魚鳥木☆

百年後にも多種多様な動植物を伝えたい!!その為にも、生物多様性の保全について勉強していきます

自然環境保全センター事業報告会 2022/10/29

2022-10-29 16:57:52 | Weblog
神奈川県の自然環境保全センター事業報告会をオンラインでききました
70名近くの方が参加していました
自然環境保全センターの方々の報告も丁寧で分かりやすく、また、質問も活発にあり、丹沢・大山が、地域の方々に愛され、見守られている自然なのだなと感じました。
保全センターの方々の活動は、地道な物が多く、森林が遷移するのは20年、30年の単位なので、単年度で得られる成果出はないので、職務のモチベーションを保つのが難しいと思いますが熱心に活動されていると感じました。
電気やガスのインフラの仕事のように、あって当たり前と感じているものを絶やさずに存在させるお仕事ですね。
地域の方々の丹沢大山への関心度も高く、今後も、このような活動が続いていってほしいなと思いました。

ここの発表の感想です
丹沢・大山に多くの方が訪れる事による登山道の過使用による植生への影響は、地道な木道の整備を実施。また、木道設置のモニタリング結果も報告されてました。(設置するだけでなく、モニタリングされてることに感銘)
トイレ問題は、微生物による汚物処理トイレの設置。資金はトイレ使用者から1回100円徴収。資金繰りは大変。
トレールランによる植生や他の登山客への影響は、イベント運営団体との話し合い、イベントの報告等でトレールランのマナー向上が進んできている(新しい自然の楽しみ方を排除するのではなく、共存を模索された姿勢が素晴らしい)
少しづつ改良を重ねて、工夫され苦労されているけど、前に進んでいかれてる。

・シカの問題は、20年間、有効な解決策が見いだせていないようですが、計画的に対応を進められているとのこと。

自然が相手なので、すぐには解決しないですが、長期的にモニタリングしながら、丁寧に進められている神奈川県。
丹沢大山を大切に思われる県民の存在が大きいと感じました。

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