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食べてる時がシ・ア・ワ・セ♪

食べることが大好なしがない一般人の食に関するお話です

麺打ち

2008年02月08日 23時30分00秒 | 自作ラーメン
今日は今週末のつけ麺のための麺作り。
あまり42~53%での違いが判らなかったが、少なめでぼちぼち作り易い45%に設定。
粉は今までの中力粉と強力粉のブレンドではなく強力粉のみを使用した。
ハルユタカブレンド200 g
卵黄16 g
66 g
4 g
かん水8 g
加水率45 %



捏ね終えて足踏みを2回。
その後二つに分けて綿棒で伸ばしてパスタマシンに通して麺帯を作る。





最後はやや太目に仕上げてつけ麺用の麺が完成。
今週末は今年のつけ麺第二弾の予定。

節分につけ麺

2008年02月04日 23時30分00秒 | 自作ラーメン
昨日のスープに味比べをした魚介スープを加えてつけ麺を作製。
チャーシューはスープで煮込んだバラ肉を更にチャーシューダレで煮込んだものと、醤油系の味玉を添えて完成。もう少しスープにとろみが欲しいところ。それともう少し、アクの強いというかパンチの強い魚介系を合わせたスープにした方が良さそう、というか個人的には好み。



加水率の違う麺の違いは今回もあまり分からず。
あんまり判らないのであれば、作り易い水分大目でいい気がする。
低加水にするならば機械で作るもっと低加水にしないと意味がないのかも。

節分ということで、近くの寿司屋の太巻きを一緒に食した。
ここの太巻きはこれぞ太巻きという、やり過ぎの感があるくらい中の具が多い。


晩には昨日とった和風出汁を組み合わせて塩ダレを作製。
塩に関しては前回と同じくフランスのゲランド産の初摘み塩に加えて、今回は藻塩、アンデスのべに塩、しそ塩を使って同じベースの出汁から4種の塩ダレを作製した。
それに加えて貝柱出汁を入れずに鰹出汁を加えたものをベースに藻塩、梅塩を用いて2種の塩ダレを作製。



これで当分塩ダレはなくならないだろう(笑)

和風出汁考察

2008年02月03日 20時00分00秒 | 自作ラーメン
ラーメンに対する和風出汁の考え方。
今まで適当に入れていただけだったが、もう少し考えんとと思い家にある食材を使って種々の和風出汁を作って比較してみることにした。

まずは煮干し系。
家にあるのはウルメイワシ、アジ、アゴの3種類。とはいえ、アゴは焼きアゴとなる。
炒るとかなり味が変化するとのことでウルメイワシに関しては、そのままとフライパンで炒ったものを比較することにした。



左から、炒りウルメ、ウルメ、焼きアゴ、アジの順番。
どれも濃い目に水に対して8%の割合で投入し水出しをし、翌日沸騰し始めるまで煮出して取り出す方法で出汁を取った。炒ったウルメは色も濃いし、香りもかなりキツめ香ばしい感じ。



煮干し系以外では、干し椎茸と貝柱を同様に水出し。
最後に節系は業務用合わせしか無かったのでそれを使うことにした。


出来上がった各出汁を色んな組み合わせで混ぜて味を確認。
これは単独でも良さ気とか、これは単独ではいまいちだが合わせるとまずまずとか、よう判らんながらもちょっとは特徴が掴めた気がした。
実際に必要なのはこれを豚骨やら鶏ガラやらと合わせた時の特徴を掴まねばいかんのだが・・・

味玉も作ることにし、いつもと同じ醤油系の味玉と今回の出汁を使った塩味玉を作製。



晩には昨日取ったスープと先日作った麺を使って醤油ラーメンを作製。
チャーシューはスープで煮込んだロース肉に塩をまぶして作った塩豚風チャーシュー。
これがまた思ったよりいけてる感じで、今までのロースチャーシューの中で最も良い出来となった。麺の方は多加水と低加水の各バージョンを比べてみたのだが、どちらもツルッとした舌触りであまり大きな違いは分からず終い。
明日は太麺のつけ麺で食す予定なのでそっちの方が分かり易いかも。



低加水麺再製作

2008年02月02日 11時30分00秒 | 自作ラーメン
先日失敗した低加水麺。
今度はもう少し水分を多くして、多加水麺と比較することにした。

南部地粉105 g
春よ恋50 g
ハルユタカブレンド50 g
卵黄16 g
かん水5 g
65 g
4 g
加水率(かん水・卵黄含)42.1 %

取り敢えず、水の比率は32%くらいで全加水分の率は小麦粉に対して42%。
春よ恋が少ししか残っていなかったのでハルユタカブレンドで残りは代用。
この加水率ならひとまとまりになり捏ねて伸びてくる感じだ。
足踏みとパスタマシンを使って何度か伸ばし、麺が出来上がり。
当然のことながら水分が少ないと伸びも悪く作るのに力がいって時間が掛かる。

