植草先生、『国策収監』に抗議するブログデモ!!
悪いのは、マスコミ、そして企業献金その容認判決....!
鬼頭弁護士『企業献金全面禁止の意義』の第2弾である。既報『企業団体献金は、違法との理論確立!!』を併せてお読み頂くと良い。もしくは、植草先生のブログには連載してある。 先生のブログには、第3弾も引き続いて掲載されている。先読みされるのもなお結構。
企業献金全面廃止は、民主主義の確立にきわめて重要である。政治は国民の手に委ねるべきである。企業活動に左右されてはならない。利権の温床は企業団体献金に多くの原因があることは自明である。その理論的理解を避けて通ることは出来ない。
人間は、貧すれば鈍する。利己的に振る舞うことはままある。しかしながら、企業が利権に鈍したらその害毒は大きい。資本主義が企業利権を優先した
結果、国民の生活が2の次になった。政治は国民のためにある。企業はその傘下の人々のためにあるのである。企業とは人を止めると書いてある。企業のために人があるのではない。
今、資本主義は企業優先になって、人間はその奴隷になった。すべての政策が、例えば、景気対策でも企業優先である。エコポイントにしても補助金に
してもすべてはそうである。そして、『企業が立ち行かないと、君たちは失業するぞ!』と脅しが始まる。これはまさに人間奴隷化政策である。
これはおかしい。
立ち行かない企業は、企業努力で解決すべきである。企業努力とは、即ち、従業員も含めた努力を言う。そういう企業を目指すべきだ。政治が手を助け
る問題ではない。そのための企業ではないか。しかし、今はどこを向いても政治は、企業と団体にしかない。これが政治不在感覚の原因である。
そして、それに追随するマスコミが悪い。スポンサーは企業と決まっている。
【転載開始】2009年08月17日
この国を悪くしたのはこの国のマスコミであることがはっきりした
日本記者クラブによる党首討論会が今行われている。
もはや党首討論会をは不要だ。これまでに十分すぎるほど見てきた、聞いてきた。
鳩山民主党が政権を取るしかない。鳩山民主党政権の下で、いかに鳩山民主党政権が正しい政策を進めて日本を蘇生させるか、それだけである。
我々は鳩山民主党政権を監視し、鳩山民主党政権を叱咤激励して、今の日本の苦境を救う、そのことを、そのことだけを、考えればよいのだ。
いまさら自公政権が何を言おうと、聞くだけ時間の無駄である。自公政権が続いて日本が救われるか。そんなことを本気で考える国民は一人のいないだろう。
民主党以外の野党は自分の政党の売り込みばかりを考える時ではない。自分たちが政権をとれるのか。そんな事で日本が救えるというのか。
民主党政権を支えて政権交代を実現する。まずそのことだ。
その後で、権力がほしければ連立を組めばよい。主義主張を貫きたければ、野党にとどまって民主党政権の誤りを指摘し、民主党政権を正しく導いていけばよい。そうだろう。
もはや党首討論など不要だ。もう十分聞いてきた。あとは選挙だけだ。
だから私は、日本記者クラブの党首討論など見る気はなかった。
しかし偶然目にしてしまった。そしてそのくだらなさにどうしても一言書かざるを得なくなった。
国民は麻生首相の答弁を聞いたか。こんな人物に日本の政権をこれ以上任せてはいけない。
それにしても、読売新聞の橋本五郎とか、名前すら思い出せないのだが日経新聞の質問をしていた記者とか、こいつらの質問ぶりは一体何だ。
偉そうに鳩山民主党の政策追及ばかりを行っている。
こいつらは一体何様だというのだ。
権力を監視するというメディアの唯一の使命を放棄して、自公政権と一体になってきたこれらメディアこそ、日本をここまで悪くした最大の責任者である。
その重大な戦犯者が、偉そうに各党党首に質問出来るのか。
彼らはおのれの胸に手を当てて自らを恥ずべきだ。
鳩山民主党政権が成立した暁には、記者クラブ制を約束どおり廃止しろ。
そして記者クラブ制にあぐらをかいて自らを権力者と勘違いしてしまったこの国のメディアを
根本から叩きなおして欲しい。
それもまた、政権を取った後の鳩山民主党政権の重要な仕事なのである。【転載終了】