタマつっこんで死ね。氏ねじゃなく死ね。

パクってねじまげてディスったことに謝罪もない。
わざと誤報ながして詳しい誰かのフォロー待ちだと?
パパとママの愛情が足りなかったのか、貴様?

俺がこの世でただ一つ我慢できんのは・・・・
パクってディスって一端のクチ聞いてるつもりのSouthend貴様だ貴様。
貴様の劣化パクリ記事には両生類のクソをかきあつめた値打ちすらない。

俺は二度と反応しない。このエントリもトラバは打たない。
こいつは反応するほど喜ぶだけ。
vipで釣りやってるノリなんだろう。
頼める義理じゃないが、できればここに来た人たちにもこれ以上反応してほしくない。
師匠にも、みっちーさんにも反応してほしくない。
なんかあったら俺にメールでくれ。

ブログなんて書くもんじゃねーな。
恥しらずに食われてクソになるだけじゃん。

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こんなマイナーブログからネタパクるんだwwww
さすがアルファブロガー様しびれるあこがれるwwwwwww
んでも、恥しらずのハイエナがパクッてクソしたもんで、クソが臭いって俺に苦情来てんだがおいwww
・・・・とか煽っちゃらめぇぇっていろんな人にいわれたから自粛するね(ハァト


目新しい発見あったのかと思ったら、俺の調査追いかけただけっていうか、追いつけてもないじゃん。追試アウトだな☆

だいたい5代以内のインブリードってのは、単純なグロスで普通ここまでプラスの効果出ないんだよ。特に芝では。
だからHalo近交をわざわざ取りあげたんじゃねーか。
最初にそこ抜けたら、零点!だろ。
他の近交同じように調べてみたー?「多面的」なデータどこー?まさか調べてないとかないよねー。

肌ごとの違いもわかってない。牧場ごとの違いもわかってない。経路ごとの違いもわかってない。インブリードと疑似クロスの違いもわかってない。
残念すぎて読んでてマジつらい。どこが「多面的」なんだよ。
そんなにっぶい頭じゃ1000000頭統計とっても「断言できない」だろよ。
あえて言おうバカジャネーノと。

ってーかさ、この人ダート賞金1.5倍しろって言ってんだぜ。
えー!?ダートの賞金が急に2/3になったわけ?
賞金やすいのがイヤなら最初から芝馬えらべばよくね?芝馬の2/3以下のやっすいダート馬えらべばよくね??
みんなそうしてるだろ。
その結果つみかさねられた数字をなぜねじまげる?それも結論の直前でwww
どうみても結論ありきですwwwゆwとwりwwwww

俺の焼き直し劣化版じゃなく調査を意味あるものにしたいなら、その方法を3つ教えてやろう。いつ消えるかわからんブログだ。メモれ。

・Halo含む牝馬の成績がいいのは非SS系でもHaloの疑似クロスが発生してるから。
 そのグループをわけて考えろ。判別法は過去に書いたエントリを読めばサルでもわかる。
 疑似クロス組では芝ダへの反応がかわる。中にはHaloと似た傾向を示すのもみつかる。
・Haloを含まない繁殖牝馬の産駒成績(SS系、非SS系)も別枠でちゃんと集計しろ。
・芝とダートは最初から分けとけ。TARGETなら最後に1.5倍するよか簡単だろ。アホか。

統計学的にやるんなら徹底しろ。人の猿真似するなら徹底してそれを超えろってこった。
この人が高齢母の調査したとき(当時すでに目新しいものではなかったが)、俺がまるっとパクったか?「断言できない」でごまかしたか?
ぜんぜんちがう角度から、統計的に有効とおもわれるキイをさがしだし「連産リズム理論」としてまとめただろ?
ようはそういうこと。
中途半端なことgdgdやってもなんの価値もないんだよ。