これで、数日前に作った多加水麺と比較して差が出るといいのだが。

つけ麺用豚骨スープ

2008年02月01日 23時59分59秒 | 自作ラーメン
麺を作ればスープも必要。との事で、豚骨スープを作製。
豚背ガラと拳骨を念入りに血抜きしまずは下処理のボイル。
するとヘドロのような汚いアクが浮き出てくる、恐るべし。

      下処理後の鍋には泥のようなアクが浮く

下処理を終えると、後は弱火でコトコト煮込む。
この時点で出てくるアクは普通の泡のような白い物がメインとなる。

     下処理を終えると後に出るのは白いアクだけ

もう一度低加水麺を作り直して、明後日はつけ麺かな。

低加水麺と多加水麺

2008年01月31日 23時59分59秒 | 自作ラーメン
昨年始めに麺を作った時の加水率は40%、夏に作った低加水麺としてのつけ麺は34%だった(卵黄の水分は除いた水のみの加水率)。
その後、一般配合が35%位でそれ以上が多加水麺、以下が低加水麺との記述をしている資料を目にし、昨年末に35%の麺を南部地粉(中力粉)と春よ恋(強力粉)の混合小麦で作製した。

最近更に何種類かの資料に目を通すと30~35%が基本でそれ以上・以下で多加水・低加水に分けられるとか記述してあり、一般的には低加水として製麺所の機械でも28%くらいが限界とか書いてあったり、手打ちでは40%が限界であろうとかの記載も見られた。

いずれにしても昨年末の35%加水麺を軸に多加水麺、低加水麺をチャレンジしてみることにした。
違いが分かり易いように率を大きく振ってみた。使用小麦粉は前回と同じ、南部地粉と春よ恋の1:1ブレンド粉。

加水率は水飲みの加水率、卵黄分を水分として換算した場合の加水率、かん水の分も加水分として換算した場合の加水率を出してみた。
私が使っているのは液体のかん水だが、粉体のかん水を使用した場合を考えると、液体かん水も水分として考えなくてはならないことになるので、恐らく下表の加水率3が本当の加水率になるのだろう。小麦粉が持つ水分もあるが、それは取り合えずは考えないようにした。

まずは楽な多加水麺から。
南部地粉150 g
春よ恋150 g
卵黄16 g
かん水8 g
135 g
6 g
加水率45 %
加水率2(卵黄含)50 %
加水率3(かん水・卵黄含)53 %

合わせて篩った小麦粉に塩水、かん水、卵液を混合したものを加えて全体に混ぜる。

しばらく置いて捏ね、ひとまとまりに纏める。
ビニール袋に入れて足で踏んで伸ばす、伸ばした生地を畳んでまた踏む。
踏み終わった生地をまたもや纏めて暫く寝かす。

後はパスタマシンを使って数回伸ばしては畳むを繰り返して裁断して出来上がり。

次は低加水麺。明らかに始めに混ぜた際の水分が違うのが判る。
南部地粉150 g
春よ恋150 g
卵黄18 g
かん水8 g
90 g
6 g
加水率30 %
加水率2(卵黄含)36 %
加水率3(かん水・卵黄含)39 %


暫く寝かせてひとまとめにしたが、かなり水分ムラが生じておりなかなかきっちりとしたひとまとめにならない。仕方ないのでそのまま強引に踏みに入ることにした。

一度踏み、畳んでもう一度踏む。この辺りで大分生地全体に水分が行き渡った感じ。ただ、まだムラがあるのでもう一度踏む作業をして暫く寝かせる。
その後伸ばしてパスタマシンにかけるのだが、伸びがかなり悪く途中で麺が切れる状態。
何度か試みたが、いつまでたっても麺に伸びや艶が出てこず上手くいかないままだ。
暫くそんな感じで格闘してみたが、結局諦めることにした。これは人力では厳しい。

そんな訳で、どこかの記述に書いてあった通り人力では40%が限界なのではというのを体感する事となった。
結局夜中まで掛かって失敗とは・・・トホホ。
もう少し加水率を増やしてやり直すこととしよう。

