日々に薔薇と共存

大好きな薔薇を追っかけて日々癒されて生活をしています。

嬉野温泉・呼子・柳川 柳川藩主立花邸「御花」(2)

2015-11-12 12:00:55 | 薔薇いっぱいの庭
柿の産地の風景を観ながら、
収穫される折も、
重くて傷がつかないようにしないといけないので大変だなぁと思いました。









そして、柳川藩主立花邸「御花」へ
ワクワクドキドキしながら、藩主一族の暮らしの中に・・・。

迎賓館として西洋館と、和館の大広間という当時流行の形式の邸宅だそうです。






手前の瓦屋根の家が和館





一歩足を踏み入れると、別世界へ誘ってくれました。
最初に西洋館の中にて






窓の形も何気ないお洒落!



暖炉の模様も花。













窓も素敵!




階段を降りながら、外の景色が見えるなんて素敵ですね。。



西洋館へ続く廊下の中庭




和館




長い廊下には、金箔押桃形兜がズラリと






廊下から部屋に入ると、100畳の大広間の開け放たれた窓が切り取る黒松の庭園。

黒松に囲まれた池庭「松濤園」







屋根の瓦も凄い!








座敷から眺める庭園は美し過ぎる・・・言葉がピッタリ。




野鴨もつがいで優雅に。岩で休んだり…泳いだり。






どの場所を切り取って撮って映しても綺麗。













上の写真の建物が見える場所から撮ると下の写真の景色。







この建物は結婚式場にもなっているようでした。
階段に造花が飾りつけて有りました。






又入るとすぐに楠の古木の大きさにびっくり!









「松濤園」は、黒松280本。1500個の庭石。
石灯籠14基が配され、2つの島と多数の岩島だそうです


柳川藩主5代藩主、立花貞俶は
政務の疲れを癒し、家族と穏やかな時を過ごすために
屋敷を設けられたそうです。

また、当時この辺りを「御花畠」と言われていたことから、
柳川の人々は「御花」と親しみを込めて呼ぶようになったそうです。


立花家史料館
















江戸時代中期より受け継がれる代々の雛人形とその調度品の数々には驚きました。
本物と変わらぬほど、繊細な細工に感嘆!

お姫様が暮らしを思い浮かべながら見ていました。











































別邸に来られるときは、近くても船に乗って来れれたそうです。
全て優雅なんですね。



柳川藩主立花邸を後にして、嬉野温泉へ