つーかさー、この人の数字(これこれ)ちゃんと見て、おなじ結論にたどりつく人いるの?日本ってそんなに識字率低かったかー?
  • 芝勝率:全Haloクロス馬(10.5%)>全SS系(8.1%)>全Haloクロス馬の兄弟馬(6.9%)>全非SS系(6.7%)

  • 特別勝率:全Haloクロス馬(13.0%)>全SS系(8.5%)>全Haloクロス馬の兄弟馬(8.5%)>全非SS系(8.2%)

なんでしょ?これ↑見て、どう考えたらこう↓なるんだよwwwwあたまおかしいだろwwwww

> サンデー系つけていい成績だったHaloの血を持つ繁殖牝馬群は、Haloクロスを作らなくてもやっぱり成績がいい
> 見た目の好成績は、Haloクロスの有無ではなく繁殖牝馬の質の高さによって担保されている

> サンデー系に比べ、非サンデー系の方が明らかにダート寄りに出ています。
> これはHaloクロス云々関係なく、系統全体のデータを見てもらえばわかるように
> 現在の中央競馬の芝コースはサンデー系天国なので、特に不思議はありません。

あーもーこんな残念さんに俺の発表見せるのもったいないわ。

筆を折るとかじゃなく。
師匠には悪いけど、もともとこのブログの内容は某会員制掲示板に書いてる一部を時々外にこぼしてるだけだからさ。
見せてない予備調査や派生調査がいろいろあるわけ。

そこじゃ冗談じゃなく、ここの10倍書いてるから。
俺だけじゃなく、個体評価数とか、1世代のべ2000頭超えてる。みんな真剣。
とくに馬体派5人の真剣さ。朝4時に馬体議論とか、ガチすぎるだろw俺や師匠よりすごい血統派もいるし、血統馬体の組み合わせであきらかに俺以上の人も2人いる。まったく違う分野から馬をえらび、結果を出している人も3人いる。
俺らは結論がちがってもそこで終わりにしない。
競馬界ではすごい立場の人もいるけど、関係なく議論をふかめてみんなが新しい見方に到達する。
そこを尊敬するね。あんたら最高だぜ!!
俺らは結果をみまもり、まちがってたらまたもどる。でも、新しい見方に到達することをあきらめない。そう、俺らはあきらめない(キリッ

なのに、ここじゃ外にこぼしたものを恥しらずのハイエナがパクッてクソして、クソが臭いって俺に苦情来る。どうよこれww
やってらんないっしょーw
これじゃ掲示板の人たちに申しわけないよ。
今後は年1回、私撰馬の結論だけの更新にする。他は外にこぼさない。
私撰馬もやめちゃうか?10年やってきたけどもう十分結果出しただろ。
とにかくゆとり世代にまるっとパクられて結論だけねじまげられたら、俺がいくら温厚なハートマン軍曹だからってガマンできんのだよ。

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確変分析-Haloインブリード
確変継続予告-12年目のHaloインブリードについての追加検証。

マンハッタンカフェ全産駒 代表マンハッタンスカイ
 生涯 451頭出走 171頭勝上 勝馬率37.9% 1頭当賞金1344万円 平均勝利距離1758m
    勝率9.6% 単回83% 生涯獲得賞金2千万以上80頭 同確率17.7%
    ※(うち24.4%、110頭が浦河町産)
 3歳春まで 432頭出走 144頭勝上 勝馬率33.3% 1頭当賞金695万円 平均勝利距離1706m
    勝率10.7% 単回81% 3歳春獲得賞金1千万以上69頭 同確率16.0%
マンハッタンカフェ産駒-Haloクロス有 代表メイショウレガーロ
 生涯 16頭出走 12頭勝上 勝馬率75.0% 1頭当賞金3737万円 平均勝利距離1896m
    ※(うち75.0%、12頭が浦河町産)
    勝率15.0% 単回94% 生涯獲得賞金2千万以上8頭 同確率50.0%
 3歳春まで 15頭出走 11頭勝上 勝馬率73.3% 1頭当賞金2366万円 平均勝利距離1783m
    勝率23.7% 単回161% 3歳春獲得賞金1千万以上8頭 同確率53.3%