今年最後の作品

2007年12月31日 20時00分00秒 | 自作ラーメン
お節作りと平行して前日晩から引き続きお持て成し用のラーメンを作製した。
あっさり系を求めて拳骨、豚背ガラ、鶏ガラ、モミジを弱火で煮込み豚バラチャーシュー、残りの屑野菜を煮込み、昆布、焼きあご、鯵干しの和風スープとあわせて完了。タレは塩ダレを使用。これで塩ダレストックが無くなってしまった。
チャーシューはスープで煮たあと、いつも使っているチャーシューダレで味を付けた。
他の具剤はあまり余裕がなく刻んだ葱だけなのがちと寂しい感じ。


            あっさり塩ラーメン

麺の出来は、中力粉(南部地粉)のみよりも強力粉(春よ恋)を合わせた方がコシもしっかりしてて美味い。グルテンの量を増やせばコシは出るとは思っていたが、それが如実に現れた結果となった、これは今までで一番ええ感じの麺かも。
スープの方はあっさりしていて悪くは無いか、どうも後一越え欲しい感じ。飲むにはいいのだが。

今年最後の作品としてはぼちぼちの出来であった。
後は越前蕎麦を使った年越しニシンそばで総仕上げといったところかな。

粉を変えての麺作り

2007年12月28日 23時00分00秒 | 自作ラーメン
大晦日に友人が遊びに来るのでお持て成しラーメンを作ることにした。
その為には麺を数日熟成させるために寝かせるとすると、今日辺りに作っておかなければならない。
今回は麺に使う塩にミネラル分世界一でギネスに載ったこともある(今も載っている?)という、雪塩というふわふわの塩を使ってみることにした。
しかし、水に溶かしてみると・・・ミネラル分が多すぎるのか白色沈殿はいつまでたっても溶解しない。
これはこれでええかと、そのまま強引に麺に練り込むことにした。


      水に溶け切らない雪塩

ちなみに今回の比率はこんな感じ。
中力粉は今までと同じ南部地粉と粉による違いを確認するために南部地粉と有名な強力粉である春よ恋をブレンドしたものを2種作ることにした。
配合1配合2
南部地粉(中力粉)350 g200 g
春よ恋(強力粉)150 g
120 g120 g
卵黄1個1個
かん水10 g10 g
7 g7 g

果たして出来具合はどれだけ違うだろうか。大晦日が楽しみである。

鶏ガラ清湯スープ

2007年12月09日 15時00分00秒 | 自作ラーメン
以前一度作ったが、スープストックを兼ねて鶏ガラを使った清湯スープを作ってみることにした。

モリタ屋で購入した大山鶏の鶏ガラを3羽購入。
血抜きをして軽くボイルして下処理を済ませ、濁らないように沸騰させないようにじわじわと煮出していく。
目安の温度は上側の温度が85~90℃、じっくり一晩煮込んで、更にモミジを足してしつこく煮込む。
最終的にキレイな透明なスープが出来上がったのはいいが思ったより黄色い。
この黄色さは鶏油のイメージだ。同じ色素なのだろうか。


               鶏ガラ清湯

味の方は結構薄め。
あれだけ時間をかけてこんなもんかぁといった感じ。
この一部を使って晩は鍋に使用し、残りは豚背ガラでも一緒に煮込んで旨味を増やさんとちと物足りんなぁ。

坦々麺 第2段

2007年05月20日 23時59分59秒 | 自作ラーメン
前回の坦々麺はいわゆる良くあるパターンと思われる鶏ガラスープを使ったもの。
今回はこってり坦々麺として、豚骨を強火で煮出して取ったこってり白湯スープベースとして、前回作った辣油、及び再び同じ方法で作った芝麻醤を使ってあえてみることにした。
スープ250ccに対して、芝麻醤は胡麻15g、練り胡麻15gを使用。
前回と同じなのだが前回はかなり胡麻風味が強く胡麻好きにはいいがもう少し控え目でもええんちゃうかという感じだった。しかし、今回はベースのスープがこってりしたものであるせいか、同じ計30gの芝麻醤でいい感じだった。
ベースのスープによってこの辺りの量も適量が変わってくるのが良くわかる結果となった。

因みに味の方は、前回も今回もなかなかのもの。
あっさりかこってりか気分によってどっちがええかが変わってくるといった感じ。
雰囲気を出すために今回はチンゲン菜を添えてみた。


        坦々麺とアボカド

おまけにスポンジケーキの練習。
自家製あんこを間に挟んで小倉ホイップをナッペ。
やはり生クリームの立て具合が足りない感じ。
立て過ぎると戻らないのとナッペしている間に固くなると何かで読んだ気がする2点が気になって、いつも弱いまま塗ってしまっている気がする。
スポンジもぼちぼちやけど、デコレーションも兼ねてクリームの勉強もした方がいいなぁ。


         スポンジ抹茶小豆