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つくばの小田城跡「歴史ひろば」
4月29日、「小田城跡歴史ひろば」が開園した。近くには歴史紹介や遺物の案内所を設けられた。小田城跡は中世と呼ばれる鎌倉から戦国時代に、現在の茨城県の大部分、即ち常陸国南部に勢力をもった小田氏の居城跡である。
小田城跡は、その歴史的重要性および遺存度の特徴から 昭和10年6月7日に国の史跡指定を受けた。指定面積は21万7000㎡と広大である。つくば市では平成21年度から7年間をかけて発掘調査の成果をもとに 城跡中央本丸跡とその周辺約4万㎡の池や土塁を整備したほか、池などの特徴を再現し中世小田城跡を体感できる歴史広場として復元整備した。
現在の残る城跡は鎌倉時代以来何度も作り替えられ廃城後も土塁を壊して堀を埋める鵜などの改変が行われた。現在残る戦国時代末期の遺構は方形の曲輪(本丸)を中心にほぼ三重の濠と大小の曲輪が取り囲む構造で史跡指定範囲でも南北550m、東西450mの規模がある。古を絵図などには外側の町場を囲むような堀も描かれている。小田城跡の最終段階には、この前山城と長大な堀で囲む全長3㎞以上に及ぶ外郭があったとの説もある。
〇「史蹟 神皇正統記起稿之地」の碑
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トイレ
小田城跡案内所
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