へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

デーヴィッド・アイク ニューズレター2009年3月1日号 ③

2009-03-17 12:12:13 | Weblog
→②より続き

これはすべて、かなりの人が指摘するのが厭になるほどの巨大なペテンだ。爆弾を仕掛ける 等々の行為をするとされるテロリストとは何の関係もない。これらの法律はすべて、彼らが経済崩壊を新しい戦争とともに引き起こした時、警察国家によって大 衆を支配するという明確な目的をもって導入されたのだ。


これらすべてに加え、下院と上院の監督なしに、大統領令が歴代の大統領によって次々と署名された。これは憲法違反であり、大統領は実質的に独裁者ということになる。ここをクリック(Click here)して戒厳令が敷かれた時、大統領令のおかげでアメリカ政府が発動できる権限を見て欲しい。


前 回のニューズレターで指摘したように、オバマを操る大統領首席補佐官ラーム・エマニュエルが銃器の所持を削減しようとしている、それは軍の支配をより簡単 にするためだ。一方で経済的混乱を懸念した結果、銃の携帯許可証取得の申請をして武装しようとする人々が増え、フロリダだけで過去45日間に42パーセント増加している。



イラクの町中の軍隊。同じ光景をアメリカや他国の街路で見るまでに、どれくらい時間がかかるだろうか?


こ れらをすべてやめる唯一の方法は、彼らが我々に望むように反応しないこと、つまり政府に対して、またお互いに対して暴力的、敵対的に反応しないことだ。暴 力革命によっていくつの公式、非公式の独裁政権が倒れ別のものに代わっただけだったか?暴力によって破壊されたものは同じ力によって交代させられるのが必然だ。私が本で述べたように、人は戦う相手に自分がなるのである。


ジョン・レノンが歌でこれを完璧に表現している。


革命が必要だって言うけど

いいかい

みんな世界を変えたいんだよ

それが進化だって言うけど

いいかい

みんな世界を変えたいんだよ

だけど破壊のことを口にするなら

オレを仲間に入れないでいいよ


本物の解決法があるって言うけど

いいかい

みんなそいつを見たいと思っているんだよ

オレに寄付しろって言うけど

いいかい

みんな出来ることをしてるんだよ

だけど、憎しみで頭が一杯の人たちに

お金を寄付したいって言うなら

ちょっと待てよ兄弟、って言うしかないな


レボリューション(1968)



マーチン・ルーサー・キングも暴動についての発言でこれを見事に表現している。


「暴動を抑制することの意味は、道徳的問題は別にして、暴動は勝利しえないということだ。暴徒はそのことを知っている。暴動は敗北を招くが故に、革命的ではなく反動的である。暴動は感情的発散を伴うが、やがて必ず不毛だと感じるようになる。」 


これらは平和的な非協力によって成功した一人の革命家の言葉だ。確かに彼は殺された。し かし非暴力と固い意志で彼が創造したものは前進し人種隔離制度を終わらせた。肉体の生は”正しい”ものに比べたら重要ではない。何故なら我々はすべて、幻 の経験をしている永遠の”意識”であり、死は最大の幻想だからだ。


独裁支配の奴隷として数年多く生き延びようとするより、自分が正しいと知っていることをしながら、とっとと「早く」死ぬほうがずっといい。


しかし、何10億もの人々が奴隷化されている一方で、一握りの人々がその奴隷化を行っている、このナンセンスを終わらせようとすることさえ必要はない。まあ、これの出口がわかっていると思う。


 



 


我 々はひとつになって、お互いに助け合い、愛し、親切心をもち共感し合う必要がある。我々は、宗教、政治、人種、文化、所得別の階級といった、我々を分断す る人工的に作られた大きな食い違いを脇にやる必要がある。自分たちの信念を否定しろと言っているのではない、それらを分断という武器にしないで欲しいということだ。


我 々はみんな一緒にこの状況の中にいる。そして一緒にこの困難に直面する必要があり、お互いの物を盗み合ったり、略奪や暴動に参加すべきではない。また他人 の身に起こったことを「自分の問題ではない」と無視しないことだ。彼らが奴隷化しようとしているのは、イスラム教徒、ユダヤ教徒、黒人、白人中産階級のア メリカ人等々ではない。我々”すべて”にそれをしようとしている。ちょうどナチスがドイツでしたように異なる集団を順番に狙い撃ちにするのである。次の有名な言葉が今あまりに的を得ているので、覚えておいて欲しい。


最初彼らはユダヤ人を捕まえに来た、そして私はユダヤ人ではないので、何もしなかった。

次に彼らは共産主義者を捕まえに来た、そして私は共産主義者ではないので、何もしなかった。

次に彼らは労働組合員を捕まえに来た、そして私は労働組合員ではないので、何もしなかった。

そして彼らは私を捕まえに来た、そして私のために声を上げる者は誰も残っていなかった。


団 結して”全員”に影響するこの事態に対処しよう。これは最も基本的な自由が失われることだ。そして今これが計画されているとしたら、我々の子や孫やひ孫が 生きることになるのは、どのような世界だろうか?何もしないか、支配者が望むように暴動を起こすか、こんなことを思いながら生きていけるだろうか?私には無理だ。


我々はコミュニティやグループで団結してお互いを支え合うことを始め、支配権力への”協 力”をやめることが必要だ。必要なのは支配権力と戦わないことだ。支配権力は我々が協力し黙認することで存続できるに過ぎない。我々は一緒に待ったをかけ るのだ。彼らは軍隊や「スワット」と呼ばれる男女からなる暴力集団を持っている。そして、激しい抵抗運動に対処する。


しかし彼らの最もひどい悪夢は我々の”非協力”、つまり税金の支払い拒 否、銀行が住宅を差し押さえた後も退去しないこと、いかなる形の奴隷化に応じないことなどだ。もしこれが巨大な規模でなされれば支配権力は対処できない。 そしてこれが重要だが、我々はこれを実行する場合は集団で行い、すぐに影響を受けない人々はすぐ影響を受ける人々を助ける必要がある。


法の遵守の代わりに、我々に必要なのは 別のやり方で抗議し、不公平や不正に従わず、あ るいは自分たちや他人の自由を標的にするものに従わない人々の”非服従のダンス”だ。この方法は敵意や怒りや暴力の気持ちで行う非服従ではなく、愛や喜び や笑いを持って、そして自分が奴隷となることに協力しないという強固な決意を持って拒否することなのである。



(非服従のダンス)


我 々は、特に徴兵制が導入されようとしたし場合、入隊を集団で拒否する必要がある。そしてオバマの支配者が導入を望んでいる(英国政府も同じ)若者を動員す る強制的な「地域奉仕活動」を拒否する必要がある。そしてオバマの計画である、民間治安維持部隊の法案、これは経済崩壊の最中にあのエリート集団のかわり に市民を互いに取り締まらせるという詐欺に他ならないが、これに加わること、そしてその正当性を受け入れることを拒否する必要がある。


2月15日のニューズレターで述べたように、我々は支配権力の枠外で機能する地域通貨の 計画作りを始める必要がある。そして平和的なものである限り、望むなら大規模デモも行うべきだ。しかしこれは非暴力と非協力の運動の”一部”である必要が あり、抗議行動そのものに重点を置くべきではない。


世界中でどれだけの大規模デモが行われただろうか、しかし戦争であれ、グローバル化であれ、すべては何も変わらないまま進んで行く。我々は欺瞞的な行いをやめ、デモの後、イイ気分で飲み屋に出かけるのもやめて、本当に違いをもたらすことを始める必要がある。

→④に続く


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