へびのように賢く、はとのように素直であれ

いつの頃か、偽善が世の中に満ちている。偽善は見破らなければならない。へびのように賢く、はとのように素直でありたい。

鳩山総務相の決断と去就、そして、郵政利権の暴露!!

2009-06-05 11:10:24 | Weblog

鳩山総務大臣の『正論』が通るか?!
郵政利権売国派の横車がのさばるか、
国民は注視しなければならない!!



 日本郵政社長人事に纏(まつ)わる鳩山邦夫総務大臣の更迭を求める『正論』に、郵政利権売国派の議員から横車がかまびすしい。



 何で鳩山邦夫総務相が『正論』で、その反対派が『横車』かというと、そんなことは簡単だ。総務相は法律に準じ、反対派は法律に反し、条理に反しているからである。その辺の所は、植草一秀の『知られざる真実』に詳しい。しかも、西川善文社長は、かんぽ疑獄疑惑を経て、刑事告発もされている。のみならず、現在の日本郵政の経営陣はその一派に牛耳られているとしたら、日本郵政浄化の為にならないと考えるのは常套である。


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 それを阻止しようとするのは、明らかに『横車』だ。


 なんとしても阻止しようとするのは、阻止したい理由があると勘ぐるのは当然である。ここは最大限の注視を必要とする。驚くべき事は、日本郵政の現在の経営陣容である。


日本郵政取締役代表執行役社長 西川善文
同専務執行役 横山邦男
同執行役   伊藤和博



日本郵政
執行役副社長  寺阪元之(元スミセイ損保社長)
常務執行役   妹尾良昭(住友銀行、大和証券SMBC)



郵便局
代表取締役社長 寺阪元之(元スミセイ損保社長)
専務執行役   日高信行(住友海上火災)
常務執行役   河村 学(住友生命保険)


ゆうちょ銀行
執行役副社長  福島純夫(住友銀行、大和証券SMBC)
常務執行役   向井理奇(住友信託銀行)
常務執行役   宇野 輝(住友銀行、三井住友カード)
執行役     村島正浩(三井住友銀行)

植草一秀の『知られざる真実』より


 まるで、西川善文現社長の眷族に支配されていることは明らかである。そこには本来郵政関連人材は皆無である。まさしく乗っ取りにあったようなモノである。郵政民営化とは三井住友系列に乗っ取られることを意味しているようである。これはおかしい。明らかにおかしい。


 『かんぽ疑惑』が何故発生したかを、解明する必要がある。その為にも現在の陣容で続投されて出来るわけがないと考えるのは、至極当然である。更迭を求める鳩山総務相の姿勢に正義があるのは、誰の目にも明らかだ。


 こんな当たり前のことが、すんなり支持されないで、『横車』が横行するのは、自民党が腐敗していることを意味する。少なくとも腐敗分子に支配されている。その腐敗分子は、郵政を利権化し、売国(郵政米営化)派の思惑を持つ分子であることは明らかだ。


 その分子の面々を注視しなければならない。選挙で排除しなければならない。国民のためにならない。


【転載開始】

「鳩山総務相、1人で騒いでる」自民党内で批判相次ぐ


2009年6月4日23時7分 asahi.comより


 日本郵政の西川善文社長の更迭を求める鳩山総務相に対し、自民党の4日の派閥総会などで批判が相次いだ。


 麻生派の中馬弘毅座長は「最終的には麻生総理にお任せし、その決断に我々も従っていく」と強調。伊吹派の伊吹文明会長は「人を批判したら国民は拍手喝采するかもしれないが、政権担当能力を付与してくれるほど甘くない」と鳩山氏を批判した。


 民営化推進派の中川秀直元幹事長も記者団に「内閣一体として適切な結論を出していただけるだろう」と述 べ、鳩山氏を牽制(けんせい)。鳩山氏も出席した党代議士会では、小泉チルドレンの中川泰宏衆院議員が「指名委員会は(続投を)決定した。それを内閣が変 えるなら、明日解散し国民の民意を聞く。もしくは1人で騒いでいる鳩山総務相にお辞めいただく」と辞任を要求した。


 日本郵政の社長人事の混迷については、経済界も懸念を強めている。


 経済同友会の桜井正光代表幹事は2日の会見で「社長人事は指名委員会に議論してもらう委員会設置会社方式になっている。それを重んじるのが大事だ」と述べ、人事への過度な政治介入を批判。ある財界首脳も「経営問題のはずが、政争の具になっている」と半ばあきれ顔だ。


 水面下で西川氏の後任探しを進める鳩山総務相は複数の民間企業の元トップなどに打診したが、難航している模様。日本経団連幹部は「この逆風下で社長を引き受けるとしたら、よほどの物好き。後任の推薦を求められても、責任は持てない」と冷ややかだ。【転載終了】



 鳩山総務大臣とは、何者か。? 現代の『徳川直参の勝海舟』か? そうとも見える。ならば、一貫して、『正論』を貫いて欲しい。


 そうして、更迭を断行すると、麻生総理が鳩山総務相を罷免せざるを得ない。決して彼はやめない。やめるべきではないし、やめる必要はない。その時、総理が罷免するかどうかが問われてくる。


 麻生総理が鳩山を罷免する時、自民党は終わる。自民党は総売国派となる。


 もしも、鳩山総務相が、更迭を断念すると、『徳川直参の勝海舟』から、『凡庸の直参』に成り下がる。いずれにしても見物である。


 鳩山・麻生コンビの英断が、郵政健全化を促す。これは間違いない。最後っ屁という、少し言葉は悪いが、勇断を期待したい。


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