ブログを始めて一週間が過ぎた。半世紀生きて、まさかこの年で見る側から書く側になる
とは思いもしてなかった。
平凡なありきたりの人生だったかもしれないが、振り返ると何かに夢中になるきっかけは
いつも偶然な出来事からだった。
前に触れた好きな音楽についても、職業、バスケ、スポーツ、将棋、文学(読書)なども
追っかける対象は、いつも自分のまわりが刺激を与えてくれたように思う。
「人が動くのは、結局、人によるところが大きい」
若いころは、俺の人生は俺が決めるんだとずいぶん鼻息荒く自尊心が強かった。
負けず嫌いの性分が出過ぎて、何でも張り合い真面目に捉え過ぎていた。
もう少し肩の力を抜いたり、笑い飛ばすような余裕があれば、衝突も少なかったかも。
しかし、小学校から大学までたくさんのよき友に出逢ったことをとても感謝している。
社会人になってからも、心から尊敬できる、目標となる先輩・同僚に恵まれたことは、
今現在の動機、目標、やる気につながっている。
この頃、月に何度か、季節の変わり目あたりに、ひどく疲労を感じることがある。
年を1つ重ねることに妙な重みを感じてしまう。あと20年は生かせてほしいと誰に頼む
でもなく、まだまだやりたいことたくさんあるからと自分に言い聞かせてる。
いつの日か、見知らぬ海外でただ静かに雄大な自然に溶け込んで時を感じてみたい。
こんな景色をぼんやりと眺めながら、偶然の贈り物を大切にしよう。