<自作ドレッシング>
3つの都道府県チームが集まり、一日練習試合をやってもらった。
各県ベスト8を狙うチームだけに、お互い良い刺激と課題をいただいた。
1年間、季節ごとか数回必ず練習試合を組むチームもあれば、他県に遠征して
初手合いのチームもある。
同じ地域の馴染みチームだと、相手がどんなバスケットするのか、手の内がある程度
わかった上で臨むから、あまり緊張感はない。自分たちが練習で身につけたプレイが
どれだけできるのかという観点でみるが、初手合いのチームでは、ゲームが始まる
とともに、その特徴を早くキャッチして対応を迫られる観点がみられる。
公式戦前としては、新鮮さと公式戦擬似体験ができる感じで有難かった。
所変われば、ディフェンス・オフェンスもいろいろなタイプと頑張りどころ
があるものだと感心したりして、貴重な練習ゲームになった。
改めて、1対1のオフェンス・ディフェンスの力強さは大切だ。
あと、トランディション(攻守の切り替え)の重要さと
チーム勢いを継続する大事さを痛感。
3チームとも時間帯によって、主導権の波が片寄る。
トータルすると接近してるのだが・・・難しい要素だ。
オンザコート5人のプレイ判断が、かみ合う時とそのバランスを失う時と。
来年の新入生リクルート話が浮かんだ。公立学校は、欲しいと思う選手を
獲れることは稀である。テーマは、実績のない選手をいかに育てるか。
中学時、ベスト16に入ったチーム選手は皆無なのに、高校ではベスト16以上の
成績をあげるんだから、指導者の影響は大きい。
そんな中でベスト16・8をキープし続ければ、今度は選手の方から来てくれる。
トップチームは、はじめから強かったわけではない。選ばれし選手がいない状況でも
良い練習を積み重ね、階段を1つ1つ登りつめていった。
良い結果をだし続けた裏には、必ず良い途中経過が継続されている。
組み合わせとか偶然による要素は、良かれ悪しかれ所詮その時だけのものだ。
「今頑張らないで、いったいいつ頑張るんだ?」
よく選手に言う言葉を自分に投げかけよう。
明日も早朝から練習だ。はやく寝よう。