マンハッタンカフェ産駒-牡セン 代表マンハッタンスカイ
 生涯 248頭出走 114頭勝上 勝馬率46.0% 1頭当賞金1833万円 平均勝利距離1819m
    勝率11.3% 単回84% 生涯獲得賞金2千万以上64頭 同確率25.8%
 3歳春まで 237頭出走 97頭勝上 勝馬率40.9% 1頭当賞金957万円 平均勝利距離1755m
    勝率12.7% 単回94% 3歳春獲得賞金1千万以上51頭 同確率21.5%
マンハッタンカフェ産駒-Haloクロス有-牡セン 代表メイショウレガーロ
 生涯 12頭出走 11頭勝上 勝馬率91.7% 1頭当賞金4941万円 平均勝利距離1900m
    勝率15.0% 単回94% 生涯獲得賞金2千万以上8頭 同確率66.6%
 3歳春まで 12頭出走 10頭勝上 勝馬率83.3% 1頭当賞金2916万円 平均勝利距離1782m
    勝率27.0% 単回138% 3歳春獲得賞金1千万以上8頭 同確率66.6%

マンハッタンカフェ産駒-牝馬 代表レッドディザイア
 生涯 203頭出走 57頭勝上 勝馬率28.1% 1頭当賞金748万円 平均勝利距離1601m
    勝率6.9% 単回82% 生涯獲得賞金2千万以上16頭 同確率7.9%
 3歳春まで 195頭出走 47頭勝上 勝馬率24.1% 1頭当賞金377万円 平均勝利距離1593m
    勝率7.8% 単回62% 3歳春獲得賞金1千万以上18頭 同確率9.2%
マンハッタンカフェ産駒-Haloクロス有-牝馬 代表キョウワレジーナ
 生涯 4頭出走 1頭勝上 勝馬率25.0% 1頭当賞金125万円 平均勝利距離1800m
    勝率3.3% 単回119% 生涯獲得賞金2千万以上0頭 同確率0.0%
 3歳春まで 3頭出走 1頭勝上 勝馬率33.3% 1頭当賞金166万円 平均勝利距離1800m
    勝率7.7% 単回274% 3歳春獲得賞金1千万以上0頭 同確率0.0%

フジキセキ全産駒 代表カネヒキリ
 生涯 1052頭出走※ 451頭勝上 勝馬率42.9% 1頭当賞金1885万円 平均勝利距離1545m
    勝率9.4% 単回79% 生涯獲得賞金2千万以上244頭 同確率23.2%
    ※(うち19.5%、205頭が浦河町産)
 3歳春まで 947頭出走 353頭勝上 勝馬率37.3% 1頭当賞金671万円 平均勝利距離1504m
    勝率10.8% 単回79% 3歳春獲得賞金1千万以上185頭 同確率19.5%
フジキセキ産駒-Haloクロス有 代表ダノンシャンティ
 生涯 16頭出走 8頭勝上 勝馬率50.0% 1頭当賞金2232万円 平均勝利距離1412m
    ※(うち25.0%、4頭が浦河町産)
    勝率8.7% 単回47% 生涯獲得賞金2千万以上6頭 同確率37.5%
 3歳春まで 15頭出走 8頭勝上 勝馬率53.3% 1頭当賞金1706万円 平均勝利距離1446m
    勝率13.8% 単回49% 3歳春獲得賞金1千万以上5頭 同確率33.3%

