魚鳥木☆

百年後にも多種多様な動植物を伝えたい!!その為にも、生物多様性の保全について勉強していきます

COP10に向けて

2008-11-14 20:02:23 | Weblog
COP10って聞いたことがありますか?
読み方は、『こっぷてん』 コップの展覧会ではありません

COPは、国際条約を締約している国が集まって行う会議の略語です。
その後の数字は、何回目の会議かを意味しています。
COP10 つまり 第10回締約国会議 っていうことです。
現在、国際条約はたくさんあるにもかかわらず、何の条約のCOPか言わないで、ただCOPと呼ばれることが多いです。日本人の好きな暗黙の了解

環境に関する国際条約ですと下記のどれかになります
気候変動枠組み条約(温暖化を取り組む国際条約)
生物多様性条約(命の条約とよばれ、生物多様性の保全、持続可能な社会、公平な生物資源の分配にかんする条約)
ラムサール条約(湿地保全に関する条約)

今回、お話したいのは、このうちの生物多様性条約(略してCBD)のCOP10です。
CBDCOP9は、今年の5月にドイツのボンで開催されました

日本からも100人以上の政府関係者、マスコミ、NGO、研究者、企業が参加しました。
この会議の次期開催国が日本なのです。
2010年に名古屋でCBDCOP10が開催されます

えらいこっちゃです

生物多様性は、政府が対策を行えば、守れるというものではなく、すべてのセクター(政府・企業・市民・研究機関 など)が参加しないと守れるものではありません。
そのため、様々な人への参加を呼びかけている条約でもあります。
条約の事務局長は『2010年のホストは日本国ではなく、日本です』とおっしゃっています。つまり、日本中でホストをしないといけないのです

生物多様性という言葉すら浸透していないのに・・・

で、具体的に何をすればいいのか


それは・・・


これからみんなで考えます



そのために、イベントが開催されますので、その宣伝。


=======(以下、広報文)=========

☆第4回世界自然保護会議 参加報告会

 IUCN/WCC4th(国際自然保護連合による第4回世界自然保護会議)が、スペイン・バルセロナで、今年10月に開催されました。会議は4年に一度開催され、世界各地の政府関係者・NGO・研究者・専門家が集まります。今回も自然保護に関する最先端の話し合いが行われました。そのIUCN/WCC4thに参加して参りましたので報告をさせていただきます。併せて、今年5月にドイツ・ボンで開催されたCBD COP9(第9回生物多様性条約締約国会議。生物多様性JAPANからも4名が参加)での話題も含め、2010年に名古屋で開催が予定されているCBD COP10に向け、開催国として何ができるのか? 何がしたいのか? 私たちはどのような国際的国内組織を作って行くべきか? を一緒に考えましょう。

日時 :2008年 11月 25日
主催 :生物多様性JAPAN
共催 :財)日本自然保護協会,IUCN-J
※ 地球環境基金及び経団連自然保護基金の助成により開催いたします。
参加費 : 無料
要・事前予約
 生物多様性JAPAN事務局 メール:sympo@bdnj.org に下記フォーマットをコピーしたうえで、記載して送信下さい。

名前  :
ふりがな :
所属 :
連絡先(メールor電話番号)
下記の何れかを選択
・報告会のみ参加 ・交流会のみ参加 ・報告会と交流会の両方に参加

●世界自然保護会議参加者からの報告
18時から開場
18時30時から1時間程度
場所:中央大学理工学部(後楽園キャンパス) 5233教室 (最大定員:150名)
 アクセスマップ http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_korakuen_j.html
報告者
・古田尚也氏(三菱総合研究所・生物多様性JAPAN)
・道家哲平氏(日本自然保護協会・IUCN-J)
・吉田正人氏(江戸川大学教授・日本自然保護協会・IUCN-J)

●交流会(サングリアパーティー)

場所 : 中央大学 2号館5階 2502教室 (最大定員:50名)
時間 : 報告会が終わり次第、開始します。

会議の開催されたスペインに敬意を表して、サングリアパーティと致します。サングリア(Sangría)とは、スペインのフルーツカクテルです。血(=スペイン語;Sangre)を見るという意味ではございません。COP10に向けたこの機会に皆様と忌憚の無い意見を交換したいと思います。
※サングリア&軽食のみご用意しております。

問い合わせ&申し込み先 : 生物多様性JAPAN事務局
  〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27
中央大学理工学部生命科学科西田研究室内
  TEL&FAX 03-3817-1886
  ホームページ http://www.bdnj.org/
  メール : sympo@bdnj.org





MY 箸

2008-11-10 13:26:24 | Weblog
ついに!!

