日々に薔薇と共存

大好きな薔薇を追っかけて日々癒されて生活をしています。

長者の棚田(高知県仁淀川町長者)

2015-11-17 10:21:02 | 薔薇いっぱいの庭
松山(国道33号線)から走り柳谷を過ぎると
最初の信号を右折(国道439号線)し、走ると長者へ


仁淀川のパンフレットで長者のことを知り
どうしても訪れてみたいと思い行って来ました。

高知長者マチュピチュ?
長者川から見上げると棚田が美しい景観を醸し出し
空に向かうように石垣の棚田は圧巻!
急な斜面に幾重にも石垣が・・・・。


長者川の源は、四国カルスト台地、清流仁淀川のもう一つの源流域だそうです。









空を見上げて、



大きな石垣を過ぎると




長者集落









長者の大銀杏

樹齢1200年・樹高約15m・根回り11.6mで県指定天然記念物
もともとは樹高40mの3本立ちの木だったそうです。
1816年(文化12年)に一幹を十王堂の改築に使用されてとか。



長者の大銀杏を離れてみると










長者の大銀杏の近くにレストランがあります。







駐車場も広いです。



私はランチを頂きました。美味しい!



コーヒーもついています。



レストランから眺めた景色



光りも紫色に輝き…やはり長者?






ススキの所も棚田ですが、
所有者がなかなか分からなくて手入れができてないそうです。


この部分も棚田?



名前の由来は、1200年前、
阿波から来た長者にちなんで名づけられてそうです。

400年前ほどから、開かれ受け継がれて来た長者の棚田だそうです。
石を丹念に積み上げられた棚田を見て、ただ凄いと感心!

先人たちがひとつひとつ石を山の斜面に運び、
石垣を築かれ田畑を増やされたことは、
言うに及ばず大変な動力だったことでしょう。

その数は600枚と聞き驚きです。

昭和30年代頃は長者の人口も多く、
道の両側には映画館やパチンコ店、診療所、旅館、飲食店が立ち並んでいたそうです。

その当時を想像して、棚田を眺めて散策しました。


人口も減り農家の高齢化も進み、これから先守っていくことも大変でしょう。
でも大切に守っていって欲しいと切実に思いました。





近くに赤い実が?








帰りは茶畑を観ながら・・・。















市内が見えます。




夕陽が沈もうとしています。