フジキセキ産駒-牡セン 代表カネヒキリ
 生涯 524頭出走 241頭勝上 勝馬率46.0% 1頭当賞金2117万円 平均勝利距離1607m
    勝率10.0% 単回75% 生涯獲得賞金2千万以上132頭 同確率25.2%
 3歳春まで 476頭出走 196頭勝上 勝馬率41.2% 1頭当賞金717万円 平均勝利距離1559m
    勝率11.7% 単回77% 3歳春獲得賞金1千万以上96頭 同確率20.2%
フジキセキ産駒-Haloクロス有-牡セン 代表ダノンシャンティ
 生涯 10頭出走 6頭勝上 勝馬率60.0% 1頭当賞金2815万円 平均勝利距離1517m
    勝率10.1% 単回61% 生涯獲得賞金2千万以上4頭 同確率40.0%
 3歳春まで 9頭出走 6頭勝上 勝馬率66.7% 1頭当賞金2487万円※ 平均勝利距離1500m
    勝率19.1% 単回74% 3歳春獲得賞金1千万以上4頭 同確率44.4%
    ※(シャンティ除くと671万円)

フジキセキ産駒-牝馬 代表アルティマトゥーレ
 生涯 528頭出走 210頭勝上 勝馬率39.8% 1頭当賞金1655万円 平均勝利距離1470m
    勝率8.8% 単回84% 生涯獲得賞金2千万以上112頭 同確率21.2%
 3歳春まで 471頭出走 157頭勝上 勝馬率33.3% 1頭当賞金626万円 平均勝利距離1436m
    勝率7.8% 単回62% 3歳春獲得賞金1千万以上89頭 同確率18.9%
フジキセキ産駒-Haloクロス有-牝馬 代表エンジェルクルー
 生涯 6頭出走 2頭勝上 勝馬率33.3% 1頭当賞金1260万円 平均勝利距離1160m
    勝率6.6% 単回26% 生涯獲得賞金2千万以上2頭 同確率33.3%
 3歳春まで 6頭出走 2頭勝上 勝馬率33.3% 1頭当賞金535万円 平均勝利距離1200m
    勝率6.1% 単回14% 3歳春獲得賞金1千万以上1頭 同確率16.7%

中距離志向で典型的なコルトサイアー(牡馬の方が走る種牡馬)であるマンハッタンカフェと、やや短距離志向で典型的なフィリーサイアー(牝馬も牡馬並…統計差考えると牡馬以上に走る種牡馬)であるフジキセキについて調査した。
いずれも、Haloクロスで牡馬の威力倍増。牝馬には今の所効果が見られない。
なお、生涯成績でフジキセキの数値がマンカフェより高いのは、世代数の多さと競走年数の多さによる差なので注意。

DS師匠に言われたから種牡馬2頭だけほりさげたが、ぶっちゃけ現時点で出して大きな意味のある数字だと俺は思わない。牝馬なんかサンプル数少ないし。
前回の表を一覧すれば、Haloインブリードの有効なアタリ種牡馬と、そうでない、もしくはサンプル数不足でまだ結果が出ていないハズレ種牡馬がいることは容易にわかる。
大事なのは、アタリとハズレがどこに片寄ってるかを見抜くこと。そのために大きな地図をつくること。

アタリとハズレをわけているのは社会的理由と物理的理由の両方だ。血統上の要素はその一部でしかない。それでも観察と推論をつみかさねれば十分狙える角度が見つかるのが、ブラッドスポーツの奥ふかさと俺は思う。
それがわからない偉い人は自由にふんぞり返ってればよくて、別にここに来てもらわなくて構わない。調査の猿真似をしてもらう必要もない。

何もかんがえずに全体見れば微妙な結果になって当たり前。どんどん絞っていけば当たりが見つかって当たり前。なぜアタリになるかかんがえて応用できてはじめて価値があるんじゃないだろうか。

本音。

・つーかさー、ノーザン系の一口買ってるなら血統系より気にすべきエントリ別にあるんじゃね?
・勝手に噂ひろめられてマジ萎える。デッドコピー調査でdisられてマジキレそう。
・ウザイんで某会員掲示板に引きこもるわ。ノシ

