日々に薔薇と共存

大好きな薔薇を追っかけて日々癒されて生活をしています。

宇和島‣遊子水荷浦(みずがうら)の段畑

2016-04-25 09:11:24 | 旅行・観光

先日、地域の皆様と宇和島市の遊子水荷浦の段畑に行って来ました。

遊子水荷浦は重要文化財景観に剪定されています。

 

まず最初にバスの中から、

宇和海沿岸のリアス式海岸に急峻な地形に段々畑を目にすると圧巻!でした。

駐車場から見上げた段畑。

駐車場の前は海

先人方が一つ一つ開墾された段畑を見ているだけで、頭が下がります。

散策することにしました。

黄色い花を観て段畑に潤いを感じました。

所々にはしごが掛けて有ります。

 

 

 

海を見たり、段畑に目を移したり周りの風景に感動しながら・・・。

真下を眺めるとこんな感じ。

 

年配のご婦人の方がじゃが芋を掘っておられました。

とてもきめ細かくつやつやととした美味しそうなじゃが芋。

心が詰まっているじゃが芋なのですね。

 

 カラーの花の花も段畑に生き生きと色を添えていて、

目を楽しませてくれました。

だだ歩くだけでも大変なのに、

この急峻な畑で農作物を作られる方のご苦労が多いだろうと思い・・・。

道路から下の段畑を見ると、美しさを感じます。

幅の狭い畑です。

先人方がこの急峻な地形にもかかわらず丹精を籠め造られた段畑には、

生きることの強さが伝わって来ました。

今なお現在に至るまで、段畑を大切に営まれ続けられる力に敬服するばかりです。

30度を超える急傾斜地に開墾された段畑は、

とても美しい景観を醸し出しています。

先人方が一段一段と積み上げて・・・。

気が遠くなりそうなほどの段畑の数・・・。

いつも思うのです。下から?上から?畑や田の石かけを積まれ造られたのかと?

玉葱もすくすくと育っていました。

写真では分かり難いのですが、赤ちゃんの頭ぐらいの大きさに見えました。

 

 

頂上から反対の方向の海

海には、幾何学模様の養殖筏が無数に浮かんでいるのを見て、

【生きること】について深く考えさせられたり・・・・。

人々は自然と共存しながら営み続け生きていることを再認識。

そして、その中で美しい景観を作りだし人々に感動を与えている・・・。

 

じゃが芋堀りも終わった様子。

一輪車にじゃが芋を載せて運ばれています。

 

 

モノレールも設置されていました。

 

海と段畑をを見ながら帰りました。

 

リアス式海岸で半農半漁を古くから営まれで続けられ、

現在も大切に継承されている水荷浦の方々の姿を見て感銘を受けました。


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