マイ箸を購入しました

ずっと欲しかったのですが、なかなかいいものとめぐり合えず、銀座の御箸屋さんで、お気に入りをGET

使い捨てではないので、ずっと使えるように使い勝手がよく、デザインもかわいいものにしました。

これからは、割り箸を使わず、マイ箸を使います

アメリカの動向

2008-11-07 11:04:26 | Weblog
オバマ氏がアメリカの大統領に決まりました。
イラク問題・環境問題でアメリカが世界から尊敬される国ではなくなってしまいました。
そんなアメリカを再度、世界によい影響力を与えられる国になってほしいと国民が願った結果が、オバマ氏の当選だと思います。

国連の環境関連条約への積極的な関与を願います

農家レストラン

2008-11-05 12:16:53 | Weblog
頑張って文章を作ろうと気合を入れすぎると、ブログの更新を滞り気味になってしまう
なので、自分の思ったことを、ちょっとずつでも記載していこうと思います

そのときの感情を、そのときに記載しておかないと忘れてしまう忘れっぽい性格なので

最近、環境の話を書いた雑誌等が増えてきました。
ちょっとずつ見てはいるのですが、まだまだ読み足りていないです

今日は、たまたま手に取った雑誌

“地球船”の最新号(7号)

を読んでみました。

NPO法人 地球船クラブ というところが発行している雑誌で、
衆議院議員 鳩山邦夫氏 他が顧問をされています。

鳩山邦夫氏のエコレター“桃源郷とは”から始まっていました。
鳩山氏の理想とする自然との共生とはどのようなものかから、海の生態系の破壊の現実、昆虫の宝庫であった雑木林を工場団地のために破壊したが、その工場団地には工場で埋まっていない悲しい現実についても書かれています。
そして“自然との共生のキーワードは生態系”であると締めくくられていました。

政治家らしい、自分の宣伝を忘れない文章です
自分の夢や理想を現実化するためには、今の社会では無くてはならない能力です。
自分を売り込むことは。
見習いたいです。
って、この文章の感想は、そこじゃないですよね
最近、自然との共生 ってことをよく聞きますが、私はこれには疑問を感じています。
だって、“共生”って、お互いに利益があって、共に生きていくことですよね
自然にとって、人間がいることが利益があるのでしょうか
田んぼの周辺等にいる動植物 メダカ などや都市で生活している動植物 カラス・ネコ・イヌ にとっては利益があるかもしれません。
しかし、地球全体の生物種からすると、利益の無い動植物の方が圧倒的に多いです。
だから、私は、人間が自然と共に生きていこうとすることは、“共存”ではないかと考えています。
言葉は、あやふやなので、私と同じような考え方をしている人も共生という言葉を使っている人はいると思うので、“共生”という言葉を全面的に否定する気はありませんが・・・・

環境問題の解決には、ひとりひとりの意識の改革も必要だか、先を見る力のある人の増加も必要ですね。
先を見る力がある人がたくさんいれば、開発と保全のバランスが保たれるのではないかなと、工場団地の話から思いました。

農家レストランの紹介
首都圏の無農薬・有機栽培にこだわる農家レストランの食や農業に対する思いを丁寧に紹介しています。
心に残った言葉は“メニューは自然が決めてくれる”“メニューありきではないんです、材料ありきなんです”。
経済重視の社会では、商品を中心に物事を考えてしまいます。
また、ご飯を作るときも、献立から先に考えて食材を買いにいきます。
私の場合は、私の料理の腕不足ということもありますが、このようなメニューの決め方をされているご家庭も多いかと思います。
この感覚から、変えていく必要があるのではないでしょうか
食材からメニューを考えると、人間も自然の一部と感じやすいのではないでしょうか。

とりあえず今日は、ここまで