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初仔・空胎明けおよび高産次・高齢出産についての知られざる事実。

出産時年齢と産駒の成績の関係は、優秀な競走馬を生産するための種雌馬の要因(JRA競走馬総合研究所)若いお母さんは、好きですか?(傍観罪で終身刑)など、過去にも調査されている。
だが、出産時年齢にもとづく考察には、いくつも難がある。
  • そもそも牝馬によって繁殖入りのタイミングが違う。
    不出走のまま4歳時に初仔を産む母もいれば、長い競走生活を経て10歳時に初仔を産むものもいる。
  • 全体における割合では7~10歳時出産馬がもっとも多く、毎年世代全体の40%以上を占める。
    活躍馬も多くなるのは当然。
  • メジロ牧場のように数年おきに空胎をはさむ生産者もいれば、空胎をはさまず毎年受胎するまで種付けしようとする生産者もいる。
  • 高齢の母は受胎率が低下することから、生産者の経済的事情により高額な種牡馬が付けられることが少なくなり、世代全体で見れば母の加齢にしたがい必然的に成績を落とす。
  • 社台Gなど大手の牧場に限ると、繁殖で実績をあげた牝馬だけが高齢まで出産を続ける傾向にあるが、世代全体ではそうじゃない。

この結果、前提を踏まえない調査、調査にもとづかない迷信が横行。
おかげで一般には「母は若ければ若いほどよい」「初仔は狙わず2番仔3番仔を狙うべき」「初仔でも大きければOK」「母7~10歳時出産馬が狙い頃」など、さまざまな説があふれ、あげくのはてに「初仔は早熟で高齢出産馬は晩成」「繁殖牝馬には一発屋タイプと連発タイプがいる」などといった珍説までがまかり通っている。
しかし、そうじゃない、そうじゃないんである。

初仔が不利なのは、血統に合わせたノウハウの不足や、のちほどのべる特定の条件によるものであって、すべての初仔が狙えないわけじゃない。
正しい理解があれば、初仔は積極的に狙える。高齢出産馬についても同様。

母の出産時年齢より重要なのは、初仔から2番仔、3番仔にかけて、あるいは空胎後1年目、2年目、3年目といったタイミングでの産駒の動向である。

そこで俺は昨年自分で調査し直した。
対象は過去10年間の中央G1連対馬、延べ454頭、実264頭。
調査は、期間中のG1連対馬それぞれが何番仔か(産次)、初仔からあるいは空胎後何年連続での出産にあたるか(連産状況)をみた。
母馬の戦績や引退後初仔が産まれるまでの日数も併せて調べたが、ここではその結果は脇においておく。

さまざまな切り口で分析したが、もっとも明瞭な差が見られたのは性別だった。



これだけでは雑然としているけれども、牡馬はグラフの左では一般の上に、右では一般の下に。ぎゃくに牝馬は左では一般の下に、右では一般の上になっているのがわかる。
この関係がよくわかるように描きなおすと。



つぎに産次から、より重要な連産状況へと目を移す。



さきほど初仔について現れていた「牡G1連対馬>一般>牝G1連対馬」の関係は、空胎明けについても同様であることがわかる。
同じように描きなおすと。



牡駒では3歳までのG1連対馬の16%が初仔、21%が空胎明け。2~3連産が37%、4連産以上が26%という割合になっている(図4)。
初仔と空胎明けはいずれも全体における割合をやや上回る。すなわち、牡駒ではフレッシュな状態の母から生まれた方がやや成績がよく、一般に言われるような初仔の不利は認められない。
古馬G1ではさらにその傾向が強まり、初仔の占める割合が20%を越える。こうなると初仔ははっきり有利といえる。

