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2008年12月13日(金)に東京ビックサイトで開催された日本最大級の環境の展示会エコプロダクツ2008に行ってきました。
エコプロダクツとは、企業や団体、学校等が環境に関する製品や取り組みを展示しているイベントで、12月11日から13日の3日間開催されました
ステージやシンポジウム、セミナー等、展示以外のサイドイベントもありました
セミナー等は事前予約制が多く、残念ながら参加することができませんでしたが、展示のブースですら半分も見て回ることができませんでした
会場には学生の姿を多く見ることが出来、大変よかったです
小学校が学年単位で社会見学として見に来ているようです。
私は食や生物多様性に興味があったので、食品会社や生物多様性コーナーを中心に見学しました。
本日は鉄道関係の展示のご報告
エコレールマーク
このマークの存在をご存知ですか?
商品や資材を運搬する際にトラックで運搬するより貨物列車で運搬する方が、CO2排出量が削減できるとの考えから、貨物輸送を一定基準以上取り入れた場合、商品または企業にエコレールマークを使用することができるそうです。
この認定は、財団法人 鉄道貨物協会が行っています。
認定基準等は国土交通省が作成。
現在、飲料、トナーや農作物などが商品認されており、花王㈱、パナソニック電工香川㈱、味の素ゼネラルフーズ㈱、㈱日立製作所 など、47社が取り組み企業として認定されています。
これらの企業はホームページ上や会社案内などでエコレールマークを使用することが出来ます。
日本が京都議定書のCO2削減目標達成のため、日本における二酸化炭素排出の約21%を占める物流での取り組みとして、荷主と物流事業者が協働してグリーン化促進のため“グリーン物流パートナーシップ会議”を設け、モーダルシフト等を推進しています。
このエコレールマークもその活動推進の一環のようです
平成18年4月に改正省エネ法が施行
年間の貨物輸送量が3,000万トンキロ以上の事業者は、年一回、物流部門の省エネ対策、設備投資等の期待と効果の計画の提出の義務と以下のような点の報告義務がある。
・輸送量(トンキロ) ・エネルギー消費原単価 ・エネルギー消費量算定範囲、算定方法、算定結果 ・省エネ取組状況 ・エネルギー起源CO2排出量 等
今回の展示で初めてしりました。
環境に関する法整備は徐々に浸透していっているようです。
私の考えれる貨物輸送のメリット
デメリット
メリット
トラック輸送に比べて環境負荷が少ない
時間が正確(定時配達できる、配達遅延がなくなる)
トラックの帰りの荷物を考えなくよい
デメリット
コンテナの大きさが統一規格になっている
収集場所が決まっている
時間が決まっている
値段は、どうなっているか調べられなかったのですが、トラック輸送が主流になってる現状を見ると高いかと予想しています。
平成20年8月1日から 平成21年2月28日までお試しキャンペーン実施中☆
鉄道コンテナ輸送の 5つのメリット(パンフレットより)
・お客様の様々なニーズに柔軟なサービスで対応
・発着駅で短期間の留置サービス利用可
・幹線貨物輸送をトラックから鉄道へシフトすると、CO2排出量が約7分の1に削減
・少量スポットから大量輸送まで、あらゆる貨物を輸送
・発車当日まで受付可能、帰り荷確保の心配不要
廃線になりそうな路線も貨物輸送を取り入れられないのだろうか!?
線路を作るのには膨大なエネルギーと投入しているので、有効活用してほしい
このような動きは評価できると思う
Jr東日本の取り組み
鉄道はエコ(電車は自動車のCO2排出量が約10分の1)
車両も省エネ化を推進。(昭和40年代後半から50年代まで主力であった103系に比べ、最新のE233系は半分以下の省エネになる)
ごみのリサイクル(ゴミの約64%をリサイクルしている)
木を植えている(鉄道林を約600万本、約4,200ha保有)
まだ、環境配慮型経営というか、環境として売り出せるものをかき集めました!!っ感じが否めない
でも、確かに鉄道利用は環境に優しいです。
更なる鉄道の普及、特に地方での を望みます。
って言っても、新しい線路を引くのではなく、今ある路線の有効活用って意味です。
Jr東日本研究開発センターフロンティアサービス研究所の取り組み
振動力発電“発電床”の開発
改札付近に設置し、人の歩行振動によって発電を行う。
その電力で自動改札機や電光表示機などへの利用を目指している
面白い取組だと思う。実用までどれぐらいできるのだろうか?