きみの鐘が鳴る 作/尾崎 英子
を読みました。
いい学校を出て、いい会社に就職したからといって、その人の人生が幸せどうかは全く関係が無いことのハズなのに。
何故か子供をいい学校に入れたくなる親は多いですよね。
そもそも、「いい学校🏫」とは⁉
親のコンプレックスが受験を白熱させているような気も!!
11,12歳の子達が将来のために一生懸命頑張る事自体は、とっても素敵な事で成長にも繋がると思います。
ただ、行き過ぎた偏差値教育の産物で、数値だけの価値感をもってしまったり、
競争に勝つ事のみを追い求めてしまったり
柔軟に様々な価値感を吸収できる年頃なので、その時の経験が、ゆくゆくの価値感を形成してしまう危うさがあると思います。
子ども達が自分で考えて、自分の将来を築いていけるのが理想ですが、なかなか難しいですね。
〜ポプラ社サイトから引用〜
書籍の内容
中学受験に挑む6年生たち。
かけた時間や熱量は、必ずきみを強くする
* * * *
チアダンス部の活動に憧れて、青明女子中学校を目指しているつむぎ。同じ体操クラブに入っていて塾も同じのクラスメイトとうまくいかなくなり、5年生の終わりに転塾することに。
新しい塾「エイト学舎」には、いろいろな子がいた
父親に厳しく管理指導される涼真。
マイペースで得意不得意が凸凹している唯奈。
受験に失敗した姉とずっと比べられている伽凛。
受験をする事情や環境、性格、目指す学校もそれぞれ違う4人。
迎えた2月、待ち受けているものは──?
受験の合否にかかわらず、すべての子どもに、祝福の鐘は鳴る。
未来が開け、さわやかな温かさに包まれる物語。
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