初仔ほどではないが、続いて生まれた2番仔や3番仔も悪くない。
メイショウボーラー、フサイチリシャール、キャプテントゥーレ、ロジユニヴァース、ローズキングダムなどのように、性別や種牡馬が変わって2・3番仔が走るケースが多い。
初仔牝駒でソコソコ、翌年2番仔牡駒で爆発のパターンは他にも数多くあり、定番の狙い目。後述するように初仔牝駒にはハンデがあるので、それを乗り越えて走った場合母には高いポテンシャルがあると推定できる。2番仔で牡駒に変わればそのポテンシャルが最大限発揮できる、というわけだ。

空胎明けも重要。
若い繁殖牝馬に、不受胎などで贅沢な空胎がもうけられると、しばしば翌年すばらしい牡駒が出る。空胎明け3番仔はアドマイヤドン、二冠馬エアシャカール、シックスセンスにトライアンフマーチ、アドマイヤオーラ、マイル路線ではイーグルカフェにクロフネ、ブラックシェル。空胎明け4番仔はキンシャサノキセキに変則二冠馬ディープスカイ。
しかも、牡駒では空胎明けやその後数年の少連産以内であれば、高産次・高齢の母からでも大物が出る傾向があり、6番仔以降がG1連対馬の34%を占める(図2)。テイエムオペラオーやダイワメジャーは空胎明け7番仔、ネオユニヴァースは不受胎空胎明け3連産目の10番仔、タケミカヅチは流産と不受胎による2年空胎明け2連産目の12番仔だった。
なお、これら空胎明けの効果で走った名馬は、翌年以降に弟がPOGで大人気となることも多い(ラパルースベイ、エアサバス、アドマイヤテンカなど。再び空胎を挟んだのがキャプテンベガ)。空胎明けの効果はほとんどの場合一度きりなので、これらは案の定スベった。空胎明け効果の射程距離をこえた期待は禁物だ。

とにかく、優秀な牡駒を産むためには、母の年齢うんぬんよりも、胎内がフレッシュで活発な状態であることが重要といえる。


いっぽう牝駒では、3歳までのG1連対馬の13%が初仔。割合的には全体をやや下回る程度とみえるが、じつは該当する12頭のほとんどが2着馬で、G1勝馬は10年間でアドマイヤグルーヴ1頭だけ。
デビュー時426キロと小柄だったローズバドはともかく、トゥザヴィクトリーやアドマイヤグルーヴは十分な馬格をかねそなえていた。しかしそれでも3歳春の時点ではG1を勝てなかった。初仔の牝駒で3歳春までのG1を勝ったものとなると、12年前のファレノプシスまで遡る。ちなみに過去10年古馬G1で連対した初仔牝駒は、この4頭だけ。毎年500頭が産まれる初仔牝馬、あまりに寂しい結果といわざるをえない。
シスターソノ、ダイイチシガー、ロイヤルパートナー、メジロヒラリー、アドマイヤテンバなど、女傑の初仔は牝馬であっても大きな期待を背負うが、ほとんどの場合まもなく期待におしつぶされる。スイープトウショウの09もまた、この道をゆくのか。

ようするに、初仔の成績が悪いという数字あるいは印象は、牝駒における初仔不振によるもの、それがほぼ同数の牡駒で薄められながらも数字として現われたものだといえる。
裏返せば、初仔が走らないという一般の印象の、さらに半分しか、初仔の牝駒は走らないということでもある。
そして、空胎明け出産の牝駒にも同様の現象が起きている。

牝駒の空胎明けは初仔よりさらに成績が悪く、11%にすぎない。こちらも連対馬9頭中勝馬はヤマカツスズランとファインモーションの2頭だけ、G1勝牝馬中のたった4%で、牝駒全体では20%ちかくが空胎明けで生まれていること、牡駒ではさきほど述べたようにこのケースが大活躍していることと比べると、無残な成績というほかない。
牝駒では、牡馬とはぎゃくに直近の空胎明けをペナルティとみなしてよかろう。

