魚鳥木☆

百年後にも多種多様な動植物を伝えたい!!その為にも、生物多様性の保全について勉強していきます

農林水産省が農山漁村に人材派遣を

2009-01-09 10:41:44 | Weblog
寒くなりましたね。
今朝は、外を歩くと寒さで耳が痛くなりました。

さて、ヤフーニュースで農林水産省が地方に人材を派遣を促進させる政策を行うことを読みました。
衰退している農村部に人材を派遣することは、大変よいことだと思います。
しかしながら、詳しくこの政策を読んでいないので、なんとも言えませんが
深みのない政策のような気がします。
農村部の活性化を本気で考えているのでしょうか???
派遣期間は最長1年だそうです。
そんな期間で、何ができるでしょうか?
その後、派遣された人の生活はどうなるのでしょうか?
農村部の活性は、減反政策や国の貿易政策等と併せて考えるべきではないでしょうか?

以下毎日JPより引用
 農林水産省は、農山漁村で働く人材を都市から地方へ派遣する事業を08年度中から始める。派遣の期間は最大1年間だが、若者や失業者に地域の新たな担い手となってもらい、その中から農林水産業の後継者を発掘したいという狙いがある。雇用情勢が悪化する中、失業者に就業機会を提供する側面もある。旅費や手当の助成に、08年度2次補正予算案と09年度当初予算案に計12億円を計上している。【工藤昭久】

 事業の名称は「田舎で働き隊!」。2月16日まで、「仲介役」となってくれる特定非営利活動法人(NPO)や大学、農漁協、森林組合などを公募している。

 仲介役となる組織は、農業、漁業に関心を持つ学生や定年退職者、専門技術者らを募集し、地方の市町村や第三セクター、現地で活動するNPOなどの職場に送り込む。08年度中は10日程度の短期派遣を約800人、09年度は1年を限度にする派遣を約50人仲介することを計画している。働く場を失った非正規労働者らの農村への転身にも期待する。

 農山漁村での具体的な業務内容としては、グリーンツーリズム(滞在型農村観光)や都市・農村交流イベント▽農産物直売所▽農林水産物の加工▽棚田の保全活動--などの企画・運営・手伝いを想定している。

 農山漁村は若者の都市への流出が進み、地域の活性化を担う人材が不足している。地域活性化を目指した都市との交流イベントなどが最近は増えたが、イベントや直売所の運営ノウハウやビジネス感覚を持った人材の確保が大きな悩みだ。

 一方、都市部にも田舎暮らしを希望する人はいるが、農山漁村に安定した就業の機会がないことがネックになり、移住者の数は限られている。農水省は「農村に定着する若者らが増えてくれたら」と期待を寄せている。


http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/agriculture/?1231461493
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花屋で咲くバラの花

2009-01-08 17:37:47 | Weblog
ついに2009年
月日が流れるのは、早いですね。

花屋で売られているバラの花
綺麗ですよね
バラの花を好きな人は多いと思います。

何気なく買われているバラの花。
そのバラの花がどのように育てられているかご存知でしょうか?

そのほとんどは、発展途上国で、作られています。
その国では、貴重な湖の水をバラの生育の為に使用し、農薬を含む水を湖に流し汚染しています。
バラ園にあつまる労働者をターゲットに、湖で漁師が魚を取っています。
しかしながら、このままでは、湖の生態系が崩れ、湖から恵みを受けることができなくなります。

自然は、お金を払わなくても、恵みを私たちにもたらしてくれます。
そのため、私たちは自然はタダであると勘違いし、使いたい放題使えばいいと思っています。
もしくは、そうは思ってなくては、目先のお金という欲求に負けてしまいます。

もちろん、発展途上国でバラを栽培することで、その土地に貨幣がおち、豊かな(物質的に)生活ができています。
豊かな生活を送る権利は世界中の人々が平等にあります。
そのため、産業自体は否定する気はありません。
地球上の人間は皆、目の前に見えていない部分のことも考えていかなくてはいけない時代になっています。

そのような社会にするためには何が必要でしょうか?
私は教育だと思います。

コスタリカでは、前は森林を切り開いてまでコーヒー農園にしていましたが、
政府が政策転換で、自然保護こそが国益の上昇になると考え、国土の1/4を自然保護区域にしました。
生物の研究を進め、特許をとり、その収益の50%の金額を国に納め、その資金を自然保護に回しているそうです。
また、観光にも力をいれており、エコツアー等を開催しています。
教育にも力を入れており、徹底した環境教育を行っています。
そのため、自然ガイドになることを将来の夢にしている子供もいます。
コスタリカは生物種数が豊かで、固有種もたくさんいるので、可能になった政策ではありますが、学ぶべきところはあります。

NHKビデオの“地球白書4 大いなる自然の恵み”を見た感想です。
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