TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

大型パネルの建て方

2019-10-01 13:00:42 | *なか土間の家
晴天に恵まれて、まさに建て方日和。
なか土間の家では、「木造大型パネル」による工法を採用しています。
山形では、初?の試みだと思います。



木造在来工法ですが、プレカット工場で材木の加工と壁の組立てをあらかじめ行い、パネル化した物を現場に搬入し、建て込むという工法です。
天候に左右されやすい雪国の建て方においては、ほぼ1日で上棟できるため、メリットがあります。
また、工場で壁の断熱材までセットしてくるので、工期短縮と同時に断熱気密の施工精度を担保することが可能になります。
山形では、私たちが普段取組んでいるような200mm断熱の超断熱超気密建築を施工できる工務店さんは、まだまだ多くはありません。
職人不足や高齢化が、これから表面化すると思いますが、クライアントさまのご協力のもと、こうした取組みにも挑戦しています。木造大型パネルは、現場においてもメリットは大きいと思います。




外壁は、天童の家につづきソリド 、色は鉄黒の予定です。
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