その分、牝駒では連産での活躍馬が多く、3歳までのG1連対馬では2~3連産目が44%、4連産以上が34%を占める(図4)。
高産次・高齢出産であろうと、牝駒が若いうちは平気で走り、6連産目の6番仔であるアストンマーチャン、6連産目の7番仔であるシーザリオ、8連産目の8番仔であるアサヒライジング、8連産目の12番仔であるピンクカメオ、4連産目の10番仔であるダイワスカーレット、そして10連産目の10番仔であるスティルインラブなどが活躍した。
つまり、牝馬では連産を気にするどころか、ぎゃくに連産を狙うべきだといえる。

ただし多連産馬はいずれも5歳春までにターフを去っており、古馬になって活躍する牝馬はその多くがウォッカ、スリープレスナイトのような空胎明け2~3年目の連産馬である。ブエナビスタもきっとこのまま6歳春まで走り抜けるだろう。

さきほど空胎明け効果で走った牡駒の弟は過信しすぎるなと書いたが、これが妹であれば話は別で、普通に走る。ダイワスカーレット、ブエナビスタのように兄を越えるケースさえある。


以上を端的に象徴するのが次の図5だ。



すなわち、ここまで述べてきた傾向は、競走能力にすぐれた個体ほど強くあらわれる。
名馬を探し求めるにあたって、この事実を知っているか知らないかの差は大きい。

こうして数字としてあらわれると、俺もかつて初仔の牝馬を狙いことごとくハズレに終わったことや、空胎明け名馬から連産の妹をスルーして二匹目のドジョウを逃したことなど、あらためてイタイ過去を反省せずにはいられなかった。
今年の私撰馬リストは、市長さんの指摘された初仔の数だけでなく、過去の反省を生かし↓の狙い方を踏まえたものとなっている。

結論。
・牡馬は、初仔でもためらう必要はない。連産は多少気にせよ。
・初仔が牝馬でそこそこ走り、2番仔で牡馬に変わったら注目。
・不受胎や流産で空胎を挟んだ後に産まれた牡馬を、見逃すな。
・牝馬は逆で、連産時がむしろ狙い頃。初仔や空胎明けは極力避けろ。
・3年以内に空胎を挟んでいれば母高齢でも問題ない。
・空胎明け効果で走った牡馬の下が、牡馬なら一歩引いて見よ、牝馬なら狙える。
・以上をもって「連産リズム理論」と名づける。

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市長さん、するどい質問をありがとう。
重要な内容なんで、コメントではなくエントリで答えさせてください。

>質問なのですが,hyraco様の私撰馬40頭のうち昨年度は9頭,今年度は8頭が初仔なのはなぜですか.

数え直してみてほしい。
今年も9頭、つまり俺は2年連続で私選馬の23%を初仔としている。
全国200万のPOGプレイヤーのなかでも、おそらくもっとも初仔を好んで指名する類の人間だろう。

重賞勝馬の全弟妹を指名しないことをモットーとされている栗山氏、B-TYPEやB-SKILLで知られる住之江氏も、初仔好きだが俺ほど極端ではないと思う。

>私は一口馬主の出資に際して初仔は避けると決めています.
>身体が小さく出て成績が悪いと聞いたからです.
>hyraco様程の方が証拠も無しに初仔を狙ったりされないだろうと色々考えました.
>今回の記事にお書きの事と同じで,初仔は人気がないからでしょうか?

初仔は嫌われるから、というのも理由のひとつだが主な理由ではない。
ずばり言うと、初仔の狙い方がわかっているからだ。
じっさい昨年の私撰馬の初仔9頭のうち、3頭が重賞やOPを勝ったことで自信を深め、今年も同じ方針をとることにした。
市長さんのような方に見抜いてもらえて光栄だ。

・初仔が走らないというのは本当か?
・狙えるとすれば初仔のどこを狙えばよいか?
・また高齢出産馬にも狙い方があるのか?

こういった点を事実にもとづいて検証してみたい。
題して「連産リズム理論」。

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